10 大松尚逸 外野手 26歳 年俸2400万円
【2008年成績】 134試合 447打数 62得点 117安打 打率.262 30二塁打 2三塁打 24本塁打 91打点 1盗塁 37四死球 73三振 得点圏打率.308
渇望していた日本人野手の大砲が、ようやく登場してくれました。
初芝以来の20本を越えるホームランは、大砲の登場を長年待ち続けていたロッテファンを狂喜させるのに充分にインパクトある活躍です。
昨年は左方向を意識したバッティングを心かげたことで3割の打率を残したものの、ホームランは5本と消化不良気味の結果に終わりました。
しかし今年は昨年よりも引っぱりぶりを強くし、長打を狙うバッティングに徹していたように見えました。
私としては昨年のバッティングスタイルを評価していたので正直なところプルヒッターへの回帰は賛成しかねたのですが、ズレータらの不調を考えればチームにとっては長打を狙うバッティングは望むところで、本人もそこを考慮したのかもしれません。
かと言ってプル専門までではなく、昨年ほどではなくとも逆方向へのバッティングもそれなりにできていましたので、今年は成長への第二段階だと考えることにします。
来季は長打と広角打法を両立し、.280の30本塁打を目標として頑張ってもらいたいと思います。
単にホームラン数が増えただけではなく、打点が増えたことも今季の大松の成長を物語っています。
昨年も得点圏打率が.288と勝負強さを見せていた大松ですが、今季は更にアップした.308での91打点と、チャンスに強いところを見せてくれました。
何より満塁男と呼ばれるぐらいに満塁での成績が素晴らしかったこと、これは精神的な成長があったからこそだと思います。
もっとも世間で満塁男と言われ始めてから肩に力が入りすぎて空回りし始めたのが課題で、もう一段の成長を期待したいところです。
そういう意味では、来季は敢えて4番を任せることで強制的に精神面での成長を促すこともよいかもしれません。
大松と言えばどうしても避けられない話題が、左腕に対する起用法です。
三瀬から粘りに粘って放った満塁アーチのように、左腕に対してからっきしダメな大松ではありません。
竹原が昨年ぐらいの結果を残していたのであればまだしも、その竹原が不振にあえぐ中で大松を単に左腕ということでスタメンから外すバレンタイン采配は理解に苦しみます。
とにかく左対左などは慣れの問題でしかなく、またチームとして中軸を担ってもらいたい選手なのですから、休養以外の理由でスタメンから外すことは賛成できません。
さすがに中盤戦以降は左腕でも大松をスタメンに起用し始めたバレンタイン監督ですが、こういう選手の意欲を殺ぐような采配は選手との信頼関係を失いかねませんので、来季は考えを改めてもらいたいところです。
成長を見せた対左腕での打撃だけではなく、試合に出場し続けることで守備や走塁にも余裕が出てきました。
当然のことですが名手と言われるほどではありませんが、誰もそこまでは期待をしていませんので、足を引っぱらないレベルまで持ってきてくれれば充分です。
そのためには一歩目を大事にすること、守備でも走塁でも一歩目が遅れがちのように見えますので、これは反射神経や積極性の問題なので難しいことではあるのですが、そこを来季へのポイントとして鍛えて欲しいと思います。
今年の規定打席到達は、大松にとって大きな自信になったと思います。
本塁打、打点とチーム二冠王で、今やチームの顔としてなくてはならない存在になりました。
来季も大松らしい弾丸ライナーをスタンドに放り込み、ロッテファンを喜ばせて欲しいと思いますし、きっとやってくれると信じています。
【オリオン村査定】 2400万円 → 5000万円 (△108%)
30本という目標は良いかと思いますが現実的には.280の20本、80打点くらいいければ十分かと…。
今年は85点といったところかと。
来季は打撃がある程度安定したら、守備と走塁のスキルも上げてもらいたいと思います。
そしてケガだけには気をつけてもらいたいです。
でも終盤で守備固めで変えられて最終打席回ってこないなら、左腕活かして今からファーストコンバートしてフルイニングして欲しい★
ファイテン仲間の金本並の強靭さが無いようなら。
ロッテファンとしてやはり待ち望んでいた和製大砲がようやく現れたって感じで嬉しいです。
ことしはなんといっても7月ですよね。
あのころの大松はどんな球でも打ち返せそうな感じでしたし、見ていて非常に心強かったです。
8月は正直ひどかったですが終盤にややもち直したのでよかったと思います。
プルヒッターの大松も悪くないと思います。
オリオンさんのおっしゃるとおり広角にも長打が打てますんで。
三瀬から打ったホームランはすごがったですね。
テレビの前で独りで感動してました笑
来年は30発以上打ってくれたら最高ですね。
ところで大松がマリンでホームランを打ったときの不敗神話ってどうなりましたっけ????
