AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

5382:シューズカバー

2020年11月30日 | ノンジャンル
 ここ数日は寒い日が続いていた。その流れを受けて今日も寒いとの予報であった。最低気温は5度ほどで、最高気温は13度とのこと。

 サイクルウェアを選択する際に天気予報は気になるところである。天気予報を確認してから、サイクルウェアを選んだ。

 インナーは冬用にして、長袖のサイクルウェアを選択。ネックウォーマーとレッグウォーマーは当然装着した。ウィンドブレーカーを着用して完成である。

 「それでも走り出しは寒いだろうな・・・」と思いながら、暖房が効いていて暖かいリビングルームで「はやく起きた朝を・・・」を観ていた。

 「美・アンジェリー先生の早起き3人占い」のコーナーが終わってから、テレビのスイッチをOFFにした。

 ヘルメットをかぶってサングラスを装着した。SIDIのサイクルシューズを履いて、そのサイクルシューズの先端部分を覆うシューズカバーを付けた。

 そして、LOOK 785 HUEZ RSに跨って冷たい空気の中に飛び出していった。「武蔵大和駅西」の交差点に向けて下っていくと、冷たい風が全身を覆った。

 「やはり、寒さが本格的になってきたな・・・」と思いながら多摩湖サイクリングロードに入っていった。

 西から東に向かって走った。太陽は先週よりも少し角度が下がったようである。陽光は真正面から向かってくる。時折オレンジ色の光で視界が遮られる。気を付けながら走っていった。

 集合場所であるバイクルプラザまでは7kmほどである。20分ほどゆっくりめのペースで走っていくと、着いた。

 今日の参加者は7名であった。そのロードバイクの内訳はORBEAが4台、COLNAGOが2台でLOOKが1台であった。

 今日の目的地は、チームでのロングライドの定番コースの一つである「都民の森」に決まった。ゴールである「都民の森」の標高は、1,000mほどである。「きっと寒いであろう・・・」と予測された。

 7台のロードバイクは隊列を形成して走り出した。小平市の市街地を走り抜けていった。陽光が当たるエリアであれば少し暖かさを感じるが、日陰はまだまだ冷え冷えとしていて、なかなか体は暖まらなかった。

 何度かカーブを曲がり、西武多摩湖線の踏切を渡って行って、玉川上水に沿った道に出た。玉川上水の両脇には木々が植えられていて、落ち着いた雰囲気を湛えていた。
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5381: 100切り

2020年11月29日 | ノンジャンル
 朝一のティーショットは、軽めに振ったおかげで比較的まっすぐに飛んだ。フェアウェイから放った第二打は、グリーン手前に落ちた。そこから無難にアプローチして2パット・・・ボギーであった。

 穏やかな幕開けである。エム5さんはラウンドこそ久しぶりであるが、一頃は相当ゴルフに熱を上げた時代もあったのでまとまったスイングをされていた。しかし、ショートゲームになると感覚がまだ取り戻せないようであった。

 Y君は、手首を大きく使い、トップでは左腕を曲げてしまうため、かなりのオーバースイングになっていた。そのため、ミート率が低く苦戦していた。

 2番ホール以降も穏やかに推移してほしかったが、そうは問屋は卸してくれなかった。2番ホールではティーショットを斜面に打ち込んでしまいダブルボギー、さらには3番のショートホールでは、シャンクが出ていまいトリプルボギーという荒れた展開となった。

 その後ロングホールでパーを取ったが、続かずにダブルボギーも出るという展開であった。

 それでも「どうにか40台では前半は回れるかな・・・」と、取らぬ狸のなんとかをしてしまったのがいけなかったのか、ショートホールで、大きめクラブで打ったボールがグリーンをオーバーしてしまいOB。痛恨のダブルパーとなってしまった。

 これで50台確定となってしまった。もう一つパーは取ったが、クラブの選択ミスで出てしまったOBが響いて、前半は「50」であった。

 「OBがなければ40台たったのに・・・」と「たられば」のぼやきが思わず口をついて出てしまった。

 昼食休憩には、カツカレーを注文した。あまり期待していなかったが、これが意外に美味しかった。「これなら充分満足です・・・」といったクオリティであった。

 後半はINコースである。40台で回らないと、100を切れない。今年の2回のゴルフはとりあえず100は切れているので、その流れを途切れさせたくはなかった。

 後半も穏やかとは言えず、波のあるゴルフとなった。パーは3個取れたのであるが、トリプルボギーが二つに、ダブルボギーも二つ出て、後半のスコアは「48」であった。トータルで「98」なので、どうにか100切りはできた。

