AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

4583:ランニング

2018年09月30日 | ノンジャンル
 台風24号は、今日の夜にもっとも関東に近づくようであった。朝のうちの空は比較的穏やかな表情をしていた。

 雨は時折パラつく程度であった。風もまだ吹いておらず、「嵐の前の静けさ」を思わせる状況であった。

 チームでのロングライドは当然のことながら中止である。若い頃であれば、寝坊を決め込んでベッドで長時間ゴロゴロとしてられたが、この年齢になるとそういうことができなくなる。

 7時には起きだして、朝食を摂った。そして特にすることもないので、車で「AnytimeFitness 桜街道店」に向かった。

 ここは24時間OPENのジムである。中にはランニングマシーンや筋トレマシーンがずらっと並んでいる。日曜日の朝、トレーニングしている人はまばらであった。

 手早く着替えて、ランニングマシーンに向かった。普段はエアロバイクを使ってトレーニングするが、たまに趣向を変えないと飽きてしまう。

 まずはウォーミングアップから。5km/hのスピード設定でウォーキングである。5分間のウォーミングアップを終えると、スピードを10km/hに設定してランニングを始めた。

 ランニングは、体幹が鍛えられる効果があると聞いたことがある。社交ダンスのレッスンではいつもジェニファーから注意を受ける。「脚ではなく、体幹で動く意識をもってください・・・」と。

 「そうか・・・ランニングのメリットは体幹を鍛えられことか・・・」と思いながら、一定のスピードで回転するランニングマシーンの上で、二十日鼠のように走っていた。

 10分もすると汗が流れ始めた。ランニングマシーンにはインターネット接続ができる機能があるので、イヤホンを繋いでYouTubeから流れる音楽を聴いて走った。

 ランニングは右足と左足が交互に全体重を支える。その脚にかかる衝撃は長い距離を走っていくと、筋肉にその負担が蓄積していく。

 6kmほどの距離を走ると、脚の筋肉が辛くなってきた。「あと1km走って、7kmになったら、止めよう・・・」そう思いながら、表示される走行距離に注目していた。

 そして、ようやく走行距離の表示が7kmに達した。スピードを5km/hに戻してクールダウンに移行した。この瞬間のほっとする感じはやはり気持ちの良いものである。

 「ランニングのトレーニングを継続的に続けていくと、フルマラソンでも走れるようになるかな・・・冬場はロードバイクのイベントはないから、冬場のモチベーション維持にマラソンでも走ってみるかな・・・」などと、暢気なことを考えていた。
コメント

4582:WIRE2

2018年09月29日 | ノンジャンル
 ようやく入荷したSIDI WIRE2を受けとりに行くことが、バイクルプラザに立ち寄ったもう一つの目的であった。

 現在使っているSIDI WIREは既に4年が経過していた。そのWIREの改良型であるWIRE2が今年発売されたので「そろそろ替え時かな・・・」と思い、幾つかある仕様の中から選んだのが、WIRE2 CARBON AIRのホワイトである。

 「AIR」はシューズ全体に小さな穴が開いている。これで通気性が良くなっているのであろう。夏は良いが冬は寒いのかもしれない。

 WIREとの変更点ですぐにわかるのが、つま先側の締付ダイヤルがアッパーサイドからタン中央へ移動したことであろう。

 SIDIのもう一つの代表モデルである「SHOT」は締付ダイヤルが二つともタン中央にあるが、WIRE2はつま先側だけである。

 SHOTと従来のWIREの良いとこ取りをしたような形状である。見た目的にもこっちの方が安心感があるような気がした。

 家に持ち帰ってから、WIREとWIRE2をじっくりと見比べてみた。カラーリングが違うので、印象が随分と違うが、デザインとしてはWIRE2の方がよりシンプルでモダンになったと思えた。



 SIDI WIRE2は特に軽量化を意識して開発されたモデルではないが、ちょっと気になったので、WIREとWIRE2の重量を比べてみた。

 どちらもTIMEのクリートが装着された状態である。その結果はWIREが330gで、WIRE2が339gであった。ほとんど変わっていなかった。WIREに取り付けられていたクリートはだいぶすり減っていたので、その差が9gだったのかもしれない。



