(台北 14日 中央社)高雄メトロ(MRT)が生み出した萌え系キャラクター「高捷(たかめ)少女(K.R.T GIRLS)」が人気だ。2008年の開業から最近まで厳しい運営が続いていた同社の中で、年間1000万台湾元(約3700万円)の増収に貢献。関係者らはさらなる飛躍に期待を示している。
「小穹」(シャオチョン)などと名付けられたキャラクターらが登場したのは2014年。高雄で開催されたアニメ・漫画関連のイベントでお披露目され、台湾だけでなく、日本など海外でも注目を集めた。今ではオリジナルグッズの販売も行われている。
昨年からはライトノベルの連載も始まり、今年初めにはGA文庫とメトロの間で小説出版などに関する覚書が交わされた。
同社ではこれらのキャラクターについて、前向き、情熱的で仕事し対する使命感があり、文化イベントへの興味が旺盛としているが、小説を通じた性格の変化に期待しているとコメントしている。