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今回の韓国地方自治、平和、環境の旅で、韓国と日本の共通項が多いこと、そして違いを学ぶことが目的です。地方自治シンポは消化不良、環境は済州島のスマートグリッド実験の見逃しなどスケジュールに問題がありました。もちろん光州やインサドン、KTX、国立博物館など新発見も多くありました。期待はずれもありましたが、台風はすり抜け天気もまずまずでした。最終日は水原から仁川空港に向かったため、大橋と海岸の埋め立て開発を見ることができました。家賃が高いため入居はあまり進んでいないとのことです。今回現地ガイド3ヶ国語を話す人、歴史をよく勉強している人など優秀な人でした。韓国ではガイドは国家試験で地位も高く、そのため中にはプライドの高い人もいます。
ガイドの話では韓国はインドネシアと違って、8億ドルの賠償金を高速道路などインフラ整備したとのことです。朴政権の軍事政権は開発独裁であったが、経済成長を遂げたことをどう評価するかは、見解の分かれるところだと思います。また、日本の侵略が南北分裂に繋がったという話、あるいは年末の大統領選挙など注目すべきテーマであります。研究所の反省会はまだですが、私の感想はこれで終了です。
次のテーマは石巻市雄勝地区の高台移転問題、トヨタシンポジウムと環境モデル都市、反貧困ネットワークの雇用・福祉・消費税を中心に追っかけます。