電脳筆写『 心超臨界 』

心地よいサマーレインのよう
ユーモアは一瞬にして
大地と空気とあなたを洗い清めてくれる
( L・ヒューズ )

自分のための人生 《 今日のエネルギーは今日に注げ!――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-09-13 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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自責と不安は、私たちの文化における苦悩のあらわれ方としてはもっとも一般的なものかもしれない。自責の場合、気持ちは過去のできごとに集中し、自分の言動のせいで気落ちしたり腹を立てたりする。現在という時を、過去の行為に対する感情にとらわれて過ごすことになる。不安の場合は、今という貴重な時間を未来のできごとに取りつかれて過ごすことになる。後ろを向いていようが前を向いていようが結果は同じである。つまり、現在を投げ捨てているわけだ。


◆今日のエネルギーは今日に注げ!

『自分のための人生』〈原題:Your Erroneous Zone(錯信帯)〉
( ウエイン・W・ダイアー/渡部昇一・訳、三笠書房 (2011/7/21)、p143 )

  過去のことを後悔したり、また将来のことに不安を抱いたりするこ
  とに時間をかけさえすれば、過去や未来のできごとを変えることが
  できる……そんなふうに信じる人がいるとしたら、私たちとは違う
  現実体系を持った別の惑星の住人に違いない。

5章 いつも“今”が最高のチャンス
1 今日のエネルギーは今日に注げ!

人間の一生でもっとも無益な感情が二つある。すんでしまったことに対する自責の念と、これから行なうことへの不安である。まさにそうなのだ。自責と不安は最大のむだである。この二つのまちがった心の状態についてよく考えてみると、お互いがどのように結びついているかわかってくるだろう。

この二つは、同じ状態の反対の極としてとらえることができる(図2)。

   図2
   ×                  ×
   ┣━━━━━━━現在━━━━━━━┫
     (過去)     (未来) 不安

自責とは過去の行為の結果、金縛りされた状態で現在という時を使うことである。一方、不安とは未来に起こるべき何か――たいていは自分ではコントロールできない何かのために、今の自分を金縛りにしてしまう罠である。

一方は未来、他方は過去に対する反応であるが、現在の自分を動揺した、あるいは金縛りにした状態におちいらせるという目的は同じである。ロバート・ジョーンズ・バーデットは『黄金の日』で次のように書いている。

人を狂気に追い込むのは今日の経験ではない。それは、昨日のできごとに対する悔恨であり、明日起こるかもしれないことへの恐れである。

自責と不安の例はいたるところに見受けられる。やらなければよかったことをおもいわずらったり、起こるか起こらないかわからないことで取り乱したり、世の中にはそんな人間が住んでいるのだ。あなたも、おそらく例外ではない。

もし不安と自責の念が自分の心の大きな部分を占めているとしたら、そういうバイ菌は殺菌消毒し根絶しなければならない。自分の人生のあちこちにはびこっている不安と自責という名の微生物などすっかり洗い流してしまおう。

自責と不安は、私たちの文化における苦悩のあらわれ方としてはもっとも一般的なものかもしれない。自責の場合、気持ちは過去のできごとに集中し、自分の言動のせいで気落ちしたり腹を立てたりする。現在という時を、過去の行為に対する感情にとらわれて過ごすことになる。不安の場合は、今という貴重な時間を未来のできごとに取りつかれて過ごすことになる。後ろを向いていようが前を向いていようが結果は同じである。つまり、現在を投げ捨てているわけだ。

ロバート・バーデットの言う『黄金の日』とはまさしく「今日」のことなのだ。自責と不安の愚かさについて、彼は次のような言葉でしめくくっている。

私には1週間のうち2日だけ、決して思いわずらうことのない日がある。恐れや不安におかされることのない、屈託のない2日。1日は昨日……そしてもう1日は、明日である。
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