電脳筆写『 心超臨界 』

一般に外交では紛争は解決しない
戦争が終るのは平和のプロセスではなく
一方が降伏するからである
ダニエル・パイプス

道をひらく 《 商売の尊さ――松下幸之助 》

2024-07-13 | 03-自己・信念・努力
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そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
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■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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  他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は
  すこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
  心を定め、懸命(けんめい)に歩まねばならぬ。それがたとえ遠い道
  のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてく
  る。深い喜びも生まれてくる。
  [ 松下幸之助翁 ]


商売というものは、暮らしを高め、日々をゆたかに便利にするために、世間の人が求めているものを、精いっぱいのサービスをこめて提供してゆくのである。だからこそ、それが不当な値段でないかぎり、人びとに喜んで受け入れられ、それにふさわしい報酬も得られるはずである。


◆商売の尊さ

『道をひらく』
( 松下幸之助、PHP研究所 (1968/05)、p168 )

長い人生、迷わずに歩むということは、なかなか容易でない。その迷いの人生に、ひとすじの光明を与え、心ゆたかに生きる喜びを与えるのが、いわゆる宗教というもので、過去の歴史においても、人を救い、世を浄化し、そして数々のゆたかな精神文化を生み出してきた。

宗教の力は偉大である。人びとを救うという強い信念のもとに、世間(せけん)の求めるものを進んで与えてゆく。だからこそ、心から感謝され、そしてその喜びにふさわしい寄進(きしん)が集まる。浄財が寄る。

まことに宗教は尊い。だがしかし考えてみれば、商売というものも、この宗教に一脈相通ずるものがあるのではなかろうか。商売というものは、暮らしを高め、日々をゆたかに便利にするために、世間の人が求めているものを、精いっぱいのサービスをこめて提供してゆくのである。だからこそ、それが不当な値段でないかぎり、人びとに喜んで受け入れられ、それにふさわしい報酬も得られるはずである。

それを、心ならずも値切られて、正当な報酬も得られないままに苦しむということであれば、これははたしてどこに原因があるのであろう。

おたがいに、宗教の尊さとともに商売の尊さというものについても、今一度の反省を加えてみたいものである。
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