AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

記憶に残る本(12)

2008年01月12日 | 「記憶に残る」シリーズ
『超音速漂流』 トマス・ブロック著/村上博基訳
■サスペンス


いま、Amazonさんで確認したら、
「航空サスペンスの古典的名作」と紹介されていました。そうだったんだ…。
というか、著者名が二人分書いてあるんですけど、何があったんでしょう?
私が読んだのは、単行本だった上「トマス・ブロック名義」でしたので、
ここではそのまま紹介させていただきます。


航空機に誤ってミサイルが命中。
機体には穴が開き、何人かの乗客、乗務員は外に吸い出され、
酸素が欠乏したためほとんどの乗客が脳に障害を負ってしまう。
数少ない生存者は、必死に生還しようとするが…というお話。


何が怖いって、ミサイルを当ててしまった軍の関係者、
ほとんどの乗客が脳障害ということを知って、
その補償額の膨大さに気が遠くなりそうな航空会社、
両者の思惑が一致して、くだんの航空機を撃墜しようとするんですね。
この「撃墜しようとする」という点だけだと
後の映画『エグゼクティブ・デシジョン』にちょっと似てますが、
映画がワシントンD.C.の市民を守るため、という大義名分があるのに比べて、
こちらの小説は軍と企業の私利私欲ですからね。うーん。


さっきまでNHKスペシャルのシミュレーション・ドラマ
『感染爆発』を見ていたせいか、
この小説のことを思い出してしまいました。
ドラマ、怖かったですよ。
明日のレポートも見ようと思います。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『エジソンの母』第1話

2008年01月12日 | TVドラマ
安田顕さんに惹かれて観てしまいましたが、
面白かったんじゃないでしょうか。
まさかの「安田さん、最初から登場」には笑いましたが、
本当に「いい役」でしたね(^^)
(主人公の男の子の大人になった姿)(しかもノーベル賞受賞者・笑)
公式サイトで「人気俳優」と紹介されていたのにもびっくりです。


脚本の大森美香さんは、『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』の人で、
私の妹が「この人のドラマが一番好きだ」と言っていた人です。
『マイ☆ボス~』のときも、笑わせながら
「学ぶ喜び」が立ち上がってくるさまが素敵でしたが、
今回もそんな感じになってくるのかしら。
何より、『サプリ』のときは残念な感じが強かった伊東美咲さんが、
「美しくて真面目だけどハートが感じられない」とか
「きれいだけど面白みがない」とか散々言われる先生に
なぜだかすごくはまっているような感じで(失礼!)、
今後も楽しく観られそうです。
その分、周りの先生方や保護者の方が多少ステレオタイプですが、
どこにポイントを置くかははっきりしているみたいなので、
そんなに気にならないかな、というところ。


安田さんは、今後も「夢の中の賢人」役なのかと思ったら、
「先生の役」で3話以降に出てくるのだそうです。
安田さんの言う「ちょこっと出る」は、
全然「ちょこっと」じゃなかったりするので、これも期待大です。


…それにしても、今シーズンは観たいドラマが多すぎて大変。
『鹿男』でしょ、『貧乏男子』でしょ、引き続き『SP』でしょ、
2月からは『ロス:タイム:ライフ』が始まるし、
うーん、ちゃんと全部見続けられるかなあ。
 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする