電脳筆写『 心超臨界 』

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( ブリガム・ヤング )

悪魔の思想 《 竹内好――筋金入りの「反日的日本人」/谷沢永一 》

2024-05-18 | 04-歴史・文化・社会
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竹内好の場合は、近代現代のシナを崇敬し高くもちあげるにとどまらないで、現代シナを尊重し称賛する思い入れを梃(てこ)に用いて、ひたすら、わが国を罵倒する放言に熱意を燃やしました。なにがなんでも、常に悉くシナは正しく清らかであり、そのご立派な尊敬すべきシナに較べて、なにがなんでも、すべて、必ず日本は劣っており間違っている、という結論が一律に導きだされました。


『悪魔の思想』 「進歩的文化人」という名の国賊12人
( 谷沢永一、クレスト社 (1996/02)、p208 )
日本の伝統の徹底的な否定論者・竹内好(たけうちよしみ)への告発状
第9章 その正体は、北京政府の忠実な代理人(エージェント)

  竹内好(たけうちよしみ)
  明治43年生まれ。東京帝大卒。専門は中国近代文学・慶大講師、
  都立大教授を歴任。シナに仕える筋金入りの反日的日本人。昭和
  52年没。

  魯迅を論じたり訳したりしただけで、ただそれだけのけちくさい“
  学識”で、シナの事は何でも知っているという顔をした鉄面皮な竹
  内好は、3千年のシナ文明史をなにひとつ勉強していないのですか
  ら、その劣等感(コンプレックス)の裏返しとして、現代シナをひた
  すら持ち上げ神聖視する戦術に出ました。そして毛沢東政権のもと
  シナは美しく立派な尊敬すべき国となっているのに反して、日本は
  愚劣な卑しむべき国であると言い募る一点張りで通しました。


9-1 筋金入りの「反日的日本人」

英文学者は、もともと英国に好意を抱いていたので英学を志すという場合が多いようです。そして、勉強を積み重ねるほどますます英国に惚れこみ、いつのまにか世界中で英国が最も優れていると思いこむようになります。独逸(ドイツ)文学者も仏蘭西(フランス)文学者も、そのほとんどが判で捺したように同じ傾向をたどりますね。

つまりは、俗にいう「わが仏尊(とうと)し」の無邪気な思いこみなのですから、その限りではいたってほほえましい風景でありますし、とりたてて問題にせねばならぬような実害はなかったようです。

ところで、近代シナ文学の研究者に竹内好という魁偉な人物がいました。この人はシナ学を志したくせに、肝心なシナの古典については無学であり、無関心でしたが、それはともかくとして、自分の専攻である近代シナ文学に執着するのあまり、近代シナが格別に秀でた国であると信じるようになりました。これまた一向に珍しくもない、ありふれた自然な経過です。

ところが竹内好の場合は、近代現代のシナを崇敬し高くもちあげるにとどまらないで、現代シナを尊重し称賛する思い入れを梃(てこ)に用いて、ひたすら、わが国を罵倒する放言に熱意を燃やしました。なにがなんでも、常に悉くシナは正しく清らかであり、そのご立派な尊敬すべきシナに較べて、なにがなんでも、すべて、必ず日本は劣っており間違っている、という結論が一律に導きだされました。

その生涯を通じて竹内好は、日本に対して肯定的な評価を下したことがなく、彼にとって日本はあらゆる面において否定と非難の対象にしかすぎませんでした。反日的日本人という言葉ができるより遥か遥か昔、半世紀以上も前から、竹内好は筋金入りの反日的日本人でありました。

彼の一生は、日本におけるシナの代理人(エージェント)として終始したと申してよいでしょう。昭和41年、竹内好は日本の風潮を批判して、こう言います。繰り返しますが、昭和41年という時点での発言なんですよ。

  どうも日本の指導者は大東亜戦争をつづける方向にいっている。
     (昭和41年5月27日『週刊朝日』〈連載トップ対談〉(21))

たいへん極端な誇大妄想の虚仮威(こけおど)しですが、これは竹内好という“喚(わめ)き立て屋”を特徴づける一貫した性癖でして、これからさき何度も、この種の神経が異様に昂奮した病的発作の放言をご紹介せねばなりませんが、それはともかくとして、時代がそう向いていると見て取ったゆえに、竹内好は、言葉のうえでだけですが、日本を見離して見せます。

  わたしも絶望しちゃいまして、できれば、どこかへ亡命したい気持
  (きもち)です。
                            (同前)

折角そう思いたったのだったら、さっさと憧れのシナ大陸へ亡命してくれたらよかったのにと思いますが、北京政府にとっては、この男がひとり亡命してきたところで、さしあたりなんの使い道もないでしょう。それよりも、あくまで日本に踏みとどまり、北京政府の忠実な代理人(エージェント)として活躍してくれてこそ、シナの国益に多少とも利するところがあるわけです。

「日本は中国とすでに戦争をはじめた」という嘘八百 へつづく
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