 私のスイングの最大の欠点である「シャフトクロス」であるが、やはり時折出ていたようで、ミスショットに繋がっていた。

 エム5さんからは「左手の小指、薬指、中指の3本をトップからの切り返しの時にぎゅっと握ると、クロスしなくなるのでは・・・」とアドバイスをいただいたので、少し練習場で試してみよう。

 トップでシャフトが飛球線に対して平行になるスイングができるようになれば、90切りも可能であろう。

 エム5さんも久々のゴルフを楽しまれたようである。緑溢れる広々としたゴルフ場でのラウンドはミスショットが出たとしてもやはり楽しいものである。


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5380:シャフトクロス

2020年11月28日 | ノンジャンル
 テイクバックしていって、ゴルフクラブをトップの位置までもっていく、そこから切り返してダウンスイングに入る。

 その切り返しが始まるトップの位置ではクラブは一旦止まったように見える。そのトップの際にゴルフクラブのシャフトは飛球線方向と平行になるのが理想であるが、私の場合どうしてもクロスしてしまいがちである。

 いわゆる「シャフトクロス」である。原因は分かっている。切り返す際に利き手である右手に力が入るからである。

 「シャフトクロス」になるとダウンスイングでアウトサイドインの軌道になってしまう。そのためスライスやチーピンなどのミスが出やすい。

 そこを改善できればスイングがプレーンに乗りやすくなり、方向性が安定する。素振りでは比較的「シャフトクロス」することなくゴルフクラブを振れるのであるが、ボールを前にするとそれがうまくいかないことが多い。ついつい切り返す際に力んでしまうのである。

 今日は今年3回目となるゴルフであった。コロナウィルスの影響でコンペは全滅となったので今年は極端にゴルフの回数が少ない。12月にもう1回ラウンドする予定が入っているので、今年は4回ということになりそうである。

 一緒に回ったのはエム5さんと、エム5さんの次男であるY君である。エム5さんとはいつもはエム5さんの豪華なオーディオルームで会うのであるが、今日は寄居カントリークラブでお会いすることになった。

 エム5さんは、ここ数年間仕事が激務を極めていたが、ようやく仕事のほうも落ち着いてきたのでゴルフを再開された。ラウンドは6年ぶりとのこと。

 Y君はラウンドするのが4回目とのこと。身長も高く、スポーツマン体形であるので今後継続していけば相当上手くなるであろうが、今のところはまだ「初心者」のレベルである。

 OUTスタートであった。スタート時間は9時38分。天気は曇りである。昨日天気予報を確認すると雨が降るかもしれないという予報であったが、雨の心配はなさそうな感じであった。

 気温は10度ほど。もっと寒く感じるかと思ったが、風が吹いていなかったことと、ヒートテックの下着を着用していたので、それほど寒くはなかった。

 ここはアコーディアの経営である。なので、セルフが前提である。乗用カートにはタブレットが装着されている。スコアの記録もそのタブレットで行う。

 予定時刻よりも少し早めにティーグランドに立つことができた。朝一のティーショットは軽めにクラブを振った。ボールはほぼまっすぐに飛んだ。

 実際に打つ前に何度が素振りをした。その素振りの際にはシャフトクロスになっていないことを確認した。しかし、実際にボールを打った際には少しクロス気味だったかもしれない。


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5379:鶯色

2020年11月27日 | ノンジャンル


 我が家のリスニングルームある2脚のアームチェアのうちの1脚は、アルネ・ヴォッダーがデザインしたものである。

 アルネ・ヴォッダーのアームチェアは、彼の他の作品が常にそうであるように、上品で高級感が漂う造形美を誇っている。

 今となっては貴重なチークを使った木部の木目が非常に美しい一脚である。特に肘掛部分の造形は個性的である。

 眺めているだけでも楽しめるほどの造形美の持ち主であるこのアームチェアの座り心地はしっかりとしたもので、この椅子に座ると気分はくつろぎながらもどこかしらしゃきっとした心持にさせてくれる。

