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世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

3月の第九

2024年03月13日 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜、3月12日の夜のニュースで、
指揮者・佐渡裕さんの「東日本大震災直後の話」を見ました。

2011年3月11日の震災の3日後に、ドイツの楽団から
「日本に向けてベートーヴェンの第九を指揮してほしい」
というオファーがあったのだといいます。

第九と言えば「歓喜の歌」。
苦悩を乗り越えたところに歓喜はある、と解説された記憶があります。
「すべての人々は兄弟になる」という博愛の歌でもあります。
その第九の演奏を、当時の「日本に向けて」贈ってくれたということを
私は初めて知りました。

わずか3日後に、そのような形で気持ちを日本へ届けようと
ドイツの音楽家さんたちが考えてくれたことと、
悩んだ末にオファーを引き受け、涙ぐみながら指揮を執る佐渡さんの姿に
思わず胸がいっぱいになってしまいました。


ニュース映像は見つけられませんでしたが、
取材ノートはここで読めます。

>>> 岩手取材ノート「指揮者・佐渡裕 悩みながらも届いていた音楽」
コメント
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