運命を切り拓く先の「さよなら」。
10年以上の間隔を置いて公開されたシリーズ最新作は、半ば運命づけられていた最終作である。
「2」でもカウガールのジェシーを通して描いていた子供時代との決別に今回は真っ向から向き合った。製作側は強い覚悟で脚本を練りに練ったことだろう。
ラスト10分くらいの物語は評判どおりの素晴らしさだ。そこに至るまでの展開もよくできている。
しかし、本作は冒頭から「別れ」を前面に押し出していることもあり、全般を通してある種の寂しさを感じながら観ざるを得なかった。
楽しいのが当たり前のアニメ作品としては異例であり、作り手は相当苦労したことと思う。
個人的にはバズの長押しや復活などに強引さを感じる部分もあったものの、その点は、むしろ「別れ」の話によくぞ笑いを取り込めたものと感嘆するべきなのかもしれない。
余談だが、このバズの見せ場が吹替え版でどうなっているのかが非常に気になった。西語独特の調子を吹替えで表現するのはまず無理だから、原語のまま流していることを祈る。
もう一つ気になったのは、敵役扱いとなったストロベリーの香りがする熊のぬいぐるみ・ロッツォだ。はじめから怪しいキャラではあったが、辿る道はもう少し違えてほしかった。
エンドロールでもハッピーエンドの回収を丁寧にしておりほっこりさせられたものの、ロッツォは(確か)登場せず。個人的に残念に思った。
いずれにしてもウッディやバズと会えるのも最後なんだなって思いながら観ていたら、3-Dの眼鏡はあまり気にならなかった。裏を返せば、3-Dである必要性もあまり感じられなかったわけだが。
いつものことながら、同時上映の短篇は今回もおもしろかった。発想もさることながら、さりげない絵づくりに唸らされた。
(80点)+5点
7月18日、子供と一緒に吹替え版(2D)で再度観賞。2度めは気付くところも多く初回よりも感動しました。
異例だけど点数変えます。歴史に残るシリーズへの敬意も込めて(8月29日再改)。
10年以上の間隔を置いて公開されたシリーズ最新作は、半ば運命づけられていた最終作である。
「2」でもカウガールのジェシーを通して描いていた子供時代との決別に今回は真っ向から向き合った。製作側は強い覚悟で脚本を練りに練ったことだろう。
ラスト10分くらいの物語は評判どおりの素晴らしさだ。そこに至るまでの展開もよくできている。
しかし、本作は冒頭から「別れ」を前面に押し出していることもあり、全般を通してある種の寂しさを感じながら観ざるを得なかった。
楽しいのが当たり前のアニメ作品としては異例であり、作り手は相当苦労したことと思う。
個人的にはバズの長押しや復活などに強引さを感じる部分もあったものの、その点は、むしろ「別れ」の話によくぞ笑いを取り込めたものと感嘆するべきなのかもしれない。
余談だが、このバズの見せ場が吹替え版でどうなっているのかが非常に気になった。西語独特の調子を吹替えで表現するのはまず無理だから、原語のまま流していることを祈る。
もう一つ気になったのは、敵役扱いとなったストロベリーの香りがする熊のぬいぐるみ・ロッツォだ。はじめから怪しいキャラではあったが、辿る道はもう少し違えてほしかった。
エンドロールでもハッピーエンドの回収を丁寧にしておりほっこりさせられたものの、ロッツォは(確か)登場せず。個人的に残念に思った。
いずれにしてもウッディやバズと会えるのも最後なんだなって思いながら観ていたら、3-Dの眼鏡はあまり気にならなかった。裏を返せば、3-Dである必要性もあまり感じられなかったわけだが。
いつものことながら、同時上映の短篇は今回もおもしろかった。発想もさることながら、さりげない絵づくりに唸らされた。
(80点)+5点
7月18日、子供と一緒に吹替え版(2D)で再度観賞。2度めは気付くところも多く初回よりも感動しました。
異例だけど点数変えます。歴史に残るシリーズへの敬意も込めて(8月29日再改)。
二回目来週観るのでエンドロールにいたか確かめてみようっと。
2Dでいいっていう声も多いのでやっぱり次も2Dで観るかと思います★
やっぱり寂しい気持ちが付きまといましたよねぇ・・・
どんなに楽しいシーンで笑っても、何だか寂しいの(泣)
でも、子どもが成長したら―ってことをキッチリ描き切ったのはやっぱりスゴイですよね。
1や2のように気軽に何回も見られないと思いますが、3部作を通して名作なので、DVDは全部揃えなくっちゃーとは思っています♪
ロッツォが非常停止ボタンを押さずに去っていった場面は心の底から残念に思いました。
あれが直後の償却絶体絶命につながって涙の量が倍増したわけでもありますが。
トラックの前面で改心することを望みます。
私も得点で改心しましたから。
2度めの鑑賞を終えました。
感動の涙は前回以上だったのですが、寂しさは少し和らいだ感じがしました。
この3部作は、永久保存版にして子供の子供、そのまた子供と
一緒に楽しみ学んでいく作品になるのでしょう。
個人的にも何度でも観たくなるシリーズです。