何度もチームを救うアーチも放ってくれました。
打率にしてもホームランにしても来季に向けて伸ばす余地のあるところですから、頑張ってほしいと思います。
ダルビッシュの真っ直ぐに完全に力負けしたり、ソフトバンクの和田、杉内の両左腕に全く歯がたたなかったり、実際乗り越えなければならない課題も多いです。
因みに隣県の石川県出身の大松が打つと、私の地元新聞の記事も大きくなります(笑)
ただダルビッシュや岩隈は別格としても、力のある投手に高めの速球で責められるとあっさり三振orポップフライというのが目に付きました。
高めの速球と左腕の外に逃げる球。これらを打てないまでもカットできるようになれば、三冠王だって夢じゃないでしょう。全盛期のホークス松中はそんな感じでした。
確かにこれまで大松は故障らしい故障はしていませんので、そろそろ危険かもしれませんね。
今年の成績で内角を攻められることも多くなるでしょうし、今江と一緒に逃げる練習をしてもらいましょうか。
>miyorinさん
確かに昨年などは大松や竹原に出場機会を増やすために一塁守備の練習をすべきだと思いましたが、今となっては竹原はともかくとして、大松は外野手としての守備力を上げることを優先して欲しいと思います。
慣れない守備をしてふくらはぎなどを痛める方が、怖いように感じます。
>takaさん
不敗神話の行方は不明です(笑)
大松も終盤に息切れしたことを課題に、来季はシーズンを通して調子を維持できるように頑張って欲しいですね。
当然主軸としてフルに使うことをさすがのバレンタイン監督も考えるでしょうから、その起用に応えられるよう開幕ダッシュに期待したいです。
>富山マリンさん
角度のある左腕の外角に逃げていくボールにはからっきしでしたから、あそこの選球眼を向上することも課題のひとつですね。
そう言えば大松は金沢出身でしたっけ、今日これから金沢方面に旅立つ予定です。
松井に負けないぐらいの成績を、来季は期待しましょう。
>伊予カモメさん
変化球にもついていけるようになったのが大きいですね。
一昨年までは変化球がダメダメでしたが、昨年に手応えを掴んで、そして今年に開花した感じです。
緩急をつけられるとタイミングが外れた情けない空振りをすることが目立つだけに、そこいらの見極めも来季は向上して欲しいと思います。
今年の大松選手はまずシーズンを通して怪我無く
1軍でやってくれた事が収穫です
ホームランや打点を大きく伸ばしたこともありますが
何よりここで打ってくれという場面で打ってくれる
勝負強さこれは教えてできることではないと思うので
本当にファンとして心強い選手になってくれました
もちろん課題もありますが、今年の大松選手に対して
僕の期待してた数字より良かったので納得しています
左投手に関しては大松選手はロッテの左打者の中で
一番上手く対応していたと思うので使ってほしいです
これだけの数字を残してもまだまだ伸びしろのある
選手だと思うのでこれからも期待したいです
打率は低くとも打点が稼げればポイントゲッターとしての役目は果たしていますので、今年は充分な活躍をしてくれたと思います。
仰るようにまだまだこんなものではないと思いますし、来季も打点を1番に考えた打撃をしてくれればチームも上昇することになりますので、頑張ってもらいましょう。
>けとるさん
昔ならまだしも、球場が広くなったパシフィックで24本塁打なら充分に長距離砲だと思います。
リーグで7番目のホームラン数ですし、長打率も5割近いです。
打点が少なければ打率の低さがクローズアップされるでしょうが、リーグ6位の91打点は堂々たる成績です。
もうちょっと評価してあげてもよいのではないでしょうか。