AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

4708:CTA301

2019年01月31日 | ノンジャンル
 東京都内のインフルエンザの感染者数が過去最高になったと報道されていた。相当な勢いで感染が広がっているようである。

 そのインフルエンザの感染を避ける一つの手段としてこまめに歯磨きをするといいと、先日テレビで報道されていた。

 とある保育園が子供を預かっている時間帯で5回ほど歯磨きをするようにしたところ、インフルエンザに感染する子供の数が激変したということであった。

 普段は朝、昼、晩の3回歯磨きする。昼は、外回りをしていると磨けないので、1日に2回のこともある。

 その回数をこの冬の時期だけぐっと増やすといいようである。まあ、コストがかかる対策ではないので、やってみようかと思った。これからの時期は、会計事務所は1年で一番忙しい時期を迎える。インフルエンザに感染することはどうしても避けたいところである。

 大川さんのお宅にお邪魔して、大川さんがベビー綿棒を使って、プリアンプのRCA端子を掃除されている様子を見て、インフルエンザ感染を防ぐ歯磨きのことを思い出した。

 「RCA端子って汚れるんですか・・・?」

 と、その様子を見ながら訊いてみると、「そうですね・・・意外と汚れるんですよ・・・時折こうやっってベビー綿棒で綺麗にすると、音がすっきりとするような気がしてね・・・まあ、そう頻繁にやる必要はないんだろうけど・・・やらないと気になってね・・・」との返答であった。

 そういえば、我が家のMarantz Model7のRCA端子の掃除をしたのははるか昔のような気がした。購入したばかりの時に1回した記憶しかない。「帰ったらさっそく掃除してみよう・・・」と思った。

 オーディオアクセサリーの世界には、接点復活材・接点保護材・接点導通材・導通向上クリーナー等の商品があることを思い出した。

 「接点復活材ってあるじゃないですか・・・そういったものは使わないんですか・・・?」と、さらに大川さんに質問してみた。

 「そういったものは、一定の効果があるんでしょうけど、ある種の音質的な変化が伴いますから、良い方向に向かう場合と、そうでない場合があるような気がして・・・何もつけない綿棒で掃除するだけなら、副作用はないはずですからね・・・」と大川さんは答えた。

 「RCA端子は接続したままの状態なら汚れないような気がするけれど、錆びでしょうか・・・時折こうやって綿棒で綺麗すると、綿棒がうっすらと汚れるんですよ・・・RCA端子が汚れると、音に濁りや歪が加わり、S/Nも低下しますからね・・・」

 器用にRCA端子の掃除を一通り済ませたあと、大川さんはそう言って数本の使用済みのベビー綿棒をゴミ箱に入れた。

 我が家のMarantz Model7ほどではないが、大川さんがお使いのCOPLAND CTA301も古いオーディオ機器である。

 COPLAND CTA301は、1994年から発売が開始された製品であるので25年ほど前の製品である。そのデザインは北欧製らしい清涼感に溢れている。

 5つのノブがシンメトリックに配置されている。その構図はシンプルでありながら見事にバランスが保たれている。

 その新しいとは言えないプリアンプを大事に使われている様子が微笑ましかった。駆動するプリアンプとパワーアンプは、最新のものではないが、スピーカーはつい最近、最新のものに変わった。

 その最新のスピーカーのご機嫌窺いに、大川さんのお宅にお邪魔した。その新しいスピーカーとはMAGICO A3である。
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4705:上り返し

2019年01月30日 | ノンジャンル
 相模湖側から上る大垂水峠も斜度はそれほど厳しいものではない。感覚的には4~5%ほどである。しかも斜度の変化があまりない。

 緩めの斜度でほぼ一定・・・これは私にとってとても走りやすい。斜度が10%を越えるような激坂は、体重が重いので苦手であり、普段のトレーニングは一定の負荷で60分間ペダルを回し続ける単純なものであるので、斜度やペースの変化に弱い。

 その坂道を速めのペースで走っていった。頂上までの残り距離が3km程くらいから、「バトルモード」に突入した。

 ペースが上がり過ぎないように注意しながらテンポ良くしばし走っていると、やがて上級者2名が、ペースを上げて前に出ていった。

 2度目のヒルクライムなので、脚の余力が万全ではないはずであるが、走りやすいコースであるためか、ペースが落ちることはなかった。

 残り距離が少なくなってきても、旧式のエンジンは回転数もトルクもその能力を維持していた。「まだ、いけそうだ・・・」と思い、少しペースを上げて、前の2名の背中を追った。

 前の2名は、完全な「バトルモード」ではなく、流し気味に走っていたので、その背中は近づいてきた。

 「気づかれないように近づいていけば、ラストスパートでかわせる・・・」そう思って、普段は大きな排気音を極力抑えるようにして背後に近づいていき、ゴール手前でスパートした。残念ながら一人には気付かれてしまい、逃げられてしまった。

