今日で2月も終わる。つい1,2週間前に「ゆく年くる年」を観たような気がするのであるが、今年も2ケ月が経とうとしている。年をとるほど時間の経過スピードは加速度的に速くなってくることを実感する今日この頃である。
さらに時間の経過スピードだけでなく、記憶容量の減少にも、時として唖然とさせられる。特に人名など、本当に出てこなくなる。顔だけ浮かんでいて、名前が出てこない。これは以前から時々あった。しかし、以前は喉まで出掛かっている感があって、もう少し粘れば、ポンッと出てくるような気がしたものであるが、最近はその「喉まで出掛かっている」という感じよりも遥かかなた、全く出てこない、という印象なのである。「こりゃだめだ・・・」と抵抗する気もおきないのである。
どうにかして時間の経過スピードを緩めることはできないものだろうか。成果の無い悪あがきかもしれないが、オーディオという趣味をはじめたことにより、今まで経験しなかったことを体験することができ、多少は時間の経過スピードを緩やかにすることができているのではないかという気もするのだが・・・
今日は少し早めに帰れたので、XERXES 20のアームを少し弄ってみた。現在はほぼ平行、そこでほんの少しだけお尻を上げてみた。よくよく見るとお尻を上げている状態であるので、概ね平行ではあるのだが、音は結構変わる。
ピアノやシンバルの中高域の響きが美しく伸びやかになった。ウッドベースの音は多少まろやかになったように感じる。ゴリゴリ感がやや薄れ、上品になったような・・・これはこれでなかなか良い。特にヨーロッパのピアノトリオの場合、このような音調がピッタリくる。
XERXES 20は我が家に来て3ケ月が経過した。音的には落ち着く頃なので、アームの調整を中心として微調整を開始しようと思っている。しかし、調整項目が多いため、経験が無い私にとっては、広漠とした砂漠を前に薄っぺらな地図を一枚握り締めて佇むような気にさえなってくる。
さらに時間の経過スピードだけでなく、記憶容量の減少にも、時として唖然とさせられる。特に人名など、本当に出てこなくなる。顔だけ浮かんでいて、名前が出てこない。これは以前から時々あった。しかし、以前は喉まで出掛かっている感があって、もう少し粘れば、ポンッと出てくるような気がしたものであるが、最近はその「喉まで出掛かっている」という感じよりも遥かかなた、全く出てこない、という印象なのである。「こりゃだめだ・・・」と抵抗する気もおきないのである。
どうにかして時間の経過スピードを緩めることはできないものだろうか。成果の無い悪あがきかもしれないが、オーディオという趣味をはじめたことにより、今まで経験しなかったことを体験することができ、多少は時間の経過スピードを緩やかにすることができているのではないかという気もするのだが・・・
今日は少し早めに帰れたので、XERXES 20のアームを少し弄ってみた。現在はほぼ平行、そこでほんの少しだけお尻を上げてみた。よくよく見るとお尻を上げている状態であるので、概ね平行ではあるのだが、音は結構変わる。
ピアノやシンバルの中高域の響きが美しく伸びやかになった。ウッドベースの音は多少まろやかになったように感じる。ゴリゴリ感がやや薄れ、上品になったような・・・これはこれでなかなか良い。特にヨーロッパのピアノトリオの場合、このような音調がピッタリくる。
XERXES 20は我が家に来て3ケ月が経過した。音的には落ち着く頃なので、アームの調整を中心として微調整を開始しようと思っている。しかし、調整項目が多いため、経験が無い私にとっては、広漠とした砂漠を前に薄っぺらな地図を一枚握り締めて佇むような気にさえなってくる。