電脳筆写『 心超臨界 』

真の発見の旅は新しい景色を求めることではなく
新しい視野を持つことにある
( マルセル・プルースト )

潜在意識が働く 《 『こころのチキンスープ』――ジャック・キャンフィールド 》

2024-07-17 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
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■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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  誰もがアラジンの魔法のランプを持っている。ランプをこすれば、
  強力な召使が現われ、願いを叶えてくれる。それを知る人は成功し、
  知らずに過ごせば平々凡々たる生涯を送ることになる。魔法のラン
  プの正体は潜在意識。仏教の唯識(ゆいしき)では阿頼耶識(あらやし
  き)ともいう。潜在意識が働くのは、あなたが自分の願いをどれだ
  け強く具体的にイメージしているかによる。


キャンフィールドは不思議な行動に出ます。10万ドル(約1000万円)と書かれた小切手を作って、自分のベッドルームの天井に貼ったのです。アメリカでのお金のやり取りは小切手が中心です。キャンフィールドにとって、この原稿が出版され、ベストセラーになり、印税が入ってくるという未来を心に描くためのツールが10万ドルの小切手だったのです。ベッドの上の天井に貼ったのは、毎晩寝る前に10万ドルの小切手を見て、毎朝起きると10万ドルを見るためです。


◆大ベストセラー『こころのチキンスープ』の著者
 ジャック・キャンフィールド

『潜在意識活用講座』
( 及川幸久、幻冬舎 (2019/4/23)、p77 )

ジャック・キャンフィールドは、アメリカの売れない作家でした。収入は7000ドル、日本円で年70万円ほど。しかし、彼にはとっておきの本の企画がありました。

心温まるような、無名の庶民のショートストーリーを集めた短編集を発刊する企画です。

キャンフィールドは、その原稿を書いて、大手出版社数社に持ち込んだのですが、どこに行っても、「実話の短編集? そういう本が売れた前例がない」と言われて、断られました。この本が日の目を見る見込みはありません。

そこで、キャンフィールドは不思議な行動に出ます。

10万ドル(約1000万円)と書かれた小切手を作って、自分のベッドルームの天井に貼ったのです。

アメリカでのお金のやり取りは小切手が中心です。キャンフィールドにとって、この原稿が出版され、ベストセラーになり、印税が入ってくるという未来を心に描くためのツールが10万ドルの小切手だったのです。

ベッドの上の天井に貼ったのは、毎晩寝る前に10万ドルの小切手を見て、毎朝起きると10万ドルを見るためです。

睡眠の前と後にイメージングするという方法は、マーフィーが教えていたテクニックです。

その後、何が起きたか。ある中堅の出版社から彼に声がかかりました。そこから発刊した“Chicken Soup for the Soul”(邦題『こころのチキンスープ』)は1990年代最大のベストセラーになったのです。

そして、キャンフィールドは、最初の印税を小切手で受け取りました。その小切手に書かれていた額は「10万ドル」。

このように、潜在意識は、本人の願いをそのまま実現します。

この話には、重要なポイントがいくつかあります。

まず、イメージングの画像を、発刊された本の表紙でもなく、書店に積み上げられた本でもなく、10万ドルの小切手にしたことです。「小切手」という、願いがかなった時の「象徴的なイメージ」を使っています。日常生活で小切手を使っているアメリカ人にとって、これは圧倒的にイメージしやすいものです。

もちろん、本の表紙をイメージすることで、本を発刊できたかもしれませんし、よく売れたかもしれませんが、90年代最大のベストセラーにはならなかったでしょう。

また小切手の金額を「10万ドル」にしたこと。

年収7000ドルですから、もし彼が謙虚に、あまり欲を出さずに、小切手を「1万ドル」と書いていたら、1万ドルが実現していたでしょう。

ただ、私たちが知っておくべきなのは、潜在意識にとっては、その小切手の額が1万ドルでも、10万ドルでもそれを実現するための難易度に違いはないということです。

「印税1万ドルくらいは売れるだろうけど、10万ドルなんて無理だろう」と勝手に限界を作るのが、私たちの表面意識です。そこで思い出していただきたいのが、「トランプとビルザンカーの実例」です。この話の中の重要ポイントは、「Think Big発想を大きくする」でした。

キャンフィールドは、その時の自分の現実からはとても考え付かないThink Bigな金額を思い描くことにより、本が多くの人々に読まれ、また自分も経済的に豊かになるという願いを実現したのです。

この話にはもう1つ重要なポイントがあります。それは、この『こころのチキンスープ』という本に集めた実話の物語が、どうか人生の挫折や苦しみの中にある多くの人たちの心を温め癒しますように、という彼の「与える」思いによって書かれたことです。この「与える」という考え方は、彼の潜在意識に強く働きかける力となりました。何故なら、潜在意識というのは、イメージングという〈テクニック〉に加えて、その本人がどんな「考え方」をもっているか、この「考え方」が願いの実現に影響する大きな力となるからです。

「与える」という考え方は、第三章の「願いが実現する『3つの考え方』のひとつとしてそこで詳しく述べられているので後ほど説明したいと思います。

ジャック・キャンフィールドは、心を癒し温める『こころのチキンスープ』を人々に「与えたい」という強い気持ちを持って本の出版を実現しました。だからこそ、彼は「潜在意識という名の魔法」を使って大きな奇跡を起こすことができたのだと私は思います。

【テクニック】「イメージング」「Think Big」
【考え方】「与える」
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