オリオン村(跡地)

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2015年通信簿 10 大松尚逸

2015-11-08 00:10:10 | 千葉ロッテ

10 大松尚逸 内野手 33歳 年俸3160万円

【2015年成績】 18試合 49打数 5得点 11安打 打率.224 3二塁打 0三塁打 0本塁打 5打点 0盗塁 3四死球 12三振 得点圏打率.300

いよいよ進退窮まった感のある大松です。
ルーキーイヤーを除けば最少の18試合、53打席でしかなく、そして今季は持ち前のパワーも活かせずのノーアーチでした。
オールスター前に一軍に昇格をしてラッキーボーイ的なポテンヒットで勝利に貢献をした試合もありましたが、しかしそれも長続きはしません。
不振も三年も続けばそれが実力、そんな中での五年目の低迷でFA権を取得したことでトレード候補にもなりえず、あるいは戦力外通告すらあるかと思わざるをえない立ち位置であり、しかしそれでいて球団からは残留要請との報道も流れましたので微妙な存在でもあります。
気がつけば30代半ばに差し掛かり、浦和でも春先から不調で2割に届くか届かないかの低打率から.265まで持ち直しはしましたが青松が15本塁打、細谷が12本塁打、加藤までもが9本塁打を放っているのに対しての大松は6本塁打、もちろん打席数が違いますので一概に比較はできませんが、引っ張り上げる材料に欠いているのもまた事実です。

どんどんと短くなっていく一軍生活ですからナマで見る機会もほとんどありませんでしたが、その打撃スタイルに変化は感じられませんでした。
思い切りに振るのか、当てにいくのか、どっちつかずの中途半端なスイングで、高めのストレートに反応できずの空振りには溜息しか出てきません。
どこでどう道を誤ってしまったのか、待ち焦がれた和製大砲の面影もなく、さすがにこのままでは今度こそ来季がラストチャンスでしょう。
福浦ばりの柔らかいグラブ捌きに長身を活かした捕球とファーストの守備ではいいところを見せるだけに、ある意味で地蔵枠の犠牲者と言えなくもありません。
ただ一軍に居場所を見出すほどに打てなかったのがその理由でもあり、清田のブレイクで外野手としての活路も苦しくなってきましたので、とにかくしんどすぎます。
秋季キャンプのメンバーからも外れてアピールの場もなく、このままでは春季キャンプもおそらくは二軍スタートでしょう。
本来は率で勝負をするタイプでしょうが今の打線に求められるのは飛距離ですので、気持ちのいいぐらいのスイングこそが目指すべきところではないかと思います。
フレーフレーフレー、振れ振れ振れ、風を感じるぐらいに目一杯にスイングをする大松であることを願います。

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