日曜日は、「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」のちょうど1週間前のロングライドに参加する予定でいたが、体調が思わしくなかった。
夏風邪っぽい症状が出ていたので、無理してロングライドには参加せず、「休息日」に充てることにした。ここで無理して体調をさらに悪化させると、本番で大きく失速してしまう可能性があった。
午前中はのんびりと過ごし、午後から下の娘と一緒に映画を観に行くことになった。「なんか観たい映画ある・・・?」と訊くと、「ペンギン・ハイウェイ・・・!」という返答がすぐさま返ってきた。
「ミッションインポッシブル」や「ジェラシックワールド」などの巨額な予算を投じたハリウッド製の「ジェットコースター映画」ではなく、日本のアニメ映画が観たい映画の候補として出てくるところが、下の娘の性格を如実に表している。
どちらというと「オタク系」に分類されるであろう下の娘は、上の娘と大きく性格が違う。上の娘は社会人になってもジャニーズのアイドルグループの追いかけのようなこともしているミーハーである。
一方下の娘は、アニメや漫画が大好きで、ジャニーズ系のアイドルなどには全くの無関心。スポーツにも無縁である。
同じ親から生まれ、同じ家庭環境で育ったのであるが、姉妹の性格は真逆と言っていいほどに違う。まあ、そういうものなのかもしれない・・・
「ペンギン・ハイウェイ」は、2010年に発表された森見登美彦の小説をアニメ化したものである。小説の方は数年前に読んだことがあった。
映像化が難しそうな原作を、丁寧な作画で仕上げていた。「ペンギン・ハイウェイ」は、ファンタジー、SF、主人公の少年の成長物語、どこかしら「ドラえもん」的な日常性などの要素が雑多に詰め込まれている。
研究者肌で常に冷静沈着な小学四年生のアオヤマ君の住む街で、ある日突然、ペンギンの群れが出現する怪事が起こる。
そんな摩訶不思議な展開で始まるこの物語は、摩訶不思議さとファンタジーを縦糸として、少年を取り囲む様々な魅力的なキャラクター達を横糸として、美しい模様の織物を織りあげていくような映画であった。
立川の「シネマ・ワン」は複数の映画を上映している。やや小さめの上映館が割り振られていたので、8割方の座席は埋まっていた。
観にきていた人をそれとなく観察していたか、やはりどちらかというと「オタク系」の人が多かった。
日本のアニメ映画を観ることはほとんどないが、「たまにはいいかもしれないな・・・」そんなことを思いながら、映画館を後にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/53/86a76894bee1aeb50512c91333091d5b.png)
夏風邪っぽい症状が出ていたので、無理してロングライドには参加せず、「休息日」に充てることにした。ここで無理して体調をさらに悪化させると、本番で大きく失速してしまう可能性があった。
午前中はのんびりと過ごし、午後から下の娘と一緒に映画を観に行くことになった。「なんか観たい映画ある・・・?」と訊くと、「ペンギン・ハイウェイ・・・!」という返答がすぐさま返ってきた。
「ミッションインポッシブル」や「ジェラシックワールド」などの巨額な予算を投じたハリウッド製の「ジェットコースター映画」ではなく、日本のアニメ映画が観たい映画の候補として出てくるところが、下の娘の性格を如実に表している。
どちらというと「オタク系」に分類されるであろう下の娘は、上の娘と大きく性格が違う。上の娘は社会人になってもジャニーズのアイドルグループの追いかけのようなこともしているミーハーである。
一方下の娘は、アニメや漫画が大好きで、ジャニーズ系のアイドルなどには全くの無関心。スポーツにも無縁である。
同じ親から生まれ、同じ家庭環境で育ったのであるが、姉妹の性格は真逆と言っていいほどに違う。まあ、そういうものなのかもしれない・・・
「ペンギン・ハイウェイ」は、2010年に発表された森見登美彦の小説をアニメ化したものである。小説の方は数年前に読んだことがあった。
映像化が難しそうな原作を、丁寧な作画で仕上げていた。「ペンギン・ハイウェイ」は、ファンタジー、SF、主人公の少年の成長物語、どこかしら「ドラえもん」的な日常性などの要素が雑多に詰め込まれている。
研究者肌で常に冷静沈着な小学四年生のアオヤマ君の住む街で、ある日突然、ペンギンの群れが出現する怪事が起こる。
そんな摩訶不思議な展開で始まるこの物語は、摩訶不思議さとファンタジーを縦糸として、少年を取り囲む様々な魅力的なキャラクター達を横糸として、美しい模様の織物を織りあげていくような映画であった。
立川の「シネマ・ワン」は複数の映画を上映している。やや小さめの上映館が割り振られていたので、8割方の座席は埋まっていた。
観にきていた人をそれとなく観察していたか、やはりどちらかというと「オタク系」の人が多かった。
日本のアニメ映画を観ることはほとんどないが、「たまにはいいかもしれないな・・・」そんなことを思いながら、映画館を後にした。
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