電脳筆写『 心超臨界 』

あなたが犯す人生最大の過ちは
過ちを犯すことを常に恐れることである
( エルバート・ハッバード )

南京大虐殺という嘘 《 本多勝一氏の出自――若狭和朋 》

2024-06-30 | 05-真相・背景・経緯
発言集団シューレとうい団体の代表で若狭和朋(わかさかずとも)氏という人がいます。若狭氏は日本をダメにすることに専念しているかのような左翼の中に、日本がダメになることを望んでいる国に繋がりを持つ人がいるのではないかという疑念を抱き、その出自を調べました。 . . . 本文を読む

真珠湾攻撃の真実 《 真珠湾攻撃70年の意味――西尾幹二 》

2024-06-30 | 05-真相・背景・経緯
西進への米国の果てしない衝動は、他の西欧諸国とは異なる独特の、非合理的な熱病じみたものを感じさせる。満州へも、中国本体の中心部へも、思う存分介入できなかった米国は、とうとう最後に南方からの介入で、抵抗を一気に排除しにかかった。フィリピン、グアムを軍事拠点に、英国やオーストラリア、オランダとの合作により南太平洋を取り囲む日本包囲攻撃の陣形を組み、大陸への資本進出を実行する障害除去のための軍事力動員の道に突っ走った。かの真珠湾攻撃は、米国の理不尽で無鉄砲なこの締め付けに対する日本の反撃の烽火(のろし)であった。 . . . 本文を読む

悪魔の思想 《 近代日本人、合理性の証明――谷沢永一 》

2024-06-30 | 04-歴史・文化・社会
ここに『日本科学技術史大系』全25巻別巻1冊(昭和39年3月~47年2月・第一法規出版)という叢書があります。これは論説や史的研究ではなく、それぞれの時代における原資料を忠実に復刻した資料集です。この『体系』の出版は戦後ですけれども、資料そのものは近代期の全期間にわたってすでに公表ずみの共有財産ですから、近代日本における科学技術の発達がいかに盛んであったか、ひとめに見わたすことができます。近代日本は科学技術の面でもめざましい発達を遂げたのでした。 . . . 本文を読む

東京裁判はインチキ 《 原爆使用への痛烈な皮肉――渡部昇一 》

2024-06-30 | 05-真相・背景・経緯
第1次大戦時のドイツ皇帝ウイルヘルム2世はオーストリア皇帝に宛てた手紙で「この戦争を早く終わらせるためには、国民を殺してもいいし、民家を略奪してもいい。とにかく戦争を早く終えたほうがいい」と書いたとされるが、〈みずから指令した残忍な方法を正当化するために、ドイツ皇帝が述べたといわれている言葉と、第2次大戦後これらの非人道的な爆撃を正当化するために、現在唱えられている言葉との間には、さして差異があるとは本官は考えられないのである〉。 . . . 本文を読む

WGIP 《 巧妙な四つの占領政策――西尾幹二 》

2024-06-30 | 04-歴史・文化・社会
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムというのが、昭和20年12月以降に成立します。戦争に関する罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画、と訳したらいいでしょう。そして、アメリカ占領軍の中にそのための委員会をつくりまして、いかにして日本人に罪の意識を植えつけるかを考え、これを実行した。 . . . 本文を読む

歴史を裁く愚かさ 《 日本が犯した罪と犯していない罪——西尾幹二 》

2024-06-30 | 04-歴史・文化・社会
一部東南・西南アジアの力弱き国々以外の、世界中のほとんどの大国は依然としてナチの犯罪と日本の犯罪を一緒にし、無理やり日独ファシズム共同戦争体制観のフィクションを堅持しようとする。そういうフィクションに立脚する歴史観とそうではない見方の大格闘が、国内のみならず国際的にも始まりつつある。そのことを指摘しておきたい。 . . . 本文を読む

日本史 鎌倉編 《 義政に見る「偉大なる祖父」義満の影響——渡部昇一 》

2024-06-30 | 04-歴史・文化・社会
義政が将軍になると、父の義教や伯父の義持には倣(なら)わず、祖父の義満の生活を憧憬(しょうけい)するのである。ここでも、父の死後にたちまち父の道を改めるという足利氏のパタンが出ている。あるいは趣味の隔世遺伝とも言うべきか。武断的であった父の非業(ひごう)の死を知っている義政にすれば、武はうとましいものであり、文に憧れるようになったとしても、それは当然かもしれない。 . . . 本文を読む

