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3日目は朝早く起こされ、KTXでソウルに向かいました。途中までは名鉄特急より遅い感じです。早速向かったのが広大な博物館で、ここは数年前に米軍基地が返還されて作ったものです。韓国人は大陸思想のためか、でっかいものが好きだそうです。風水を考え風の通り道があります。ロビーにはサムソンの通行者が写る巨大なスクリーンがあります。宣伝効果充分です。時間が少ないので3階の弥勒菩薩から見ました。写真は池からの外観です。国立博物館の入場料は無料です。日本より優れているところです。
韓国は日本からの独立、50年の内戦(米ソ代理戦争)、軍事独裁政権、民主化等の困難で厳しい歴史を辿りました。共通していることは輸出大企業中心の経済と米軍支配にあることでしょうか。田舎の風景や人間の顔つきは日本にかなり似ています。現地ガイドの話によれば面子を大切にするそうで、結婚式は300人から400人、1億Wも使うとか。ガソリンは2000W/Lと日本と同じですが、車はでかいのが「好き」で3年で代えるとか。日本では省エネ、小型化が進んでいます。自転車もダサいらしくあまり見かけません。ソウルはどこも交通渋滞が多く、バスレーンは日本から学んだようです。これも李明博(ソウル市長時代)さんの成果になっています。
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済州島は2度目ですが、1日遅れで参加のため何も見学できませんでした。翌日は飛行機で朝から光州へ移動です。島の東部で行っているスマートグリッドの実験施設を、見学できなかったのが残念です。それとハルラ山に登っていないので、また行きたい所です。
光州はなんと言っても、1980年の5・18民衆抗争でしょう。一度行きたいと思ってた所です。事前に文さんの「韓国現代史」(岩波新書)とDVD「光州5・18」(華麗なる休日)を見た程度です。光州市は人口147万人の広域市(政令市)で、5つの自治区(基礎自治体)があります。HUMAN RIGHT CITY GWANGJUは、サムソン電子や現代系の起亜自動車があります。再生エネルギーにも熱心で、庁舎の駐車場に太陽光パネルがありました。また教育・文化に力を入れ、2年に1回ビエンナーレを取り組んでいます。庁舎は5・18を記念して、5階と18階の建物でした。光州市訪問は土曜日で、市長は所要で不在でしたが議長が対応していただけました。写真は表敬訪問の様子です。
<特記>
・2030年原発0の閣議決定見送りだって、何のための国民へのパブリックコメントだったんだろうね。民主党政権も長く持たないですね。
・政府はオスプレイを安全だって、だったらハワイでやったら!これが安保の本質でしょうね。