電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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親孝行は、子どもに対して「お前はお前だけのものじゃない」ということを実は教えていたのです。特攻隊の生き残りの人たちに、なぜあんなことをしようとしたのか、話を聞くとみな同じことを答えます。親、家族、故郷の人たち、村や国、つまり共同体のためだ、と。
◆親孝行の本当の意味
『「自分」の壁』
( 養老孟司、新潮社 (2014/6/13)、p167 )
おそらく、そこで意味を持っていたのが、昔の修身(道徳)の教えでしょう。たとえば「親孝行」。人間が最初につきあう自分以外の人は、親です。それを徹底的に大切にしろ、とはどういうことか。親のほうは「子どもは親の言うことを聞くべきだ」という教えだと考えているかもしれません。でも、それは誤解です。
親孝行は、子どもに対して「お前はお前だけのものじゃない」ということを実は教えていたのです。
特攻隊の生き残りの人たちに、なぜあんなことをしようとしたのか、話を聞くとみな同じことを答えます。親、家族、故郷の人たち、村や国、つまり共同体のためだ、と。
そうした考え方を戦後は徹底的に否定しました。その結果、自分の人生は自分のためにある、という考え方が暗黙の前提とされました。その延長戦上に、個性の尊重、自分らしさや「自己実現」といった考え方があるのでしょう。
日本の伝統的な考え方からいえば、「特攻隊」というのは当たり前の行為です。自分のために生きているわけではない、という考えがベースにあるからです。だから、家族や共同体のために命を捨てることは自然な感情だったわけです。
そうした考えを明治以降、日本は変えようとしてきました。すでに述べたように、日本は明治以降、「自己」または西洋的近代的自我というものを無理やり導入しようとしたために、ややこしくなってしまった。
世間よりも先に「自己」がある。何よりもそれは尊重されるべきだ、という考え方です。何よりも「自己」が大事だ、という意識でいけば、特攻隊がとんでもない野蛮な行為だと受け止められるようになるのは当然でしょう。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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親孝行は、子どもに対して「お前はお前だけのものじゃない」ということを実は教えていたのです。特攻隊の生き残りの人たちに、なぜあんなことをしようとしたのか、話を聞くとみな同じことを答えます。親、家族、故郷の人たち、村や国、つまり共同体のためだ、と。
◆親孝行の本当の意味
『「自分」の壁』
( 養老孟司、新潮社 (2014/6/13)、p167 )
おそらく、そこで意味を持っていたのが、昔の修身(道徳)の教えでしょう。たとえば「親孝行」。人間が最初につきあう自分以外の人は、親です。それを徹底的に大切にしろ、とはどういうことか。親のほうは「子どもは親の言うことを聞くべきだ」という教えだと考えているかもしれません。でも、それは誤解です。
親孝行は、子どもに対して「お前はお前だけのものじゃない」ということを実は教えていたのです。
特攻隊の生き残りの人たちに、なぜあんなことをしようとしたのか、話を聞くとみな同じことを答えます。親、家族、故郷の人たち、村や国、つまり共同体のためだ、と。
そうした考え方を戦後は徹底的に否定しました。その結果、自分の人生は自分のためにある、という考え方が暗黙の前提とされました。その延長戦上に、個性の尊重、自分らしさや「自己実現」といった考え方があるのでしょう。
日本の伝統的な考え方からいえば、「特攻隊」というのは当たり前の行為です。自分のために生きているわけではない、という考えがベースにあるからです。だから、家族や共同体のために命を捨てることは自然な感情だったわけです。
そうした考えを明治以降、日本は変えようとしてきました。すでに述べたように、日本は明治以降、「自己」または西洋的近代的自我というものを無理やり導入しようとしたために、ややこしくなってしまった。
世間よりも先に「自己」がある。何よりもそれは尊重されるべきだ、という考え方です。何よりも「自己」が大事だ、という意識でいけば、特攻隊がとんでもない野蛮な行為だと受け止められるようになるのは当然でしょう。