 それにしても製作されてから60年ほどの年月が経過した木部の手触り感は素晴らしい。いつまでも手で触っていたくなるほどに優しく、自然な質感である。

 こういった上質なヴィンテージ家具は、間違ってもウレタン塗装を施して不自然な光沢を与えてはいけない。それですべてが台無しになってしまう。

 柔らかな色合いのファブリックは、「鶯色」と評すべきものであろうか・・・どこかしら「和」のテイストをも感じさせる色合いである。

 そのアームチェアの脇に置かれた小ぶりなサイドテーブルの上には、ヨハンナ・マルツィのレコードが置かれている。私の愛聴盤の1枚である。

 シューベルトのソナチネが3曲とヴァイオリンソナタが1曲納められている。2枚で一組になるうちの1枚である。こちらには、ソナチネの1番と2番が入っている。

 そのジャケットの色合いは渋い。アルネ・ヴォッダーのアームチェアのファブリックの色合いと呼応するかのように鶯色である。ざらっとした質感の素材がジャケットに使われていて、その装丁は実に丁寧で豪華である。

 最近よく聴くメロディアの共通紙ジャケットとはある意味雲泥の差がある質感であるが、最初は「なんだこれ・・・」と思ったメロディアの共通紙ジャケットも見慣れてくると、どこかしら愛おしく思われるのであるから、人間の感覚とはあやふやなものである。

 アルネ・ヴォッダーがデザインしたアームチェアに座り、ヨハンナ・マルツィのヴァイオリンによるシューベルトのソナチネ第2番を聴いた。

 実に「鶯色」な響きである。華麗で伸びやかであるが、高貴さの中に包まれていて、決して物質的な豊かさや喧騒の渦まく世界には降りてこない。木々の細い枝にのみ留まり、枝から枝へ飛び移り、やがて空に向かって飛翔する鶯のようである。

 マルツィの音楽は、華麗で典雅な、それでいて、時折迫力すら感じる声量で鳴く鶯の鳴き声ように、心に響く。

 オリジナル盤のレコードを聴く楽しみの一つは、その品位の高さである。これが復刻盤になると失われてしまうのが、不思議である。 
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5378:ハイペース

2020年11月26日 | ノンジャンル
 正丸峠を上り終えて、峠の道標の前で恒例の記念撮影を済ませた。陽光はたっぷりめであったので寒くはなかったが、下りが続くので念のためウィンドブレーカーを着用した。

 5台のロードバクは正丸峠を下り始めた。下り終えて山伏峠の短い上り返しを走った。頂上を逆から越えて長い下りを下って行った。

 下りでは風を強く受ける。ウィンドブレーカーは風を受けてバタバタと音を立てていた。下り終えて、少し行った先にある新井不動尊に立ち寄った。ここは「不動の名水」と呼ばれる名水が出ている。それをボトルに入れた。

 その後先頭交代を繰り返しながら山間の道を進んだ。帰路にはミニバトルポイントが二つある。「山王峠」と「笹仁田峠」である。

 最初の「山王峠」に向かうため交差点を右折した。緩やかに道は上昇に転じる。早めのペースで峠道に入った。

 本格的に斜度が上がった。山王峠は短い。距離が短いので負荷が上がる。上り始めは300ワットぐらいで上り、中盤は280ワットほどで粘り、ゴールが見えてくると一気に350ワットまで上げる。山王峠については短かったからか、ほぼ普段通りの出力で走りきれた。

 その向こう側に向かって下っていき、鄙びた風景の中を走った。疲労感は結構な量感で体を覆っていたが、脚はどうにか回っていた。

 いくつかのカーブを曲がっていくと、次なるバトルポイントである笹仁田峠に達した。笹仁田峠は峠と呼ぶにことが憚れるくらいに緩めの斜度である。丘陵とでも呼ぶべきものかもしれないが、高速で走るとその疲弊度は結構高い。

 緩やかに上り始めるとペースはぐっと上がった。序盤から300ワットぐらいまで上がった。どうにかこうにかついていったが、さらにペースが上がったので、先頭集団から離れてしまった。

 普段は前半は270ワット程で走り左にゴルフ練習場が見えてくると300ワットまで上げて、ゴール手前200メートルほどの距離はラストスパート態勢に入り350ワットまで出力をあげるが、今日はそのパターンでは走れなかった。

 最初から高出力状態であったので、中盤では出力が下がっていき、最後のラストスパートもキレにないものになってしまった。

 笹仁田峠の向こう側に下っていった先にあるファミリーマートで昼食休憩をした。昼食に選択したのは「和パスタ あさりときのこ」である。落ち着いた味わいで、紅葉の季節にふさわしいものであった。

 コンビニ休憩を終えて、今日のロングライドの終盤を走った。皆疲労度は高いはずであるが、結構なハイペースで走った。

 いつもの東大和市のセブンイレブン近くで隊列から離れた。自宅に着いて時刻を確認すると普段よりも早い時間であった。「今日は全般的にハイペースだったからな・・・」と思いながら、ロードバイクを玄関の中に入れた。
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