AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

746:M3 SEDAN

2008年03月31日 | ノンジャンル


 BMW M3 SEDANが日本でも正式発表された。近くのディーラーにも展示車が置いてあったので、今日事務所からの帰り道、ついつい寄ってしまった。フロンからの眺めは、やはり精悍な顔つきである。

 クリス・バングルがチーフデザイナーになってから、BMWのデザインは大きく変わった。最初のうちは、アバンギャルドさが先行してしまって、いまひとつしっくりこないというか、こなしきれていないような感があったが、このM3及びその基となった3シリーズクーペはニューデザインの流れのなかで一つの到達点に達したような印象を受ける。アグレッシブさと従来からのBMW独特の洗練さが見事に融合している。

 しかし返す返す残念なのが、リアのデザインである。クーペのデザインとは違い、3シリーズ・セダンのデザインをM3 SEDANにも使ってしまったのである。フロントはクーペと同様のデザインなのにどうしてリアもその線でいってくれなかったのか・・・



 まあ、悪くないといえば悪くないのである。しかし、前日同じディーラーに展示してあったM3 クーペのリアデザインと比べてしまうと、色気という点において相当差があるような気がしてしまう。先日目にした白のM3 クーペは実用性を無視すれば今一番美しいと思える車である。



 M3は極めて魅力的である。しかし、ゴルフを趣味とする私にとって、M3はセダンであってもクーペであってもトランクの狭さが致命的である。今日もまじまじとトランクを開けて眺めていたが、これではキャディーバッグは、1つが関の山。2つはどうかしたら入るかもしれないが、3つは逆立ちしても無理。

 4バック・4名乗車で年数回ゴルフに行く機会がある私にとって、M3はやはり縁のない車なのかもしれない。しかし、そういった実用性を犠牲にしてでも一度乗ってみたいと思わせる魅力があるのは確かである。どうせ実用性を犠牲にするなら徹底的に・・・というわけでM3を買うならクーペというのが、今日の結論。

 しかし、1台しか車を持てる可能性のない私にとって、実用性を犠牲にできる可能性も極めて低いのが現実である。
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745:日本人の双子と3P

2008年03月30日 | ノンジャンル
 「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」は、おふざけ映画オースチン・パワーズ・シリーズの第3作。そのなかで、オースティンが日本人の双子フクミとフクユに言い寄られるシーンがある。この二人、見た目的には少々日本人でない気がするのであるが、Hぽくて、頭の中は相当軽めな感じ。
 
 その際、オースティンはメモを取り出し「死ぬまでにやりたい事リスト」をチェックする。そのリストにはちゃんと「日本人の双子の女の子と3Pする」という項目が記入されていた。

 私もそういう、「死ぬまでにやりたい事リスト」を持っているわけではないが、「日本人の双子の女の子と3Pする」ことは確かに魅力的ではある。この年齢になってしまうと、体力的少しきつそうであるが、機会があればトライしてみたい。

 しかし、今の私には、「日本人の双子の女の子と3Pする」こと以上に楽しみであり、かつ架空の「死ぬまでにやりたい事リスト」にきっと太字で明記されているはずなのが「ROKSAN XERXES20とLINN LP-12の両方を所有し聴き比べする」ことである。それが昨日から現実のものになった。これは嬉しい限りである。



 この景色は私にとって「オーディオ桃源郷」そのものである。飽かずに、いつまでも眺めていられる風景である。しかし、眺めているだけではもったいないので、もちろん音も聴く。

 LINN LP-12は着いたばかりであるので微調整はこれからである。昨日の段階では、ごく普通の上品な音が出てくるだけであったが、今日になりアームの高さを昨日の状態よりほんの少しばかり上げたり、インサイドフォース・キャンセラーを弱めたりといった微調整をするとかなり良い感じになってきた。

