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正12面体スピーカー 試聴

2017年12月05日 | 正12面体スピーカー
リスニングルームのシステムから配線を引き出すのが面倒なんですが,とりあえず中央にセット。






7cm径のゴムマットがあったので取り合えず底面のあなをふさぎます。


密閉度はちょっとですが,密閉動作。



はじめ,賑やかなドン・エリスのフィルモアコンサートを聴いたのですが,Final Analysis・・・不思議な鳴り方。面白い広がりですね。ユニットを8こ付けたのですから中音域が出っ張るのは当然ですが,ボイスレンジあたりが盛り上がってます。やや高域が足りないかな?低域は200Hzあたりから素直に下がっていく感じ。バランスはそんなに悪くない。

EUROPIAN JAZZ TRIO・・・・そこそこ上も下も出てはいるのですが,やっぱりレンジは狭いですね。
Ardenと切り替えながら効いたのですが,中域の艶さはこっちのが上かな?結構パワーも入りますが,ま,ボイスコイルを飛ばさないように・・・・

はまったのが,ボーカル。久しぶりにGigliola Cinquettiをかけてみたのですが,良いです。声の艶っぽさながんとも。音圧はやや押さえながらBGM風にならすのがピッタリでしょうね。







ペリスコープにしてどのあたりまで低音を伸ばすかですが,このまま密閉動作でも良いみたいです。フルレンジのかまぼこ形のバランス。




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3 コメント

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Unknown (mytoshi)
2017-12-05 17:28:20
ダイソー300円スピーカーからここまで発想を飛ばすということに感心しています。
それだけ潜在力を秘めた部品だったという事でしょうか。

ジリオラ・チンクェッティですか。
「夢見る想い」「雨」等を思い出しました。

昔を懐かしんでおります。
当時、サンレモ音楽祭からの曲が日本でもよく流行りました。
マリーザ・サンニアの「カーザ・ビアンカ」も良く聞きました。日本ではヴィッキー版が流行りましたけど…
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Unknown (amnjack)
2017-12-05 22:21:15
以前,aitendoの5cmをいじったことがあるのですが,マグネットはふにゃふにゃで、マグネットを追加してなんとか普通になりましたが,このユニットは,後継と同じくらいのマグネットを奢っています。見るからに音が良さそうだったんで,月並みのバスレフではない使い方を考えました。バックロードホーンやTQWTでは音道が長く大きくなりすぎで,TLSでは口径が小さすぎる気がして,いっそうのこと多面体でやっちゃえと思った次第です。はじめは多面体だけでユニットは1つだけにするつもりだったんですが,1セット300円の品物ですので,やっちゃえ!!と1296円もの大金を叩きました。(笑)
あとはみな手持ちです。

チンクエッティー,いいですよ。手元にあったのがベスト盤でヒット曲を中心に名曲揃い!艶やかな泣き節がなんともいい感じで聞けました。
メインスピーカーだと、ちょっとボイスレンジが引っ込む感じ。ラジオ的な音ですが,広がり感も面白い。
もう少しいじります。5cm径で30cmくらいのダクトをつっこんでン見たのですが,ダクトが長すぎて10~15cmくらいにしたらどうか,今後の実験。
天井にでもぶら下げましょうかね・・・
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Unknown (tora3)
2018-01-11 12:44:58
何時も興味深く拝見させて頂いております。
20数年前から球形スピーカー作りの夢を持ちながら、正五角形の加工の面倒さが先に立ち諦めておりましたが、amnjackさんのこの記事に触発され、昨年レーザーカッターを稼働させたことも有り、秋月で売っているF77G98-6を24個購入して、この正月休みに一気に作ってみました。片側訳3.9kgと予想外に重量が有るので天吊りは諦めて、専用の置き台を計画中です。これからの調整が楽しみです。 
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