AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

1295:都民の日

2009年09月30日 | ノンジャンル
 明日は午前中に2件、その後夜の7時に1件クライアントを訪問する。明後日も午前中2件、その後夜の7時に1件クライアントを訪問する。

 どちらも昼食を済ませてから午後7時までの時間は仕事の予定を入れていない。その空いた時間は有効に活用する予定である。仕事のために使わずオーディオ関係で使う予定なのである。

 明後日10月2日はインターナショナル・オーディオ・ショウの初日。平日であるのでそれほど込んでいないはず。なので2日の午後に行く予定でいる。昨年一昨年ともに仕事が休みの土曜日か日曜日に行ったのであるが、その混み具合は尋常でなかった。ゆっくり座って試聴することすらできないのである。

 ただえさえ、最新鋭のオーディオ機器に対する興味は半減してしまっている。恐ろしく込んでいるとさっさと切り上げたくなってしまう。

 しかし、平日であればそこそこ充実した時間になるよう気がするのであるがどうであろうか・・・聴いてみたいのは、ここ最近矢継ぎ早に発表されたハイエンドスピーカー。

 FOCAL、WILSON AUDIO、AVALONなどから新しい主力商品が発表された。その真の実力が展示ブースで聴けるわけではないであろうが、やはり真新しいものは一度見て、ちょい聴きしたいものである。

 アナログ関連では新たに日本に輸入が開始されたブリンクマンのアナログプレーヤー「OASIS」を見てみたい。デザインが素晴らし。ドイツのごつい感じのプレーヤーではなく、繊細な美しさが溢れている。こういった造形には心惹かれるものがある。

 我が家には3台もアナログプレーヤーがあるので、これ以上増やす可能性は全くない。アナログプレーヤーには見るものを心癒す何かがある。ついつい目が釘付になってしまう。「これ・・・欲しいよね・・・」とうっとりしてしまうのである。

 美しいアナログプレーヤーは、まさに美しい女性のようである。うっとりさせられる。では、美しくないレコードプレーヤは・・・やはり美しくない女性のようである。

 明日10月1日は「都民の日」である。「都民の日」とは全く関係ないのであるが、レコードを3枚持っていく。我が家のLP12のターンテーブルに毎日のように乗っているSCHUTZ、VIVALDI、HAYDNのレコードをもって、3種類のターンテーブルに乗せる予定である。

 「3種類のターンテーブルのうち最もお気に入りはどれか?」というお題での試聴なのであるが、結果はどうなるか・・・
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1294:70年代の息吹

2009年09月29日 | ノンジャンル


 ノーマルバージョンのLP12のアームボードに印刷されたロゴマークである。比較的目立つようにデザインされている。LINNのロゴマークのなかに「LP12」という商品名がはいっていて、その横にLINN SONDEKという文字が比較的大きく表示されている。

 これを見ていると何故だか70年代の雰囲気を感じる。その全体の造形や書体から受けるイメージがそう感じさせるのであろうか。流動的で熱く、不安定要因が多いけれど何かしら新鮮な息吹を感じる70年代の空気が詰まっているような感じである。

 一方KEELには、全く印象の異なるロゴマークが印刷されている。まず一番上にLINNのロゴマークが細いラインで描かれる。そしてそのロゴマークの下にはLINNと社名がはいり、さらにその下にはSONDEK LP12と商品名が、相当小さな書体で控えめに印字されている。

 このロゴマークは冷めている。「クール」である。「KEEL」と書いて「クール」と読むのであろうかと勘違いするほどである。ここには70年代の熱い息吹は生息していない。理知的で冷静な動じない心が表示されているような気がする。

 我が家のノーマルバージョンのLP12は独特な響き感がある。特にクラシックに関してはその響き感が心地よく響く。リアルというのとは違うが、音楽を聴くうえで心地よいスパイス的な響きが乗り、木質系の色合いが音から感じられるのである。

 KEELに変えてその心地よい響き感が消えなければいいのであるが、どうであろうか・・・これは一度確かめる必要があるかもしれない。SOUND CREATEにはノーマルバージョン、SEバージョン、究極最新バージョンの3つのLP12があるはず。

 花木さんから何度も携帯に連絡が入った。「せび聴き比べてください・・・」「近いうちにお邪魔します・・・」といったやりとりが数回あったが、まだ行っていない。ここは、花木さんではなく、竹田さんにメールしたうえでこっそり行ってみようか・・・
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1293:KEEL

2009年09月28日 | ノンジャンル
 LINNのLP-12は本体のみで399,000円である。それほど高価ではないような気がする。しかし、LP-12をSEバージョンにするためには、KEELと呼ばれるプラットフォームが必要になる。

 このKEELが472,500円。本体よりも高い。そこが多少引っ掛かる。これが262,500円なら納得するのであるが、明らかに本末転倒のような・・・

 KEEL は航空機アルミニウムの塊から削り出し加工により作られるため高価になるのは仕方ないのかもしれないが、どうも気になるところではある。

 さらにSEバージョンの場合にはトーンアームがEKOS SEとなる。これまたKEELに輪をかけて高価なのである。定価で840,000円。ぐっとみぞおちにくる価格設定である。

 ノーマルバージョンのEKOSも販売終了時には472,500円と高価であったが、それを大きく超える。素材がチタンであることが高価になる大きな要因となると思われるが、少し息苦く感じる価格設定である。

 さらに最近SEバージョン以外に、RADIKALと呼ばれる高性能モーターとURIKAと呼ばれる内蔵型フォノイコライザーがオプションとして発売された。

 RADIKALは945,000円、URIKAは472,500円。SEバージョン同様、なかなか唸ってしまう価格である。この4つのバージョンアップを順次行い、全て完成させるためには合計2,730,000円のコストが必要になる計算である。