 カートリッジは新品であるので、1ケ月以上たたないと本来の音は出てこないはず、それ以外の機器は中古品であるため、微調整が進めばかなり本領を発揮し始めるはず。これからの日々はまさに蜜月である。しかし、あまりにLP-12にばかり執心すると、XERXES2Oが嫉妬してしまうので、そちらもケアを怠ってはいけない。LP-12とXERXES20との3Pは目くるめく官能の世界を私にもたらしてくれそうである。
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744:忙しい一日

2008年03月29日 | ノンジャンル
 今日はあまりに盛り沢山な一日であった。午前中は自治会主催の餅つき大会に参加。気軽な気持ちで下の娘と妻とで参加したのであったが、これが結構大変であった。子供連れの母親達は結構人数がいたのであるが、父親は数名。当然もちをつくのは父親の仕事。これが重労働。思った以上にきつい仕事で、結構腰にきた。

 昼ご飯は、当然つきたての餅。あんこ、きな粉、大根おろし、そして磯辺巻き・・・つきたての餅はやはり美味しい。なので、ついつい食べすぎ。疲労感をずしっと腰にためこんだ状態で帰宅。このままでは体力的に今日一日を乗り切れそうにないと思い、1時間ほど昼寝した。夕方から始まるオーディオタイムに備えた。

 そして、そろそろfj_nvさんと待ち合わせた立川駅に出かけようかと支度を始めたら、松浦さんから携帯に連絡が入り、石井式リスニングルームを検討されている方と立川で打ち合わせがあり、その後自宅にその方を連れて寄ってもいいか、との打診があったので「もちろんOK!」という展開に。打ち合わせが終わり次第、その方と施工業者も連れてお越しになる予定となる。

 「今日は忙しくなりそうだ・・・」と内心思いながら、立川駅ででfj_nvさんと合流し、自宅へ。ついてすぐにはリスニングルームへはいかず、fj_nvさんがもってきてくれたコーヒー屋ポンポンのメモリアルブレンドを味わう。fj_nvさんからコーヒーの入れ方についていろいろ教わった。結構目から鱗的な入れ方でびっくり、その澄んだ味わいにまたびっくりであった。

 そして、2階のデジタルルームでCDP-MS1とEMM LABSの聴き比べをして、アナログルームでROKSAN XERXES 20を聴いていただいた。今晩には新たにLINN LP-12がXERXES 20のライバルとしてこの部屋にやってくる予定である。それを知ってか知らずか、XERXES 20はその持ち味を発揮していた。

 6時ごろ松浦さんが、新築予定の方とその施工予定業者の方々を連れて我が家を訪れてくれた。いつ聞いても、新築はうらやましい・・・私も新築時にリスニングルームを石井式にしておきたかった・・・スウェデンハウスで自宅を建設予定とのことで、スウェーデンハウスの担当者や施工する工務店の方など多数の方にひととおり部屋を見ていただき、音も少しばかり聴いていただいた。

 松浦さんは、しばらく残ってくれて、ROKSAN XERXES 20のアームの調整具合を見ていただいた。若干お尻が下がり気味とのことで微調整・・・調整後は弦楽器の音の雑味がとれて、なめらかな風合いがでてくる。スピーカー位置も見ていただいたが、ほんのトントンで調整完了。ほぼスウィートスポットであったようである。

 その他プリアンプの電源部の設置位置の調整で音の出方が随分変わることなども教わり、いつもながら適切な松浦さんのアドバイスに感心しきりであった。膨大な経験の蓄積により瞬時に調整ポイントがわかってしまわれるのか、全くよどみなく的確である。

 松浦さんを送りがてら立川で食事、すると携帯にサウンドクリエイトの花木さんから連絡が・・・「いよいよLP-12が到着する・・・」fj_nvさんと2人で自宅に引き返す。家に着いたら既に花木さんの車が到着していた。その後の顛末は明日にでも・・・
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743:思いつき

2008年03月28日 | ノンジャンル
 「思いつき」はどこから来るのであろう?何の脈絡もなく降りそそいでくるような感覚である。それが有効かどうかは、定かではない。役立つ時もあれば、単に混乱を誘発するだけのこともある。しかし、降りそそがれた「思いつき」はなるべく実践してみることにしている。

