グレース・マーヤさんのサロンコンサートは、19時30分から始まった。会場は横浜港を間近に見ることができる場所にある「ル・サロン」である。
横浜のMさんがオーナーを勤めるこの豪華なサロンは、普段は会員制のワインスクールとして活用されているが、時折サロンコンサートも行われる。そのために大変高価なスタンウェイのビアノが置かれている。
グレース・マーヤさんは気さくな性格の方で、素晴らしいビアノ演奏と歌を次々に披露しながら、繋ぎのMCも実に滑らかである。
サロンコンサートはリラックスした雰囲気で進んだ。参加者に振る舞われた素晴らしく美味しいワインの効果もあり、穏やかで上質な夜の時間は瞬く間に過ぎていった。
グレース・マーヤさんのサロンコンサートは、このサロンで4年間毎年開かれている「German Physiks友の会」のメインイベントとして企画されたものである。
今日の友の会は3部構成であった。メインのサロンコンサートは最後の第3部である。その前の第2部は、このサロンに程近いイタリアンレストランでの食事会であった。
幾つかのテーブルに別れて座り、オーディオ談義に花を咲かせた。私の座ったテーブルのメインテーマは、いつしかPCオーディオになっていった。かなりディープな内容であったようであるが、残念ながらこの方面の知識が全くない私にはなんのことだかさっぱり分からなかった。
料理は次々に運ばれてきて、胃袋を心地よく満たしてくれた。質、量ともに十分に満足感の得られるものであった。
第2部の前の第1部は、この会の主旨でもある、German Physiksのスピーカーを使ったデモであった。使われたスピーカーは「トロバドール80」とPSD製のサブウーファーの組み合わせである。
PCからのデーターはMola MolaのデジタルプリアンプでDA変換されてから2台のSD05で増幅されて近未来的な造形のスピーカーから空間に放たれていた。
片チャンネルあたり2台のDDDユニットにより360度に放出される音は空間表現に特に秀でていて、それをPSDのサブウーファーがきっちりと下支えするこのコンビは、今や「熟成」の域に達し、安定感のある音を奏でていた。
この美しく豪華な会場には、少し早く着いた。これからスピーカーをセッティングし、微調整をする段階であったので、横浜のMさんのご厚意により、同じマンションの4階にある横浜のMさんのリスニングルームでパラゴンを聴かせてもらった。
3ウェイのパラゴンはマルチアンプで駆動されている。低域はブライストンのパワーアンプが、中域と高域は、ファーストワットのSIT1が受け持っている。
SIT1は新たに導入されたようである。そのSIT1の効果であろうか、今回聴かせていただいた音は、パワフルでありながら同時にしなやかさも感じられる音の質感に変わっていた。
アスリートではあっても、強張った筋肉のパワーで押し切るタイプではなく、筋肉がより柔らかく精細な動きをしなやかにこなすタイプになったような印象受けた。
パラゴンの部も入れると、今日は4部構成のオーディオ・アンド・ミュージックの一日となった。気温はとても低くかったが、盛りだくさんなイベントで心は十二分に暖まった。
横浜のMさんがオーナーを勤めるこの豪華なサロンは、普段は会員制のワインスクールとして活用されているが、時折サロンコンサートも行われる。そのために大変高価なスタンウェイのビアノが置かれている。
グレース・マーヤさんは気さくな性格の方で、素晴らしいビアノ演奏と歌を次々に披露しながら、繋ぎのMCも実に滑らかである。
サロンコンサートはリラックスした雰囲気で進んだ。参加者に振る舞われた素晴らしく美味しいワインの効果もあり、穏やかで上質な夜の時間は瞬く間に過ぎていった。
グレース・マーヤさんのサロンコンサートは、このサロンで4年間毎年開かれている「German Physiks友の会」のメインイベントとして企画されたものである。
今日の友の会は3部構成であった。メインのサロンコンサートは最後の第3部である。その前の第2部は、このサロンに程近いイタリアンレストランでの食事会であった。
幾つかのテーブルに別れて座り、オーディオ談義に花を咲かせた。私の座ったテーブルのメインテーマは、いつしかPCオーディオになっていった。かなりディープな内容であったようであるが、残念ながらこの方面の知識が全くない私にはなんのことだかさっぱり分からなかった。
料理は次々に運ばれてきて、胃袋を心地よく満たしてくれた。質、量ともに十分に満足感の得られるものであった。
第2部の前の第1部は、この会の主旨でもある、German Physiksのスピーカーを使ったデモであった。使われたスピーカーは「トロバドール80」とPSD製のサブウーファーの組み合わせである。
PCからのデーターはMola MolaのデジタルプリアンプでDA変換されてから2台のSD05で増幅されて近未来的な造形のスピーカーから空間に放たれていた。
片チャンネルあたり2台のDDDユニットにより360度に放出される音は空間表現に特に秀でていて、それをPSDのサブウーファーがきっちりと下支えするこのコンビは、今や「熟成」の域に達し、安定感のある音を奏でていた。
この美しく豪華な会場には、少し早く着いた。これからスピーカーをセッティングし、微調整をする段階であったので、横浜のMさんのご厚意により、同じマンションの4階にある横浜のMさんのリスニングルームでパラゴンを聴かせてもらった。
3ウェイのパラゴンはマルチアンプで駆動されている。低域はブライストンのパワーアンプが、中域と高域は、ファーストワットのSIT1が受け持っている。
SIT1は新たに導入されたようである。そのSIT1の効果であろうか、今回聴かせていただいた音は、パワフルでありながら同時にしなやかさも感じられる音の質感に変わっていた。
アスリートではあっても、強張った筋肉のパワーで押し切るタイプではなく、筋肉がより柔らかく精細な動きをしなやかにこなすタイプになったような印象受けた。
パラゴンの部も入れると、今日は4部構成のオーディオ・アンド・ミュージックの一日となった。気温はとても低くかったが、盛りだくさんなイベントで心は十二分に暖まった。