AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

11人目

2006年03月18日 | 本と雑誌
『11人いる!』 萩尾望都著/小学館文庫


何か突然、このマンガについて語りたくなりました。
私が初めて読んだ萩尾望都作品。
しかもなぜか「SFアンソロジー」みたいな、
小説もマンガもとりどりに入った本で読んだのでした。
(図書館で借りました)


宇宙大学入学の最終試験のために、
10人ずつ宇宙船に乗り込む受験生達。
出身星も人種も文化も様々な彼らだが、
気づくとそこには11人いた…!


異常事態が起こったら、
リタイアのボタンを押すように指示されている。
しかし、それは入学試験からの脱落も意味する。
10人のはずが11人いる。
それは異常事態ではないのか?
受験生達は議論の末、
11人のまま、制限期日まで頑張ることを決意するが、
その後も多くのアクシデントが彼らを襲うことに…。
いったい11人目は誰か? その目的は?


…という、SFドラマの傑作ですね。
この作品の非凡なところは、
一応主人公と思われるタダまでもが
「11人目かもしれない」
というところ。実際一番怪しいんですよ、タダは。
それから、11人の登場人物が皆魅力的だと言うこと。
「11人が描き分けられるようになるまで温めていた」
という萩尾さんの言葉もうなずけるのです。
もしも、まだ読んだことがない! という方がいましたら、
SFとしても、青春ものとしても、友情ものとしても、
マンガ好きとしては必読です! ぜひぜひ!
(お若い方は読んでいないかもしれないので)


ちなみに私がこの作品に興味を持ったのは、
栗本薫さんの『ぼくらの時代』の中に
「おっ、『11人いる!』でんな」
というセリフがあったからです(笑) 変なリンク。


追記:思い出しました。
   どうして『11人いる!』の話がしたくなったかというと、
   ドラマ『アンフェア』のスポットを見たからなんですね。
   「アンフェアなのは誰か?」と、登場人物が口々に言う、
   アレです。このドラマ、初回で脱落したんですけど、
   盛り上がっているのでしょうか…。

  

 


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『雨の町』

2006年03月18日 | 映画
映画『雨の町』の公式サイトが、多少手直しされていました。
>>> こちら


ストーリーもわかりやすくなったし、
安田顕さんの履歴もちゃんと直されていましたv


札幌でも公開されるようですね。まずはめでたい。


追記:訂正です。
   『ぽっぷこ~んシネマ』で紹介されたと聞いたので
   てっきり札幌でも公開されるのだと思ったのですが、
   「未定」なんですってね! 勘違いしました。
   すみません。


さらに追記(3/26):札幌劇場で4月22日から公開予定です。
             GWですね! うわ~見たくなってきた…
             でもホラーだし…5月には札幌出張だし…
             うーん……。

  

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カーリング!!!

2006年03月18日 | 日記・エッセイ・コラム
とりあえず録画だけしておいた各種情報番組のカーリング特集を、
昨夜、一気に見てみました。いや~面白い!
「報道ステーション」のトリノでのカナダ戦は、
実はちゃんと見ていなかったので、改めて
小林さんの解説つきで拝見できてよかったです。
「めざましテレビ」のチーム長野特集も
カーリング競技の層の厚さを感じさせて楽しかった。
こんなにマイナー競技なのに、層が厚いってすごいですね。


マイナー競技といえば、北海道には
パークゴルフとか、ゲートカーリングとか、長靴アイスホッケーとか、
まあいろいろありますよv
ウチの町は、雪合戦の最強チームがいるし(笑)
オリンピック競技にはなりそうにないけど、
長い冬、広い地域、どうやって人と交流するか、
みんないろいろ考えているんでしょうね。


今後は、男子の試合もたくさん放映されるといいなあ。
敦賀さんも、次のオリンピックでは男子チームも出たい、
と話していたことがあるし、がんばってほしいです。
(でも、男子は野球とかサッカーなのかなあ)

  

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