 今日はゴルフの練習場で1時間ほど打ち込んできた。先日のゴルフではティーショットでOBを3発出したので、ドライバーの練習が中心。残念ながら前半はショットがバラバラ、引っ掛けたり、スライスしたり、あちらこちらに散らばる。

 「これでは、良いスコアはでない・・・」と意気消沈していたところ、ふと何故かしら思い付きが・・・右腕とクラブを一直線になるようにアドレスし、テイクバックからトップそしてダウンスウィングに至るまで、このクラブと右腕の一体感を維持する感覚でスウィングすると方向性が良くなるのではないか・・・結局インパクト時にクラブヘッドがスクエアにボールを捉えれば方向性は良くなるはずである。インパクト時にクラブのライ角と右腕のひじから下の角度が一致すればスクエアになる可能性が高い。

 そして試してみると、「これはもしかしてかなり良い思いつきでは・・・」と思えてきた。これは継続して練習してみる価値があるようである。

 1時間ほどゴルフの練習をすると結構疲労する。疲れてはいたが、自宅に帰ってきて、すぐさまリスニングルームへ。明日に備えて、クワドラスパイアのラックにLINNのLINTOをセットしたのである。



 これはダイナで展示品処分を購入したもの。購入価格は税込み180,000円。コンパクトで落ち着いたデザインである。しかし、軽い。ROKSANのフォノイコに比べても半分くらいの重量なのではと思えるくらいである。「これで大丈夫?」といった感を受けるくらい軽く、頼りない躯体である。

 明日にはその上段の棚板にはチェリーのLP-12が、そして下段の棚板には同じシルバーのLINGOが収まる予定である。そして、トーンアームEKOSの先端にはZYXのカートリッジが・・・その詳細は明日にでも・・・
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742:ホログラムもどき

2008年03月27日 | ノンジャンル


 「壷」である。これは霊感商法により購入したものではない。また、オーディオに関連したオカルト系アクセサリーでもない。単なる「壷」である。自宅の近くに陶器などの美術品を扱う店があり、そこで購入したものである。

 特に有名な陶芸家の作品でもないようである。作者の名前は書いてあったが、すっかり忘れてしまった。その人の個展のようなものをその店でやっていて、そのときにたまたま出かけていって、買った。「良い仕事してますね~」といった感じで、さっと選んだだけである。特にこの手の美術品に関して目利きのセンスがあるというわけではけっしてない。

 上の写真はリスニングポイントから見て右側のコーナーの写真で、下の写真は左側のコーナーの写真である。



 こちらにも「壷」が・・・同じ店で購入したものであるが、作者は別である。こちらは淡い色合いの爽やかな風合い。

 しかし、「壷」はどうでもいいのである。実はその背後のわけの分からない格子状のものが今日の主役。実はこれ、本来はCDラックなのである。一つ一つのスペースにCDを差し込む構造である。以前はCDラックとして使っていたのであるが、現在は使わなくなっていた。廃棄しようと思っていたのであるが、オーディオアクセサリー誌を読んでいてあることを思いついた。

 それは、摩訶不思議なオーディオアクセサリー、シャクティの「ホログラフ」の写真を見ていて思いついたのである。この「ホログラム」実に魑魅魍魎的な容姿をしている。スピーカー背後の両コーナーに設置すると「背景ノイズが消えたのと同じような感触がある・・・おそらく反響が精密になるためと思われる」といった効果があるようである。

 その魑魅魍魎的な見かけにものすごく執心したのであるが、価格を見て断念。そこで廃棄する予定であったCDラックを思いつき、「だめもと・・・だめもと・・・」とつぶやきながら、両コーナーに配置してみたら、何故かしらいいのである。

 「反響が精密になる」ほどの効果はないと思われるが、「反響が細やかになる」くらいの効果はあるような気がするのである。「壷」はあくまで見た目的なおまけに過ぎない。この廃品利用的な即席アクセサリー、なかなかなのである。
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