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スケール入り分光器をつくる

2023年08月03日 | wooden craft

光のスペクトルを見るだけなら、プリズムやCD版の反射等で可能だろうが、その波長をはかるというのは難しい。

ネットを徘徊していたら、kohacraftさんが分光シート(レプリカシートと言うらしい)を使って、スケール入りの観察装置を作っていらっしゃる。

ケースを組み立てる際の計算式も提供しているので、興味深く拝見し自分もエクセルでいろいろとお試しをやってみた。

αがスリットからのオフセットで βがそこからの距離。いろいろと調整すれば面白いものができそう。

ただ問題なのが、レプリカシートが手に入りづらいこと。あっても結構費用がかかる。レプリカ1000だと数千円から数万円。大きさもあるが、ほんのわずかしか使わないので、二の足を踏んでいた。それからスリットはなんとかできるものの、スケールをどう表示するのかが課題。アクリル板に塗料を塗って手作業でひっかき傷で表示するとか、、、kohocraftさんはレーザカッターで精密につくっている。

ひとあし遅かった!

しばらくしているうちにどうもkohacraftさんがプレゼントキットを提供していたようだ。

気がつくのが遅れて、もう締め切り後だった。残念!!

箱自体は難しくなく、スリットをもうけて、反対側にのぞき窓とレプリカシートを貼り付けるだけなんだが・・・

さてこうなると無性に欲しくなった。

またしばらくすると、キットを販売するという。スケール目盛り等も細かくにカットされているもの。

 

注文しちゃいました!!

このキットには波長が分かっているLEDやネオン管のついたカラーチャート基板もついています。3800円と送料。4000円チョビ。もちろん小さいですが、レプリカ1000のシートも入っています。レプリカ1000というのは1mmに1000本の回折格子が掘ってあるってことらしい。

すぐに発送していただき届きました

T=3mmのMDFボックスのいた。右側がカラーチャートの基板。ほとんど完成しているようです。

レーザーカッターお焦げがなんとなく綺麗。

こんなふうに組み立てます。

やはりボックスの中は反射防止用につや消し黒を吹いておいた方が良さそうですね・・でも吹いちゃうとこのスケール部分の切り込み穴もふさがってしまう。調べたら、このスケール目盛りの穴は0.1mmより狭い。0.1mmの半田メッキ線が入らない。写真は0.5mmの半田メッキ線。

とりあえずはテープでマスキングしてつや消し黒を吹いてみました。

塗ってない方が表。

マスキングをはがして、、、、さて、どうすんべ?

ポスカの黒を綿棒につけて注意深くこすったら目詰まりはしないようです。これで一安心。

あとは組み立てて、レプリカシートを貼るだけです。

でも、まあ今日はここまでにしときます。

まだ10時ですが、部屋の温度30.9℃(扇風機でなんとか過ごせる)、湿度66%。

外は風もなく、カンカン照り。

 

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