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ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

闘う防災・・・絆

2011-03-20 14:00:23 | つぶやき

『闘う防災』・・・今、テレビで引っ張りだこの『防災システム研究所』所長の山村氏の著書の題名です。私は、阪神淡路大震災の後、自治会で山村さんに来ていただき、講演を聞いたことがあります。講演の題目は『闘う防災』だった。今、その時の山村さんの講演内容を思い出します。『被害は行政側もサービスを受ける側も同じように見舞われる。だから、行政の援助を待つのではなく、まず、自分たちで災害に立ち向かわなければならない。』『その為にも、自治会や近所のお付き合い、絆を大事に。』『災害に立ち向かう一番の力は、地域の力、コミュニティの結束です。』『助けが来るのを待つのではなく、自らが結束して災害に立ち向かう事が大事です。』『その為に、日頃から、地域で防災意識を高め、自分たちは自分たちで守るという意識改革を!』と訴えられていた事を思い出します。人は『自分の所には災害は起きない』というか、そう思いたいという心理が働きがちです。昔から『備えあれば憂いなし』という言葉があるように、明日は我が身・・・という気持ちで、災害に備えなければいけないと思うし、何よりも、ご近所や地域との『絆』をより強固なものにしておくことが、防災の『イロハのイ』ではないかと思います。何よりもその事を、被災者の皆さんが身を持って教えてくれているのですから。

今回の『東日本大震災』が起きてから、我が家にもいろいろなことが起きました。この様な大変なことが起きている時に、小さな命を受け継いでくださった方、わざわざ九州から我が家を案じて電話をくださった方。電話が通じないために、わざわざ家まで訪ねて来てくれた方。こちらでの買いだめによる物不足のニュースを聞いて、カップ麺や『チンするご飯』を関西から送ってくれた友人、我が家では、私の介護で家を長い時間空けられないために、スーパーに長時間並べないことを知っている方から『お米見つけたから届けます。』とメールをくれ、わざわざ届けに来てくれた方・・・。携帯のメールが通じ始め、着信をチェックした時、びっくりするほど多くの方から、私たち家族の身を案じてくれメールを下さった方達・・・。色々な『絆』を感じた9日間でした。


今週の木曜リハ・・・被災者の方々が教えてくれたもの

2011-03-18 15:02:43 | つぶやき

今週の木曜リハは『計画停電』の時間帯に当たり、残念ながら午前中は休診。前の晩にスタッフの方が休みにもかかわらず、出勤して対応を連絡をしてくれた。 依って、三連休は自主トレに精を出そうと思ってます。但し、地震以来、余震や揺れに対する過敏な反応とニュースの映像を見る度に、あまりの悲惨さに筋肉が緊張してしまい、上手く出来るかどうか判りませんが

今も被災地の現状を伝えるテレビ・・・その映像の中から、被災された方々が色々な事を教えてくれています。協力し合う心・譲り合う心・家族や友人を思う心・諦めず努力をする心・他人を思いやる心・・・。そして、まさに『命を懸けて』災害に備える事の大事さを教えてくれました。私は願っています。同じような災害が首都圏や都市部で起きた時に、同じ行動をみんなが取れることを…。

買占めに走る人たちに、是非、学んで欲しい・・・と思っています。


思い出・・・

2010-11-21 14:48:30 | つぶやき

今日は母の『一周忌法要』だった。早いもので、もう一年・・・。去年の今頃は毎日、意識のない母を見舞いに病院に通っていた。朝・昼・晩と働き詰めで、私たち兄弟を育ててくれた母だった。法要、墓参りを済ませ食事の時に、皆さんが母の思い出を語り合ってるのを聞いて、一気に母の思い出がよみがえってきた。

考えれば心のどこかで、この一年間、無意識のうちに母の事を思い出さないようにしていたのかもしれない。母の遺影に向かって『幸せな人生でしたか?』『親孝行させてもらったでしょうか?』と尋ねても、今となっては確認する術もない…。


絶対あきらめない・・・。

2010-11-09 15:11:37 | つぶやき

今年の日本シリーズは、ロッテの優勝で幕を閉じました。パリーグ3位からCSを勝ち抜いての日本一。 ロッテの監督のチームに対する感想は『負けても切り替えが早く、絶対にあきらめないチーム』だそうです。選手からの監督の感想は『失敗しても決してあきらめず、使い続けてくれる人』だそうです。期せずして、共通点は『あきらめない』・・・。

だから、あきらめちゃぁいけないんです。


最近思う事

2010-03-07 14:41:35 | つぶやき

最近のニュースを聴いたり見たりして、つい気が重くなる・・・。 家族同士の殺人。我が子の虐待・・・。なんでだろう?と考える。ニュースを見てる時に気になった事がある。近所の人や、友人のコメントだ。『仲の良さそうな家族だったんじゃないですか』はまだしも、『余り付き合いがなかったから・・・。』『余り顔を合わせたことがない・・・。』『お子さんがいるとは思わなかった』『別に挨拶もしないし・・』おもわず、え~~っと・・・。 私が小さい頃は、かなりの広範囲の人が『あの子は〇〇さんの家の子だ』『〇〇さんの家で赤ちゃんが生まれた』とか『〇〇さんの家のオジィちゃんが亡くなった』という様に地域で情報の共有というか、何時の間にか情報が伝達される仕組みになっていたように思う。別に誰かが調べて回るのではなく、表に『おしめ』が干してあれば子供が生まれた。家の手伝いで買い物に来た子供がいれば『どこの子だ?』というように、みんなが自分の地域のことに関心を持っていたように思う。今は、紙おむつが主流で、オムツを表に干す事もなく、店舗も大型スーパーやコンビニが主流になってきて、小売店が無くなってきたし、何よりもコミュニティが壊れているなぁ・・・と感じた。昔から『向こう三軒両隣』という言葉があるけれど、ヘタをすると隣の住人と会った事もなく、どんな人かも知らない事があるのでは・・・。コミュニティがしっかりしてる下町や自治会のあるところは、このような悲惨な事件の発生率は低いんじゃないかと思う。 だって、コミュニティの原点は、家庭であり家族だから・・・。