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正12面体スピーカー 調整

2017年12月07日 | 正12面体スピーカー

正12面体のユニークなスピーカーですが,もう少し低域が稼げないか考えました。
底面にあらかじめ50mmの穴を開けておきましたのでい,色々といじれます。

ここにダクトを付けたらどうなるか?
はじめに用意したのが,外径5cmのダクト。

あらかじめ開けておいた穴にピッタリ合います。20cmと12cmのダクトがありましたので,突っ込んでみました。
計算上は,12cmの長さで,117.8Hzで共振
20cmでは96.6Hzとななるはずですが,,,

天板に開けた5cm開放(厚み12mmのダクト?)の音よりは気持ち雑味がなくなるのですが,ダクトが長いわりには変化はありません。
20cmと12cmを繋いでみたけど,変化は感じられず。




この12面体の体積は約2Lなので
http://keisan.casio.jp/exec/system/1161228803
↑ここにお世話になって確認。

開口部が,直径4.4cm,15.2cm^2では広すぎるのかなと思い,もう少し別な管を探して,3.6cmのものを見つけました。

以前スピーカーを作ったときの端切れに36mmの穴を開けてアタッチメントとします。


これが7cmの長さ。計算上は108.6Hz。



これが14cm。この長さが12面体の体内に突っ込むなら限界の長さ。とりあえずはペリスコープタイプにしてますが,,,(厳密に言うとダクトを内蔵させると体積はその分だけ減ります)。計算上,83.6Hz。

色々と計算で,10cmだと98Hz。12cmで,89Hz。

・・・・音はあまり変化無し。密閉のまとまりと同程度の音。

ちょっと簡易的に周波数測定をしてみました。

SinSweepでの結果。どれも200Hzやっとですね。36mmとあるのは径36mmde70mm長のダクトです。後は44mm径でそれぞれの長さ。

高域の減衰が早いPinkNoiseでは

上の図とものすごい差があるのですが,やっぱり300Hzからだら下がり。
150Hzから200Hzあたりを狙ったらどうかとも考えましたが,ちょっと留保して

径36mmで長さを変えてやってみました。



サインスイープ。ユニットから1m。ほとんどおんなじ。かえって密閉の方がピークやディップがない。



ダクト真上の特性。多少は効いてはいるんですね・・・・緑のピークは何なんだ!



ホワイトノイズ。



ピンクノイズ。



1m離れてのピンクノイズでの特性。

つまり代わり映えしないってこと。


元々のこのユニットの測定が出てきました。

赤い方がこのユニット一個の特性です。低い方は信号がないんですから出しようがないみたいですね。
11/4の記事をご参照。黒はロジクールZ120BW

さて,14cm内蔵にするか,それとも密閉にするか・・・
一晩考えて決めましょう!
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