 大垂水峠を両方からしっかりと堪能した。大垂水峠はどちらから上っても斜度が厳しくなく、走りやすいヒルクライムコースである。

 ヒルクライムを終えた。次なる目的地は「駿河」である。その豚丼の味わいを脳の味覚中枢で思い出しながら、復路を走った。

 高尾山の脇を抜け、浅川サイクリングロードを走っていった。そして目的地である「駿河」が見えてきた。

 しかし、なんだか人気がない。「もしかして休み・・・?」と思った。店の前まで行ってみて店内の様子を窺ったが、やっていなかった。

 時刻は11時45分。12時から開店ということはなないはず。日曜日が定休日ということもないはず。頭の中には「?」が幾つか並んだが、しょうがない。

 後ろ髪を引かれる思いで「駿河」の店から離れ、少し先にあるセブンイレブンへ向かった。ここで昼食休憩をした。

 天気予報通り、昼近くから北風が吹いてきたが、セブンイレブンの駐車場は建物が盾となって風が吹いていなかった。陽光はたっぷりと降り注いでいたので暖かかった。

 昼食には「カレーうどん」を選択した。セブンイレブンのカレーうどんは、和風だしが効いたまったりとした味わいである。それを味わいながら胃袋の中に納めた。

 通食休憩後は、北風に幾分悩まされながら、走っていった。天気が良かったので、車の数は多めであった。車の脇を通りすぎながら帰路を急いだ。
 
 玉川上水に沿った道を走り、「百石橋」で東大和方面へ向かう2名は、本隊から離れた。まっすぐに北に向かった。ちょうど北風が正面から吹き付けてくる。

 自宅に辿りつくと、サイコンの走行距離を確認した。「91km」であった。消費カロリーは2,027キロカロリーであった。
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4704:レフ板効果

2019年01月29日 | ノンジャンル
 相模湖に向かって下っていくと、華やかな色合いの歯科医院の建物が右側に見えてくる。そのすぐ手前を左折した。

 さらに下っていくと相模湖の湖畔に到着した。湖畔に着いた時には、ちょうど大学のボート部の部員がボートを担いで、湖に出ていくところであった。

 ボート競技は筋力と持久力が要求される競技である。体形的にはいわゆる「細マッチョ」が望ましいのであろう。

 陽光で煌めく湖畔をボートで滑るように進むことは気持ちよさそうであるが、トレーニングは相当ハードであろう。

 この季節、観光客の姿はほとんどない。実に静かである。冬の晴れた相模湖には、実に優雅な時間が流れていた。
 


 湖畔の公園の中にある県立相模湖漕艇場はガラス張りの円柱状の建物である。そのガラスが陽光を反射して、湖畔にレフ板による反射光のような光を所々投げかけていた。

 その反射光が当たっているエリアに白い色のロードバイクを置くと、ホワイトがパールホワイトになる。ロードバイクが浮き上がったように見える。

 人間もそのエリアに入り込むと顔色が白くなり、立体感がでる。「これがレフ板効果か・・・」と感心しながら見ていた。

 試しにその反射光が当たっているエリアに私のLOOK 785 HUEZ RSを置いてみた。色がブラックなので、ホワイトほどの変化はないが、それでも少しばかり輝かしさが増した。



 しばしの時間、湖畔で優雅な時間を過ごしたが、いつまでもそうしているわけにはいかず、「上り返し」へ向かってリスタートした。

 5台のロードバイクは隊列を組んで、上り基調の道を走った。やがて大垂水峠を相模湖側から走る峠道に入っていった。

 こちら側からのコースも斜度は緩めで推移する。隊列のスピードは少しづつ上がってきた。頂上までの距離が残り3km程になったあたりから、スピードはさらに上がった。いよいよ、上り返しも「バトルモード」に入っていった。 
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4703:大垂水峠

2019年01月28日 | ノンジャンル
 浅川サクリングロードを終点まで走った。「町田街道入口」の交差点から甲州街道に入って、高尾方面へ向かった。

 やがて京王線でもっとも西にあるる「高尾山口駅」の前を通過した。その美しい外観は、グッドデザイン賞を受賞したことでも話題になった。

 高尾山は季節の良い時期には、多くの登山客で賑わうが、さすがに真冬のこの時期にはそれほどの人出ではなかった。

 高尾山を過ぎて圏央道の高尾インターの下を潜っていった。道は緩やかな上りに転じていく。周囲の建物も徐々に無くなってくる。

 斜度は緩めで推移する。上り始めてしばらくは隊列をキープして無理のないペースでクランクを回していた。

 残り3kmほどであったであろうか、単独で走ってきていてチームの隊列のお尻についていたローディーがペースを上げて前に出ていった。

 「良い目標ができたから、ペースを上げようかな・・・」と思い、隊列を離れて私も前に出ていった。

 といっても急激にペースを上げるわけでなく、じわじわと上げていった。高尾側から走る大垂水峠は斜度が緩い前半で無理をし過ぎると斜度がしっかりとしてくる終盤で脚が切れてしまう。