日本史 古代編 《 欧米人が天皇を理解できない理由――渡部昇一 》

2024-06-30 | 04-歴史・文化・社会
ともかく日本は、西洋でいえば1世紀ごろにローマの史家タキトスが描いたゲルマン社会の根本体質を失うことなく、現代の「大国」になったのであるから、欧米人に不可解なことがいろいろあっても仕方がないのである。有史以前のシャーマニズムの中心者の、血のつながった子孫が、今なおGNPでトップ・クラスの近代国家の元首(憲法の表現では国民統合の象徴)であるという例は、ほかには絶無なのであるから、善かれ悪しかれ万邦無比である。 . . . 本文を読む

読む年表 明治~戦後 《 露・仏・独の三国干渉——渡部昇一 》

2024-06-30 | 04-歴史・文化・社会
清国は、日本との条約を無効にするためなら、ヨーロッパの国にはいかなる報酬を与えてもよいと言い出した。そこで、帝国主義に固まっていたドイツとフランスが「東洋平和」を名目に、ロシアと呼応して遼東半島を清国に返還せよと要求した。日清講和条約の正式調印から1週間もたっていなかった。これがいわゆる三国干渉である。 . . . 本文を読む

読む年表 明治~戦後 《 下関条約により韓国独立——渡部昇一 》

2024-06-30 | 04-歴史・文化・社会
朝鮮は地続きであるから、彼の地はずっとシナの属国、つまり彼らの首長は「王」のままであった。ところが日清戦争で日本が勝ち、朝鮮が独立したため、朝鮮民族始まって以来はじめて「大韓帝国」と称し、国王も皇帝と称することができた。その事実は、韓国の独立を実に象徴的に表現しているのである。 . . . 本文を読む

読む年表 明治~戦後 《 日清戦争——渡部昇一 》

2024-06-30 | 04-歴史・文化・社会
日清戦争における日本と清国の宣戦布告文書を比較してみれば、その戦争の意義は明々白々である。「朝鮮は独立した一国であるのに、清国はつねに朝鮮を自分の属国として内政に干渉しつづけている」という日本側の主張に対し、清国側の主張は「朝鮮はわが大清国の藩属(はんぞく)たること2百年、毎年朝貢している国である」というものであった。 . . . 本文を読む

人間通 《 臆病――谷沢永一 》

2024-06-30 | 03-自己・信念・努力
臆病もまた決して矯正できない悪徳である。これは生理現象であるから思念よりも肉体的反応が先に立つ。それほどでもない事柄に恐れ戦(おのの)き震えが来る。臆病は即(すなわ)ち怖(こわ)がりである。ぞっとして鳥肌が立った瞬間に後先(あとさき)かまわずひとりで逃げだす。他(ほか)の人も怖(こわ)いであろうから行動を共にしようと考える余裕がない。 . . . 本文を読む

向上心 《 相手の心の扉を開くこの“黄金の鍵”!――サミュエル・スマイルズ 》

2024-06-30 | 03-自己・信念・努力
多くの人たちが考えるように、心くばりはとるに足りないどうでもいいものではない。心くばりは人間関係を円滑になごやかにするばかりでなく、仕事を成功に導くうえでも大いに役立っているからだ。礼儀正しいかどうかによって、その人に対する世間の評価も大きく変わってくるものである。 . . . 本文を読む

自分のための人生 《 責任が半分なら、喜びも半分に!――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-06-30 | 03-自己・信念・努力
自己実現をはばむ行動に固執する理由は必ずしも複雑なものではない。依存心というのは害のないもののようにみえるかもしれないが、実際にはあらゆる幸福や充実感を妨げるものである。自分を依存的な人間関係においた結果得られる、一般的な利点を次にあげてみよう。 . . . 本文を読む

自分を鍛える! 《 読書はその人の文体をつくる――ジョン・トッド 》

2024-06-30 | 03-自己・信念・努力
崇高で整然とした気品のある文体で書きたかったら、まず1カ月間じっくりとジョンソンを読めば、それはさほどむずかしいことではないだろう。高潔で素朴な、外来語の混ざらない純粋な英語の文体で書きたいと思ったら、ジョン・バニヤンの『天路歴程』を何回も通して読むことである。そうすれば書けるようになるだろう。人と腕を組んで何日も歩く時、相手の歩調や足どりに合わせないでそれができるだろうか。われわれの精神が、交わる人の色に無意識のうちに染まるのは自然の法則である。 . . . 本文を読む