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世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

映画『フォース・カインド』(※ネタバレあり)

2011年11月23日 | 映画
『THE 4TH KIND』 オラトゥンデ・オスンサンミ監督作品(09年)


劇場公開された頃、深夜の映画紹介番組で見て
「うおう、なんだかわからないけど面白そう!」
と思った作品。
私のこういう直感は、結構当たる(んじゃないかな)と思っています。
(代表例:『‘アイデンティティー’』)


このたび、ヒッチコックの『鳥』と一緒に借りてきたのですが、
サスペンスの盛り上げ方というものも、50年近くたつと
すっかり方法論が変わってきてるわね、という感じがしました。


アラスカ州ノームで起きた不可解な事件を
記録映像と再現映像を交互に交えながらお送りする、という
映画としては斬新ですが、テレビではよくある手法のような気もする作品です。
そして、その不可解な事件は、<宇宙人による拉致誘拐>が関わっている、
という結論(?)になるのですが。


情報を全く入れずに見たので、これは本当の記録映像なのか、
それとも「記録映像というてい」の作品なのか、ちょっと迷いました。
創作だとしたら、すごくよくできています。
『水曜どうでしょう』の「四国八十八カ所Ⅱ」の「怪奇現象」みたいですよ。
もっと派手ですけど。
そして、あ~アメリカだから<宇宙人>に行ったけど、
日本だったら<心霊現象>に行くだろうなあ、
心理学者や催眠療法ではなくて、霊媒師や除霊の方に行くなあ、と思いました。
というか、映画紹介番組で見たときは、そっち系の作品だと思っていました。
悪魔払いとかね。オカルト映画嫌いなんですが。怖いから。
(劇場で見てきた同僚に「宇宙人」とネタバレされて、なんかガッカリした・苦笑)


タイラー博士(本人)のインタビュー映像で、
彼女があまりにもげっそりしていて、
それが一番不気味だったかもしれません。
いや、子どもを誘拐されているのだから、おかしくないんですけどね。
(ね、ここら辺が事実なのか創作なのかで印象が変わりそうなんですよ)


とりあえず、ミラ・ジョボヴィッチは素敵でしたv
 
 

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