AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

4543:アートアクアリウム

2018年08月21日 | ノンジャンル
 我が家の愛犬が15歳と6ケ月の生涯を終えたのは1年前の8月のことであった。それから1年が経過した。新たな犬を飼うことについて、何度か打診してみたが、妻は頑として首を縦に振らない。「また、同じような思いをしたくない・・・」ようである。

 その代わりというわけではないのであろうが、下の娘が金魚を飼い始めた。小さな水槽セットを購入した。オレンジ色の小さな生き物は、その中で優雅に泳いでいる。

 水槽にはLEDライトがついていて、昼間は白色、夜になるとブルーに色を変える。水槽の底には、水槽と一緒に買ってきた薄茶色の砂が敷き詰めてあって、その上に沖縄やグアムで拾ってきたサンゴの欠片などが置いてある。

 水槽内の水は内蔵されているポンプで循環される。その際フィルターを通るので、すぐには濁らないが、定期的に変えないといけない。

 その下の娘が「アートアクアリウム」に行きたいと言ってきた。「アートアクアリウム」とは、数千匹の金魚を使った水中アートの展覧会。今年で12年目を迎え、毎年多くの人が来場する夏のイベントである。会場は日本橋三井ホールである。

 土曜日に二人で行ってみた。日本橋というとオフィス街というイメージであったが、新しい複合型商業施設ができていて、華やかな装いに溢れていた。抱いていたイメージとは少し違った。

 もう一つ意外だったのはその人気の高さである。来場者が多く、入場制限があったのである。そのため着いてもすぐには会場に入れず、少々列に並んで待たされてから、ようやく会場に入れた。



 会場内にはアート作品的に構成された巨大な水槽が幾つもあり、その中を様々な金魚が泳いでいた。LEDライトによる非常に凝った照明が、幽玄な雰囲気を醸し出していて、少しSFっぽい。

 会場には若い女性が圧倒的に多い。浴衣姿の女性も結構いた。このイベントはインスタ映えすること間違いなしということで、会場はスマホを片手にした人々で混み合っていた。

 1時間ほど見て回ってから、会場を後にした。会場の周囲の商業施設は、このイベントとタイアップしていて、金魚をモチーフにした期間限定商品をどの店も売り出していた。

 少々疲れたので、会場近くのカフェに入った。ここのタイアップ商品は金魚の柄をイメージしたロールケーキであった。

 そのロールケーキとコーヒーのセットを二つ頼んだ。味は普通に美味しかった。週末の気温はとても涼しいものであった。その涼しさに加え、アートアクアリウムで身も心も涼んで、英気を養った。
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