スーパーヒーローはいるんです。
あり得ないと思われているものを画面に出しちゃうM.ナイト・シャマラン監督。前作では24もの人格を内包する強烈なキャラクターを登場させた「スプリット」が興行的に久々の大当たり。
大ヒットを予測していたのかどうかは分からないが、「スプリット」のラストに出てきた懐かしの「アンブレイカブル」メンバーが集結してあり得ない人たちのバトルが繰り広げられるのが本作だ。
ただその切り口は少し斜めからのものになっていて、「スプリット」のケヴィン、「アンブレイカブル」のデイヴィッドとイライジャ(ミスターガラス)ともに自らを超人と勘違いしている精神病患者の疑いありということで研究材料にされてしまう。
シャマラン監督が超常現象を否定する話を作るわけがないし、前の作品でさんざん見せた場面を覆す手法が思い浮かばなかったので敢えてそこを期待してみたが、その辺りは落ち着くところに落ち着くストーリーで特に目当たらしさはないかなと。
見せどころは「スプリット」以上に目まぐるしく変化する(強制的に変化させられる)J.マカヴォイの多重人格演技と、彼ら(人格のこと)とデイヴィッドやイライジャの絡み及び化学反応といったところに集約される。
「アンブレイカブル」は復習しておいた方がよかったかもしれない。なにしろブログに記事を書き始める前の2000年作品でほとんど記憶にないから、デイヴィッドって弱点も含めてこんな人物設定だったっけ?となってしまった。
前述のとおり驚きはさほどなかったが、特徴が際立つキャラクターを集めてそれなりの着地点に到達させたという意味では良かったのではないだろうか。うまみに乗じてもう少し引っ張ることもできたかもしれないところを断ち切った点も評価したい。
(70点)
あり得ないと思われているものを画面に出しちゃうM.ナイト・シャマラン監督。前作では24もの人格を内包する強烈なキャラクターを登場させた「スプリット」が興行的に久々の大当たり。
大ヒットを予測していたのかどうかは分からないが、「スプリット」のラストに出てきた懐かしの「アンブレイカブル」メンバーが集結してあり得ない人たちのバトルが繰り広げられるのが本作だ。
ただその切り口は少し斜めからのものになっていて、「スプリット」のケヴィン、「アンブレイカブル」のデイヴィッドとイライジャ(ミスターガラス)ともに自らを超人と勘違いしている精神病患者の疑いありということで研究材料にされてしまう。
シャマラン監督が超常現象を否定する話を作るわけがないし、前の作品でさんざん見せた場面を覆す手法が思い浮かばなかったので敢えてそこを期待してみたが、その辺りは落ち着くところに落ち着くストーリーで特に目当たらしさはないかなと。
見せどころは「スプリット」以上に目まぐるしく変化する(強制的に変化させられる)J.マカヴォイの多重人格演技と、彼ら(人格のこと)とデイヴィッドやイライジャの絡み及び化学反応といったところに集約される。
「アンブレイカブル」は復習しておいた方がよかったかもしれない。なにしろブログに記事を書き始める前の2000年作品でほとんど記憶にないから、デイヴィッドって弱点も含めてこんな人物設定だったっけ?となってしまった。
前述のとおり驚きはさほどなかったが、特徴が際立つキャラクターを集めてそれなりの着地点に到達させたという意味では良かったのではないだろうか。うまみに乗じてもう少し引っ張ることもできたかもしれないところを断ち切った点も評価したい。
(70点)
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