 前を行く単独ローディーとの間合いが少しづつ詰まってきた。20メートルほどになった時に、チームメンバーが前に出てまた少しペースを上げてくれた。

 私はその背後に付いて走り続けた。単独ローディーの右脇を通りすぎた。頂上までの残り距離は2km程であろうか、やがて上級者2名がペースをぐんと上げて前に出ていった。

 さらにもう一人のチームメンバーが後方から追いついて前に出た。その背後にしばし付かせてもらった。

 残り1km程になってから、少しペースを上げた。背後に付かせてもらっていたメンバーの前に出て、斜度が上がってくる終盤を走った。

 大垂水峠の終盤は鬱蒼とした木々に囲まれた道である。道幅は十分に広く、走りやすい。心拍数は相当上がってきて、呼吸も苦し気なものになったが、どうにか脚はテンポよく回ってくれていた。

 そして、大垂水峠の頂上を越えた。頂上を越えて少し行った先に峠の道標があり、視界が開けている場所がある。視界の先には富士山が綺麗に見えていた。



 ここでチームメンバーが揃うまで待ってから、相模湖へ向かって下っていった。今日はこの下りを逆側から上り返す予定である。

 重力に従ってスピードを上げながら、カーブを何度も曲がっていった。天気は良かった。「この天気なら相模湖の景色はきっと良いものであろう・・・」そう思いながら下っていった。
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4702:浅川

2019年01月27日 | ノンジャンル
 つい数日前に年明けを迎えたような気がしていたが、気付くと1月が終わろうとしている。今日は1月の第4日曜日である。

 昨年の年末から雨がほとんど降らないので、毎週日曜日はロードバイクに乗れている。今日は今年に入って4回目のロングライドである。

 昨晩の天気予報は「最低気温マイナス1度、最高気温は9度」と伝えていた。「かなり本格的な寒さになるだろうな・・・」とあらかじめ予想していた。

 いつものように「はやく起きた朝は・・・」を最後まで観終わってから、LOOK 785 HUEZ RSに跨って自宅を後にした。

 走り出してすぐに、外気に直接触れる顔や耳が寒さで痛み始めた。そしてやがて冬用のグローブをしている指先も凍え始めた。

 真冬の朝の走り出しは辛いものである。冷たい空気を切り裂くようにしながら、ペースを上げて、集合場所であるバイクルプラザを目指した。

 バイクルプラザに着いて店内に入ると、その暖かさにほっとする。今日の参加者は5名であった。そのロードバイクの内訳は、LOOKが2台、ORBEA、COLNAGO、Kuotaが1台ずつであった。

 目的地を話し合った。その結果、大垂水峠を越えて相模湖に向かうことになった。相模湖に着いたなら、大垂水峠を逆側から上り返して、戻ってくるコースを走る予定である。

 大垂水峠は斜度は比較的緩めである。平均斜度は5%ほどであろうか。高尾側から走る時は最後で少し斜度が上がるが、前半は緩やかな坂道である。

 相模湖側から高尾側に上るコースは一定の斜度で坂が淡々と続いている。私としては走りやすいコースである。

 天気は悪くなかったが、気温は低いままである。隊列を組んで5台のロードバイクは走り始めた。朝のうちは体がなかなか暖まることはなかった。

 小平市の市街地を抜けていって、玉川上水に沿って続く道を西へ向かって走った。西へ西へと向かって走り続けてから、天王橋交差点の手前を左折して南へ向かった。

 多摩大橋を渡る頃には太陽の角度も少し高くなってきて、日当たりが良い場所では暖かさを感じられるようになってきた。

 多摩大橋を渡り終えて、八王子方面へ向かう道を進んだ。アップダウンを幾つか越えていった先にあるセブンイレブンでコンビニ休憩をした。

 トイレを済ませて、補給食を選んだ。当然暖かいものを選択した。「倍盛り ハム&チーズ」のブリトーを選んだ。倍盛りなので、ボリュームはしっかりとある。これにホットコーヒーを合わせた。

 しばしのまったりタイムを過ごした。午前中は風がなかった。ただし、天気予報では午後から北風が吹くとの予想であった。

 リスタートして甲州街道を目指した。その途中美味しい豚丼で有名な「駿河」の前で信号待ちをした。

 「今日のお昼は豚丼にしますか・・・?」と誰ともなく言いだして、「では帰りに寄りましょう・・・」ということになった。

 「今日はグルメライドか・・・」と帰路に期待感を抱きつつ、先へ進んだ。甲州街道に突き当たって、交差点を右折した。

 浅川にかかる大和田橋を渡り切ったところで浅川サイクリングロードに入っていった。この道は浅川沿いにまっすぐに続いている。

 地域の人々の憩いの道でもあり、犬の散歩をしている人やジョギングをしている人を時折見かけた。
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