「数馬」までは隊列をキープして無理のないペースで走ってきた。「数馬」にある公衆トイレでトイレ休憩をしてから、ゴールである都民の森の駐車場を目指す。
距離は4.5km程で、もう下りが挟まることはなく、しっかりとした斜度の上りが最初から最後まで続く。
このコースを目一杯で走るとタイムは18分ほど。今日も平均パワーに着目して、イーブンペース走行で行く予定であった。
前々回の時坂峠、前回の山伏峠と平均パワー走行で上ってみた。大体いつも目安は250ワットである。
サイコンにはラップ機能がある。ラップボタンを押すと、押してからのタイムや距離、そして平均パワーをチェックできる。
その平均パワーに着目しながら、序盤からしっかりとした負荷をかけて走る。ペースは途中で変えることなく、最後まで走り切る。いたって簡単明快なヒルクライムである。
250ワットで走行できるのは20分程度が限界であろう。Mt.富士ヒルクライムでは1時間半ほどの時間を走る。その場合は220ワットぐらいの平均パワーであろうか・・・
スタートした。「数馬分校前」という看板が掲げられた信号機の下を通った際にサイコンのラップボタンを押した。
ここから負荷を少しづつ上げていった。サイコンの小さな画面に表示されるラップパワーは徐々に数字が大きくなっていった。ラップパワーのすぐ左側には瞬間パワーが表示される。こちらは数字がころころ変わる。
前半を経過した。ラップパワーは250ワットまで達した。序盤は皆ペースを抑えるためしばし私が先頭を引いていったが、途中から3名のメンバーがペースを上げて前に出ていった。
その3名の先頭集団から少し遅れながら私ともう一人のメンバーが続いた。途中道路工事の為片側一方通行になっているエリアがあった。
ガードマンが一人立っていた。先頭集団の3名は通行できる右側のエリアに入り込んでいった。急がないとそのガードマンに止められるかもしれないと思い、ペースを上げた。
幸い止められることはなかった。ここで止められるとリズムが狂う。そのエリアを抜けてまだまだ続く上りを走った。
視線の先には上っていく道が見える。鬱蒼とした木々に覆われた峠道の場合、道の先はよく見えないことが多い。
しかし、都民の森までの坂道は広く、視界が開けている。結構先まで見通せる。体が疲れてくると、「まだあんなにの上るのか・・・」とその景色が少々心に重くのしかかることがある。
今日もそんな気分になった。ラップパワーは後半に入っても予定通り250ワットほどで推移していた。それを落とさないようにする事を唯一の心の支えにしながら、後半の厳しい上りを走った。
道は終盤に入った。残り1kmの看板が頭上に見えた。ここからが頑張りどころ。3名の先頭集団も縦に少しばらけていた。
まだまだ差があるが、視界の先にはしっかりと先頭集団の背中が捉えられていた。上級者は今はオフシーズンであるので調子を落としている。
ようやく、都民の森の駐車場が視界の先に入ってきた。この段階でダンシングに切り替えた。すぐ前を行くメンバーには追いつけそうにはなかったが、鍋料理の締めにうどんか雑炊をいただくかのように、約束事としてラストスパートした。
駐車場の入口に到達して、ラップボタンを再度押した。数馬分校前の信号機から都民の森駐車場までの距離は4.33km、タイムは18分9秒、そして平均パワーは252ワットであった。
距離は4.5km程で、もう下りが挟まることはなく、しっかりとした斜度の上りが最初から最後まで続く。
このコースを目一杯で走るとタイムは18分ほど。今日も平均パワーに着目して、イーブンペース走行で行く予定であった。
前々回の時坂峠、前回の山伏峠と平均パワー走行で上ってみた。大体いつも目安は250ワットである。
サイコンにはラップ機能がある。ラップボタンを押すと、押してからのタイムや距離、そして平均パワーをチェックできる。
その平均パワーに着目しながら、序盤からしっかりとした負荷をかけて走る。ペースは途中で変えることなく、最後まで走り切る。いたって簡単明快なヒルクライムである。
250ワットで走行できるのは20分程度が限界であろう。Mt.富士ヒルクライムでは1時間半ほどの時間を走る。その場合は220ワットぐらいの平均パワーであろうか・・・
スタートした。「数馬分校前」という看板が掲げられた信号機の下を通った際にサイコンのラップボタンを押した。
ここから負荷を少しづつ上げていった。サイコンの小さな画面に表示されるラップパワーは徐々に数字が大きくなっていった。ラップパワーのすぐ左側には瞬間パワーが表示される。こちらは数字がころころ変わる。
前半を経過した。ラップパワーは250ワットまで達した。序盤は皆ペースを抑えるためしばし私が先頭を引いていったが、途中から3名のメンバーがペースを上げて前に出ていった。
その3名の先頭集団から少し遅れながら私ともう一人のメンバーが続いた。途中道路工事の為片側一方通行になっているエリアがあった。
ガードマンが一人立っていた。先頭集団の3名は通行できる右側のエリアに入り込んでいった。急がないとそのガードマンに止められるかもしれないと思い、ペースを上げた。
幸い止められることはなかった。ここで止められるとリズムが狂う。そのエリアを抜けてまだまだ続く上りを走った。
視線の先には上っていく道が見える。鬱蒼とした木々に覆われた峠道の場合、道の先はよく見えないことが多い。
しかし、都民の森までの坂道は広く、視界が開けている。結構先まで見通せる。体が疲れてくると、「まだあんなにの上るのか・・・」とその景色が少々心に重くのしかかることがある。
今日もそんな気分になった。ラップパワーは後半に入っても予定通り250ワットほどで推移していた。それを落とさないようにする事を唯一の心の支えにしながら、後半の厳しい上りを走った。
道は終盤に入った。残り1kmの看板が頭上に見えた。ここからが頑張りどころ。3名の先頭集団も縦に少しばらけていた。
まだまだ差があるが、視界の先にはしっかりと先頭集団の背中が捉えられていた。上級者は今はオフシーズンであるので調子を落としている。
ようやく、都民の森の駐車場が視界の先に入ってきた。この段階でダンシングに切り替えた。すぐ前を行くメンバーには追いつけそうにはなかったが、鍋料理の締めにうどんか雑炊をいただくかのように、約束事としてラストスパートした。
駐車場の入口に到達して、ラップボタンを再度押した。数馬分校前の信号機から都民の森駐車場までの距離は4.33km、タイムは18分9秒、そして平均パワーは252ワットであった。