00 高濱卓也 内野手 22歳 年俸750万円
【2011年成績】 19試合 48打数 4得点 10安打 打率.208 1二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 1四死球 21三振 得点圏打率.143
小林宏の人的補償としてオープン戦の途中でロッテへの移籍が決まった高濱ですが、個人的にはかなりの期待をしています。
阪神がプロテクトから外すだろうと予想をした選手の中で一番に希望をしたのが高濱でしたので、本人としてはやや不本意なところもあったとは思いますが、キャンプからオープン戦で目立ったことでロッテの編成部が触手を伸ばしてくれたことはラッキーでした。
唐川らとBIG4と呼ばれることもあった高濱の秘めたる資質に疑いの余地はありませんので、タイプ的には翔太とともに今江を脅かす存在になるのがベストだとは思いつつも、まずは目先の出場機会を得るためにもポッカリと空いたショートを狙う2012年の飛躍に注目です。
デイリーなどが囃し立てたこともありますが実力以上の評価をされた感のある高濱は、しかしロッテに移籍後はオープン戦でも結果が残せずに開幕は浦和スタートとなりました。
その浦和でも1割台の打率で低迷をするなど厳しさがひしひしと感じられる春先でしたが、そもそもが昨年までもウエスタンで同じく1割台と結果を残せていなかったことを考えれば、最初から一軍でばりばりと活躍をしてくれるなどと望んだことが間違いだったのでしょう。
これは自分としてはちょっと意外ではあったのですが、結果の出ない高濱を見切ることなく辛抱強く高橋監督が使い続けたことで、ようやくにその才能に萌芽の兆しが出てきたことは高濱だけではなく、若手は使ってこそ伸びるという好例になったことを心から喜んでいます。
その浦和では77試合の出場ですから準レギュラーとしての扱いで、230打数60安打の.261ですから低反発球を考慮すれば充分な数字です。
そう考えればドラフト1巡目で入団をしながらも昨年に背番号を剥奪されるなど苦難が続いた高濱が、4年目にしてプロのスタートラインに立った今季だと言ってよいでしょう。
まだまだ非力さは否めませんし、故障がちなところを改善して強い体幹を作ることが第一ではあるのですが、このぐらいの年齢の選手は周りが驚くぐらいに短期間で成長をすることも珍しくありませんので、とにかく重点強化選手として高濱を使い倒すぐらいの来季であって欲しいものです。
古巣との交流戦で見事な二塁打を放って阪神ファンを歯がみさせた高濱の笑顔を輝かすか曇らせるかはベンチ次第ですから、ここは高橋コーチの手腕に期待をします。
【オリオン村査定】 750万円 → 800万円 (△7%)
合法的とはいえドラ1選手を引っこ抜いたことは暗黙のおきてを破ったらしく、横浜高から選手を取れなくなったという変なウワサもあります。高濱獲得は今のところ裏目の印象しかないです。
ショートは西岡並の活躍を期待してしまうのが悪いのでしょう。
今のバッティングフォームだと当たる気がしません。
まぁ昨年レベルでは1軍でやっていくには厳しいですが、きっかけ1つで飛躍的に伸びる可能性もありますので、敢えて期待しないで見守っていこうと思います。
名門横浜高校出身で、ドラフトの時も高評価だったのは今も鮮明に覚えています。
そろそろ芽が出てほしい!
怪我で二軍でも出場が少なかったので、阪神色が薄いからなんでしょうか。
皆さんがおっしゃる通り、野球センスの高さは感じながらも、サトケンにも同じセンスを感じていたので、不吉なことを連想してしまいます。
なので高濱が真摯に野球に打ち込んでいると信じています。
守備を見ているとまだまだなので、アピールポイントは必然的に打撃となりますから、打撃で結果を出してほしいと願わずにはいられません。
この人が出てくるとバサロ鈴木との同期生対決が白熱するので楽しみですね。
が、今になって思えば、高濱の素質を認める高橋2軍監督のプッシュに西村監督が折れたとみるのが妥当なのでしょうねぇ。
守備も打撃もまだ1軍定着レベルには達しているとは思えませんし、高濱の凡ミスからの失点による敗戦を目の当たりにするなど苦い思いもしましたが、目を見張るような強肩や浦和での終盤の打率上昇に今後の可能性を感じ取ることができました
未だ高濱の高校時代の活躍を忘れがたく、また、高濱や新人の鈴木を除く「ドングリーズ」の面々にプロのショートでレギュラーを張れる可能性を全く見いだすことができないことから、「ひいきの引き倒し」を承知で今季、首脳陣が1軍で高濱を使い倒してくれることを切に願っています。
それはともかく高濱はプロ野球入り後、怪我無くシーズンを過ごせた実質初年度ですから上出来でした。昇格はトレードで取ってきた編成に対する現場の姿勢もありますから基本的に使ってみるのが普通です。近年では使われ無かったのは那須野くらいだし。荻野貴が早々に離脱したことでドングリーズが迷走し始めた挙げ句の高濱昇格であり、高濱が浦和で無双していた訳ではありません。とはいえ昇格は高濱には大きな一歩ですから糧にして欲しいところです。
ただ、ホップステップといきたい所で鴨川で離脱だし、左打ちの同世代内野手の鈴木大地が加入しましたから、去年のように期待を一身に、という訳には行きません。先ずはキャンプ、オープン戦で結果を求めたいですね。
1軍もたくさん経験できたので、来季が勝負でしょう。正遊撃手不在、セカンドの後継者も必要、でも外人やトレードの補強はしないという、こんなチャンスあるチームはロッテ以外ないでしょう。
鈴木と争って正遊撃手を確保してもらいたいですね。