Con Gas, Sin Hielo

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「劇場版ポケットモンスターダイヤモンド&パール 幻影の覇者ゾロアーク」

2010年07月10日 13時34分24秒 | 映画(2010)
何故かいつも欧州風舞台。


相変わらずポケモンの映画はよくできている。

男児向けのアクション、女児向けのキュートさを備えつつ、説教臭くなることなく不変の道徳的な主題を盛り込む。

毎回訪れる街の風景は外国取材に行ってまで丁寧に練り込んであって非常に綺麗だし、キャラクターインフレの権化とも言える圧倒的な数のポケモンたちの扱いも手馴れたもの。

特に今回は、以前劇場版の主役として登場した伝説のポケモンに再度スポットライトを当てるなど、むしろキャラクターへの愛情が感じられて良かった。

新登場の伝説のポケモン・ゾロアークとゾロアもこうしたシリーズの基本を踏襲しており安定感は抜群。

見たものに姿を変えられるって今までになかったっけ?と思うくらい馴染んだ設定で、サトシやヒカリに化けたゾロアがしっかり笑いを取っていた。

なんでも今回はダイヤモンド&パールシリーズの完結篇だそうで、秋からはゲームはBlack&White、アニメはBest Wishesというシリーズに生まれ変わるらしい。

まあ完全新作とは言えども、突然サトシやピカチュウが消えることはないだろうし、本作のようなテイストが残り続けるうちはシリーズの安泰が揺らぐことはないでしょう。

(75点)
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