 これから少なくとも4年間ほどはこのWIRE2で足元を固めて、ロングライドを走ることになるであろう。

 それにしてもやはりSIDIのデザインは素晴らしい。やはりデザインの国、イタリアのサイクルシューズである。
コメント

4581:785 HUEZ RS

2018年09月28日 | ノンジャンル
 周囲がすっかりと暗くなった頃合いに、「バイクルプラザ」に到着した。リーダーはちょうど急ぎの作業に追われていた。

 私は小さなカウンター席に腰を下ろして、「これです・・・」と手渡されたLOOKの2019年モデルのカタログを、しげしげと眺め始めた。

 LOOKの現在のラインナップはすべて頭に「7」が付く。上から「795」「785」「765」というラインナップである。

 フラッグシップである「795」は、「エアロバイク」である。実に斬新な造形で、凝りに凝っている。個人的には少々やり過ぎ感を感じてしまうが、このデザインに嵌まってしまうと抜け出せない独自の魅力を持っていることは確かである。

 「785」は徹底した軽量化を図った「クライミングバイク」である。「785」はノーマルとRSがあり、私が注目しているのはRSモデルである。

 「795」と比べると「785」はいたってシンプルなデザインである。肩の力が抜けているというか、自然な造形美を誇っていて、実に目に馴染む。

 「765」はさらに肩の力が抜けた「コンフォートバイク」である。完成車のみの販売でフレーム単体での販売はしていないようである。

 2019年の「785 HUEZ RS」のラインナップ、とりわけそのカラーリングに関して関心が高かった私はすぐさまそのページに着目した。

 「785 HUEZ RS」には、実は二つの仕様がある。一つはLOOK独自開発のクランクであるZED2が装着されZED2専用のBB規格となるモデルであり、もう一つはシマノなどのメーカー製のクランクを装着することを前提としたBB規格を採用したフレーム単体モデルである。

 DURAACEのパワーメーター付きクランクを数ケ月前に購入したばかりの私は、当然のことながらZED2など眼中にない。

 後者のシマノのクランクをそのまま装着できるフレーム単体モデルを購入することが前提であった。

 しかし、海外のサイトで見かけとても良い印象を持った「プロチームホワイトグロッシー」と呼ばれるホワイトのカラーリングは、ZED2が装着されるモデルにのみ用意されていて、フレームのみが販売されるモデルには、その色の設定がなかった。

 フレーム単体での販売モデルに用意されたのは「プロチームブラックグロッシー」「ブラックレッドグロッシー」そして「ブラックグレーマット」の3種類のカラーのみであった。

 どうしてもホワイトのカラーリングが欲しいということになると、ZED2付きのモデルを購入して、ZED2は取り外して物置にしまっておき、BBに別売りのアダプターを装着してDURAACEのクランクを装着する必要がある。

 ZED2が付いてくると税別で10万円もプライスが高くなる。別売りのアダプターは税別で12,000円する。ということは、ホワイトのカラーリングを選択すると税別で112,000円の追加料金が必要となるのである。

 一方、ZED2が付いてこないフレーム単体の定価は、2018年モデルと変わらない税別38万円である。

 現在乗っているKuota Khanのフレーム価格とさほど変わらない。徹底した軽量化が施されたクライミングモデルとしては常識の範囲内の価格である。

 「プロチームブラックグロッシー」は、2019年モデルではマット塗装からグロス塗装に変更されて、ピカピカの艶を得た。個人的な好みからすると良い方向に変更された。

 「ブラックレッドグロッシー」と「ブラックグレーマット」は、「プロチームブラックグロッシー」からすると、LOOKらしさが少し減退する。

 「プロチームホワイトグロッシー」をあきらめるなら「プロチームブラックグロッシー」が選択肢としてあがってくる。

 追加料金を支払ってホワイトを選択するのか、現実的で冷静な判断に基づきブラックを選択するのか・・・リーダーの作業が終わる10数分の間、こっちに揺れあっちに揺れを繰り返したが、一定の帰結点に私の心は着陸した。

 そして、発注を依頼した。Kuota Khanのサイズは「L」である。両者のジオメトリーをカタログで比較して、一番近かったのはLOOKの場合「M」であった。

 「納期は輸入代理店でも全く分からないようです・・・」とのことであった。来年の「Mt.富士ヒルクライム」に間に合うかどうかといった感じのようである。
 
 いずれにせよ2019年の私のニューフレームは決まった。その新しいフレームに恥じない程度にエンジンの能力を維持向上させないといけない。
コメント

4580:小雨

2018年09月27日 | ノンジャンル
 前回のゴルフは、台風の影響による大雨の中でのことであった。ほとんどの予約客は前日までにキャンセルしていて、当日プレーしていた数組も2ホールほど消化した後で止めてクラブハウスに引き返していた。

 私たちのグループ2組は最後までプレーしたが、その日18ホールを回ったのは、その2組だけであった。そう言った厳しいコンディションであったの、当然スコアの方も散々であった。