 LP-12が相当に高性能になり別次元のプレーヤーに移行するのかもしれないが、そのために必要なコストを考慮すると二の足を踏まざる得ない状況である。

 この4つのバージョンアップの中で、もし一つだけ行うとしたら、それは迷わず「KEEL」であろう。四つのいずれもが性能アップを実現してくれるはずであるが、LP-12は素の状態でもそれなりのレベルに達しているはずである。そのなか、最も本質的な部分でのレベルアップを図ってくれそうなのが「KEEL」のような気がしてる。

 確かめようがないのであくまで「気がしている」程度でしかないのであるが、LP-12をわが家に迎えて1年が経過したのを記念して、「KEEL」導入を前向きに検討中である。こういったことは前向きに検討すると、まず止まることはない。

 価格的には多少不納得な点がないわけではないが、銘機LP-12の持てるポテンシャルをアップするにはかなり有効な手段のような気がする。
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1292:コーヒー小僧

2009年09月27日 | ノンジャンル
 「小僧」は広く浅くが身上である。「オーディオ」に限らず「クラシック」も「ゴルフ」も「テニス」も「ロードバイク」も「コーヒー」も「小僧」どまりであるのが悲しいところ。

 クラシックは、月に2度ほどコンサートに行く。レコードやCDも月に数枚購入するが、一貫性はなく、行き当たりばったりである。系統だったものはなく、そのときの気分に相当左右される。

 ゴルフはたまに80台がでるが、なかなかそこから上達しない。週に3回以上練習場に通おうと一旦は決心したが、続かずまたもとの週1,2回ペースに戻った。ラウンドも月に2,3回。年間で30回程度。この程度では「上級」への移行は難しい。

 テニスは月に1回程度。テニスをした翌日は筋肉痛で苦しむというていたらくである。ロードバイクは週に1回、しかも1時間のみという軽い付き合いである。家のすぐ側にちょうど良いサイクリングロードがあるので続いているが、そういった恵まれた条件がなければ、きっと続いていないはず。

 コーヒーは近所の珈琲豆屋さんに2週間に1回ぐらい豆を買いにいく。それを手回しのミルで挽いて、ネルで入れる。このみせの店主はきっと定年退職後、珈琲好きが高じて店を始めたのでないだろうか?

 年のころ60台半ば。店は自宅の一階を改装した極少スペース。どう見てもこれだけでは生活できないはず。おそらく主たる生活資金は年金であろう。大好きな珈琲を仕事にしたくて、奥さんをどうにか説得して店を始めたような気がする。

 さて、今日はマンデリン、モカ、コロンビア、ブラジルの四つを購入。そしてマンデリン50%、モカ25%、コロンビア15%、ブラジル10%の割合でブレンドして入れてみた。割合は厳密ではなく、大まかである。

 hadesさんはマンデリンベースでモカやブラジル、コロンビアをブレンドされているとおっしゃられていたような記憶がかすかに頭の片隅に残っていたので、試してみたのであるが、「なかなか良いのでは・・・」という第一印象である。

 あくまで「小僧」なので、究極的な突き詰めをすることはないのであるが、その4種の比率を変えて試してみる、といったことは案外と楽しい。しばらく飽きるまでは楽しめそうである。しかし、「小僧」は飽きが早いのも特徴である。
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1291:「3」

2009年09月26日 | ノンジャンル


 数字は具体的な数を意味する以外に何かしら別の顔を持っているような気がする。また、その形から受ける印象も異なるものがある。

 日本の場合、一番人気は「7」であろう。「ラッキーセブン」といわれるように縁起の良い数字の代表格である。
 
 一方「4」は「し」とも読み、「死」を連想させるためか、日本では人気薄のようである。では、「3」はどうであろうか?

 どうといわれてと、どうということのない数字なのかもしれない。しかし、一般的には好意を持って迎えられていう数字かもしれない。

 「三日坊主」「石の上にも三年」「三度目の正直」「仏の顔も三度まで」などなど、意外と「3」は日本語の世界では活躍しているのである。

 私の場合、「三回連続80台」が大きな目標であった。今日はそのチェレンジの日である。上手くいくと今後の大きな自信につながるような気がしていたのである。

 寄居カントリークラブは比較的距離のあるコースである。また、起伏が結構あり、延々打上のホールがあったりと手ごわい相手である。

 INスタートであったので、最終ホールはOUTの9番。514ヤードのPAR 5である。午前中はティーショットでのOBが響き「48」と散々であった。

 午前中が終わった段階で、3回連続80台は風前の灯火状態であった。しかし、午後は持ち直し、最終ホール前まででPARが三つ、残りは全てBOGY。最終ホールのロングをPARであがればOUTは「41」となり、TOTALで「89」となる。

 結構痺れる状況である。ここは堅実な戦術に徹することにして、3打目でのパーオンを狙った。しかし、3打目はわずかにグリーンの右側に外した。

 ピンまで12ヤード。アプローチが上手くいけば充分PARをとれる距離である。慎重にアプローチショットを放つとカップから1.5Mほど手前にボールは止まった。

 まずまずである。1.5Mであれば普通は入る距離。目を凝らしてグリーンの傾斜を読んだが、ほぼストレートのラインと思われた。

 そして、意を決してパーターで打ったボールは、カップに吸い寄せられるように見えたが、ピンの直前20cmくらいで左に切れ始めた。結局ボールはカップの淵を舐めて外れた。

 私以外の人間にとっては全くどうでもいいことであるが、私の心には重くのしかかる一打であった。「一打しか違わないのであるが、大きな差である・・・」
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