ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

今週の木曜リハ・・・頑張るリハビリ、そして持続

2010-10-21 15:11:41 | リハビリ

いやぁ、今朝は寒いし冷たい雨の降る中、今週も行ってきました。いつものメニューをこなしてきました。今日のリハビリ室は、明暗が・・・。明のほうは、超90歳級のリハビラーのトリオの中の『黒一転』男性の方が、例のリハビリ室のテーマソングにしようとしてる『百年桜』という歌を、老人会で歌ってきたと嬉しそうに報告してくれました。また自分で縫ったベストを着て このベスト、背広の生地の再利用をされたとのこと、裾に青いラインが入って素敵でした。 暗のほうは、同じく超90歳級の女性の方が朝、リハビリ室に入ると車椅子に乗っていた。『どうしたの?』と聞くと『太ももから腰にかけて痛くって・・・』とのこと。『無理しないで、お休みすれば良かったのに・・・』と言うと『一回休むと、すぐに力が出なくなって次がねぇ・・・』と言われていた。最近、時期をずらさず、数人の私の友人から『ぶうちゃんに頑張って・・って言って良いの?』と聞かれた。勿論、私の答えは『Yes』・・・。私は励まされたほうが力が出るタイプですから。 最近は『頑張らない〇〇』とかが流行ってるみたいですが、何かに取り組んでいる方はみなさん、それぞれの立場で頑張っていられると思います。それを見ている方から『励ましの言葉』が出てくるのは当然だと思います。だって、その言葉は相手の方を気にかけていることの証だから・・・。勿論、相手の立場や環境にもよるでしょうけれど。 でも、頑張ってる人を励ます、また自分を励ましてくれる気持ち、いわゆるお互いを思いやる心・・・いつも、その相手の気持ちがわかる、心に余裕が持てる自分でありたいなぁ・・・と感じました。くじけそうになった時、かけてもらう言葉は嬉しいものですし、力になります。やっぱり、少しでも良くなりたいですからね。だから、超90歳級のリハビラーの方も、痛い足を我慢してやって来られたのだと思います。リハビラーの合言葉『継続は力なり』ですから・・・。

そんな中、こんな記事を見つけました。大リーガーのイチロー選手の記事です。

『イチロー選手の逸話には事欠かないが、その一つに「本拠地の試合では、朝必ずカレーを食べる」というものがる。具材も味付けも、そして食べる量も同じ。イチロー選手にはスプーン一杯の量の違いさえ判るという。また自家のある愛知県豊山町には、帰省しても同じストレッチ運動ができるように、アメリカで使う器具と同じものが設置されている。「そんなことまで」という細部もおろそかにせず、自ら決めたことを、倦む(うむ)ことなく徹して続ける。この「持続へのこだわり」があればこそ、わずかな体調や感覚の変化を、いち早く察知し、対処して、活躍が続けられたのであろう。「継続は力なり」はすべてに通じる鉄則。中国の京劇に、こんな戒めがる。「稽古を一日休めば、衰えは自分にわかる。二日休めば、舞台の相方にわかる。三日休んで舞台に立つと、客が承知しない。」』

リハビラーにとって『とどまる・休む・手を抜く』ということは、結構、勇気のいるものです。