 今日は、顧問先の会社の社長2名とのゴルフの予定が入っていた。昨日確認した天気予報は「雨のち曇り」である。

 「また、雨か・・・」と少々意気消沈した。「しかし、前回のように激しい雨にはならないであろう・・・」と思い直した。

 当日の朝は6時45分に自宅を出た。車のフロントウィンドウには小さな雨粒がパラパラと落ちていた。その雨の具合は「本降り」というほどではなく、「小雨」と評するべきものであった。

 久邇カントリークラブには1時間ほどで到着した。ここは西武系の名門コースである。一緒に回るメンバーと合流してスタート地点に向かった。

 カッパを着用していたが、その必要性がそれほど感じられない程度の雨の具合であった。「これくらいならそれほど気にならないですね・・・」と同伴競技者と話しながら、ホールをこなしていった。

 ゴルフは概ね月1ペースで、練習場にもいかなので、スコアはそれほど良いわけではない。パーも出るが、ミスショットが続いてトリプルボギーも出るというアップダウンが大きな前半であった。

 前半の西コースのスコアは「48」であった。「まあ、こんなものかな・・・」と、もう少し良いスコアを期待していたので、肩を若干落としながらクラブハウスへ戻った。

 昼食には「生姜焼き定食」を選択した。とても美味しい豚肉であった。近くに「サイボクハム」があり、そこの「ゴールデンポーク」を使っているとのことであった。

 その美味しい豚肉が効いたのか、後半の東コースは、パー三つ、ボギー三つ、ダブルボギー三つという、ある意味バランスの取れた構成で終えることができた。

 東コースのスコアは「45」であった。トータルは「93」で、まあ、いつものスコアである。雨は時折降ったが、気になるほどではなく、昨日の大雨でバンカーが池のようになっていたことを除けば、それほどの影響はなかったようである。

 ゴルフの後は、「バイクププラザ」へ向かった。2ケ月ほど前に発注していたSIDI WIRE2がようやく入荷したのである。

 さらにリーダーがLOOKの展示会に行ってきて、LOOKの2019年モデルのカタログを持って帰ってきてくれたのである。

 そこには次期フレーム候補の第一順位に位置しているLOOK 785 HUEZ RSの2019年モデルの情報が詰まっているはずであった。
コメント

4579:神戸岩

2018年09月26日 | ノンジャンル
 時坂峠の向こう側に向かって少し下りていくと「そば処 みちこ」がある。ここは週末のみ営業しているそば屋である。古い古民家が鄙びた雰囲気を醸し出していて、独特の魅力がある、知る人ぞ知る的な店である。

 その「そば処 みちこ」の向こう側は、従前は舗装されていなかったが、舗装されてロードバイクでも通れるようになった。その道を進んだ。

 道は下り、少し上り、そして豪快に下っていた。想定していた以上に急激な斜度を有する道であった。15%以上、場所によっては20%ぐらいあるのではと思える斜度である。

 しっかりとブレーキングしながらその道を下っていった。その道には斜面から落ちてきた石が砕けたものが多く転がっていた。

 切っ先鋭い石があるので、注意して走行した。誤って乗り上げてしまうと、タイヤがパンクするであろう。

 その道をしばし下っていくと、小さな集落に出た。その集落を抜けると広い道路に出た。この道は下る分にはまだいいが、上るのは勘弁願いたい道であった。

 「せっかくだから神戸岩まで足を延ばしましょう・・・」ということになり、神戸岩に向かう道を進んだ。

 神戸岩は、檜原村北部にある殆ど知られていない穴場のパワースポットである。神戸岩は「かのといわ」と読む。東京都の天然記念物にも指定されている。

 そこまで向かう道は結構上っている。脚がスカスカであったので苦労しながら走っていくと、その場所に着いた。



 Kuota Khanを神戸岩を見上げる橋の苔むした欄干に立てかけて、神戸岩を見上げた。橋の下を流れる整流からは水音が響き、水辺独特のり涼しさがある。マイナスイオンも盛大に出ているようであった。

 しばし、その天然記念物である巨大な岩を見上げながら、少しばかりパワーを補充した。6名はそのパワースポットで英気を養ってから、帰路についた。

 途中、「ちとせ屋」に立ち寄って名物である「卯の花ドーナッツ」を食べた。揚げたてで、暖かいドーナツは、優しい味がした。

 神戸岩と卯の花ドーナッツで充電量を補充してから、檜原街道、睦橋通りと走っていった。天気は晴れてきたので、帰路はかなり暑くなった。

 「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」が終わり、しばらくイベントはない。10月の後半には「箱根ヒルクラム」があり、今年もエントリーしている。

 「それに向けて少し緩んでしまった気持ちを立て直そうと・・・」と思いながら、筋肉痛で少し重い脚をくるくると回した。
コメント