豊田の生活アメニティ

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MOMAと豊田市美術館

2007-06-19 | traveling, town walking
グッゲンハイムとMOMAは、金曜日の夕方は無料となります。2つが同じ日のため、グッゲンハイムを先に有料で見て、午後4時にMOMAに並んだのは失敗でした。この無料の日はスポンサーがつくようです。
 MOMAは大変作品も多く見応えがあります。題名は覚えていませんが、ピカソとミロの作品で似たものがあり、印象に残りました。モネの睡蓮の大作には感動しました。現在、7月2日まで東京の国立新美術館で、モネの大回顧展が開催されているようなので、できれば行きたいです。
 MOMAは豊田市美術館と同じく、谷口吉生氏の設計で2,004年に増改築されました。共通点も沢山ありますが、最も大きな違いは作品の質と量です。MOMAの場合は中央の吹き抜けをうまく活かし、自分の位置が良くわかります。白い壁には文字でなく、絵が書いてありそこでは沢山の人が写真をとっていました。豊田市と同じ薄いうぐいす色の石は、ホールの中心部に一部使われているだけでした。庭への出入りにはバリアフリーのスロープが最初から計画されていたようです。ただし、レストランへの通路の大理石はつるつるで、愛知県の人街条例には適合しません。庭のレアウトは中庭形式で旨くレイアウトされていて、池も絶妙に配置されていて多くの人がくつろいでいました。植栽の配置は豊田市の幾何学的な植え込みでなく、3本、4本とバランス良く植えられていました。豊田市の経験が生かされていると感じた次第です。MOMAは教育、研究施設も充実しています。さらに、Ford Mortor Companyの協力があるそうです。豊田市も学んで欲しいものです。
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