豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

台湾人は日本に好意的か

2011-05-23 | traveling, town walking

高雄から新幹線に乗るには左営までいかなくてはなりません。今度はMRTを使うことにしました。乗り方は簡単です。ラインは紅線と橙線の2系統で、行き先ボタンを押して、料金を入れればチップが出ます。チップを搭乗口に当てれば、後はプラットホームで方向を間違えないことです。ここでまごまごしていると、駅員がきて乗車ホームまで案内してくれました。バリアフリーは人が優しいことが大事ですね。写真は左営の駅舎です。三越百貨店と地元店を見学し、昼は冷麺を食べました。お茶が特においしかったです。
 台湾の人は日本に好意的な人が多いと思います。台湾の人といっても、本省人、外省人、客家、先住民など多様ですが、いくつか理由があると推察されます。①台湾の偉人である鄭成功の母親が日本人であった、②占領中に道路、鉄道、ダム、「教育」など台湾発展の基礎を築いた。日本の敗戦後、国民党政権の方がより悪政を行った、③日本企業のため、開発援助をしたので成長発展した等が考えられます。しかし、占領下での人権侵害は過去のこととはいえ、未来のアジアの平和・友好を考えるなら忘れてはならないことです。「韓国や台湾は日本の植民地でない」などという人もいますが、日本の侵略戦争という歴史の真実をみない考えだと思います。「植民地経営は人類愛にもとづく『慈善事業』ではない。軍事力と言う物理的な措置で領土を獲得すれば、当然に武力による抵抗を招く。その抵抗を抑えるために、またしても武力を行使することになり、抵抗が激しいほど弾圧も強化されていく、後藤新平の『土匪』対策は、徹底したアメとムチの併用であった」(伊藤潔、「台湾」)。「彼が最初にそれ(「文装的武備」)を実践したのは、台湾において、台湾総督府民政長官を務めたときであり、武力のみで台湾支配には無理のあることを感じ取った後藤は、都市における衛生改善、農村での農業改良、さらには電力事業とそれにともなう製糖業などの産業開発を通じて、台湾住民の生活向上を図りながら、反日感情を抑え込みに取り掛かった。満鉄総裁としての後藤が進めた満鉄経営は、この延長線上にあった」(西澤泰彦、「日本植民地建築論」)。とういう考えが真実だと思います。いつか台湾の人に聞いてみたいと思います。
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国際キャッシュカード

2011-05-23 | traveling, town walking

4日目は桃園から、「台湾ノスタルジア」の本を見ていたから、大渓老街へ行くことにしていましたが、疲れたのと高雄の街が気にいったので、変更して駅まで歩くことにしました。途中、彰化銀行を見つけ国際カードで1000元を降ろすことができました。さらに行くと第1銀行があり、貯金に挑戦しようとしましたが、英語、中国語電子辞書を持っていかなかったので失敗しました。誰か台湾で、貯金をしたことのある方教えて下さい。海外個人旅行は飛行機とホテルの予約は当然のこと、荷物は少なく、電圧を調べコンセントを用意、パスポートの控えと写真、ネットカフェか携帯での連絡方法、保険、地震国での安全ホテル、現地友人などいざという備えを、「自己責任」で用意しなくてはなりません。もう少し長期だと小型パソコンかipadが必要です。それに電子辞書か現地会話の準備でしょうか。ガイドブックと基本情報の予習もかかせません。基本を確保し、マナーを守り、安全に「好奇心探索」とコミュニケーションが楽しい旅行となります。また、忘れ物や盗難防止も大事なことです。台南のホテルで、シャツを忘れましたが、親切に電話がありました。それだけでは取りに行く旅費の方が高くなり、諦めました。台湾の人やカナダの人は外国人に優しいです。でもいたずらに観光地で親切に声をかけてくる人は、注意を払う必要があります。日本で困っている外国人を見たら、親切にしてあげようと思います。
 高雄は台南より綺麗で、元気があり、興味がさらに湧きました。高雄市の産業構造、都市計画、市民生活、行政機構など豊田市と比較してみたいと思います。直感的に豊田市よりも都市格は上で、学ぶべきところは多いと思います。「都市間競争」で企業誘致合戦や、行政の都合のよい数値目標より、アジアの具体的都市と市民生活、文化、社会資本整備などの「交流と競い合い」をすることが、「国際都市」や「すみよい豊田を創る」近道だと思いました。
 ネットで調べたところ、台湾にも原発が北に3つ、南に1つあります。同じ地震国として、原発0の維持可能な社会への転換が望まれます。
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サイクリングロード

2011-05-23 | traveling, town walking

夕方に涼しくなったので、港へ散歩しながら食事に出かけることにしました。旧英国領事館へタクシーで行くか、船でレストランに行くか、港で食堂を探すか考えましたが、港へ歩くことにしました。散歩道は整備され、途中サイクリングロードに出逢いました。家族やカップル、おひとり様それぞれ楽しんでいました。


さらに、港公園では夜景も綺麗で、多くの人がくつろいでいました。結局、港湾まで行きましたが、食堂は少なく、洒落たレストランは満員で、コンビニでサンドイッチを買ってホテルで食べました。朝食をしっかり食べるのが、経済的小旅行です。
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寿山公園

2011-05-23 | traveling, town walking

天気は薄曇りでも日中は30度近くあります。博物館から寿山へ向かいました。途中商店街を歩きましたが、日曜日のためかシャッターが多く下りていました。フルーツ点で本場台湾バナナを買い食べました。大きなマンゴが100元ですが、ナイフがないので買いませんでした。


流行っている食堂を見つけ、冬粉と菜と飯を伝票に記入し注文できました。135元で、クーラーが聞いた食堂で、熱い料理です。


その後、寿山を目指して歩きましたが、暑かったので頂上の神社を諦め、タクシーでホテルに帰り、昼寝です。台南、高雄は熱帯地域で昼間より、夜型の活動になるのは必然です。
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高雄愛河

2011-05-23 | traveling, town walking

アンバサダーホテルは愛河のほとりにある高層ホテルです。ネットでお値打ち予約のためか、高層マンションしか見えない部屋でした。ホテルの近くにはレンタル自転車もありましたが、カード式でその場では借りられません。愛河のほとりでは日曜日のためか市民がくつろいでいたり、散歩をしていました。河の水は綺麗になってきたそうで、魚も飛んでいましたがまだ汚いと思いました。


 暫く休んでから、川沿いに歩き、博物館へ行きました。これは旧高雄市役所でした。この時代から洋風建築から、「中国建築、朝鮮建築、そして、日本建築の意匠を積極的に用い」(西澤)て、変化しました。「棟屋に宝珠のついた宝形(方形)屋根が架けられ」ました。


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