『11人いる!』 萩尾望都著/小学館文庫
何か突然、このマンガについて語りたくなりました。
私が初めて読んだ萩尾望都作品。
しかもなぜか「SFアンソロジー」みたいな、
小説もマンガもとりどりに入った本で読んだのでした。
(図書館で借りました)
宇宙大学入学の最終試験のために、
10人ずつ宇宙船に乗り込む受験生達。
出身星も人種も文化も様々な彼らだが、
気づくとそこには11人いた…!
異常事態が起こったら、
リタイアのボタンを押すように指示されている。
しかし、それは入学試験からの脱落も意味する。
10人のはずが11人いる。
それは異常事態ではないのか?
受験生達は議論の末、
11人のまま、制限期日まで頑張ることを決意するが、
その後も多くのアクシデントが彼らを襲うことに…。
いったい11人目は誰か? その目的は?
…という、SFドラマの傑作ですね。
この作品の非凡なところは、
一応主人公と思われるタダまでもが
「11人目かもしれない」
というところ。実際一番怪しいんですよ、タダは。
それから、11人の登場人物が皆魅力的だと言うこと。
「11人が描き分けられるようになるまで温めていた」
という萩尾さんの言葉もうなずけるのです。
もしも、まだ読んだことがない! という方がいましたら、
SFとしても、青春ものとしても、友情ものとしても、
マンガ好きとしては必読です! ぜひぜひ!
(お若い方は読んでいないかもしれないので)
ちなみに私がこの作品に興味を持ったのは、
栗本薫さんの『ぼくらの時代』の中に
「おっ、『11人いる!』でんな」
というセリフがあったからです(笑) 変なリンク。
追記:思い出しました。
どうして『11人いる!』の話がしたくなったかというと、
ドラマ『アンフェア』のスポットを見たからなんですね。
「アンフェアなのは誰か?」と、登場人物が口々に言う、
アレです。このドラマ、初回で脱落したんですけど、
盛り上がっているのでしょうか…。
何か突然、このマンガについて語りたくなりました。
私が初めて読んだ萩尾望都作品。
しかもなぜか「SFアンソロジー」みたいな、
小説もマンガもとりどりに入った本で読んだのでした。
(図書館で借りました)
宇宙大学入学の最終試験のために、
10人ずつ宇宙船に乗り込む受験生達。
出身星も人種も文化も様々な彼らだが、
気づくとそこには11人いた…!
異常事態が起こったら、
リタイアのボタンを押すように指示されている。
しかし、それは入学試験からの脱落も意味する。
10人のはずが11人いる。
それは異常事態ではないのか?
受験生達は議論の末、
11人のまま、制限期日まで頑張ることを決意するが、
その後も多くのアクシデントが彼らを襲うことに…。
いったい11人目は誰か? その目的は?
…という、SFドラマの傑作ですね。
この作品の非凡なところは、
一応主人公と思われるタダまでもが
「11人目かもしれない」
というところ。実際一番怪しいんですよ、タダは。
それから、11人の登場人物が皆魅力的だと言うこと。
「11人が描き分けられるようになるまで温めていた」
という萩尾さんの言葉もうなずけるのです。
もしも、まだ読んだことがない! という方がいましたら、
SFとしても、青春ものとしても、友情ものとしても、
マンガ好きとしては必読です! ぜひぜひ!
(お若い方は読んでいないかもしれないので)
ちなみに私がこの作品に興味を持ったのは、
栗本薫さんの『ぼくらの時代』の中に
「おっ、『11人いる!』でんな」
というセリフがあったからです(笑) 変なリンク。
追記:思い出しました。
どうして『11人いる!』の話がしたくなったかというと、
ドラマ『アンフェア』のスポットを見たからなんですね。
「アンフェアなのは誰か?」と、登場人物が口々に言う、
アレです。このドラマ、初回で脱落したんですけど、
盛り上がっているのでしょうか…。