「もしや・・・」と思って6時10分ごろベッドを這い出た。寝室の窓ガラスを開けた。「やっぱり駄目か・・・」細かい粒の雨が降っていた。路面は完全なウェット状態。「無理だな・・・」そう思ってまだ温もりの残っているベッドにもぐりこんだ。
今日のチームでのロングライドは中止であった。昨晩確認した天気予報からすれば、予想の範囲内ではあるが、少々がっかりした。
そこで今日は日頃おろそかになっている家族サービスに精を出した。午前中は日帰り温泉に家族を連れていった。家から車で10分程度のところにある「テルメ小川」である。一応天然温泉で、お湯はやや茶色い色をしている。今日は真冬並みの寒さに戻ったので、温泉は結構込んでいた。じっくりと温泉につかり体の芯から暖まった。
帰り道、TSUTAYAによって「リング」を借りた。ハリウッド版のほうである。旧作であるのでレンタル料は100円。家で子供たちと一緒に観た。子供たちは観たことがないようであった。私は2回目である。妻はホラー系が大嫌いなので別の部屋に逃げていった。
ホラー好きの二人の娘には比較的好評であった。日本版の方が恐いかもしれないが、ハリウッド版は予算が桁違い。やはり造り込みがしっかりとしている。
夜には食事に連れて行って、とりあえずまずまずの父親を演じた。「夕食後はどうするか・・・ぐでっとするか・・・オーディオでクラシック音楽でも聴くか・・・」しばし考えた。
「あと2ケ月でMt.富士ヒルクライムの本番である。ロングライドに行けなかったのであれば、何らかのトレーニングをすべきであろう・・・」
「夜練か・・・実際にロードバイクに乗って、多摩湖堤防までの緩やかな坂を10往復なんてどうであろう・・・今は雨はほとんど止んでいるはず・・・」
「それとも、ローラー台で本番をイメージしながら汗を流すか・・・目標タイムは1時間30分、距離は24km。1km、3分半のぺースで上がれれば1時間24分でゴールである。もちろんそんな速いペースでは実際には上がれないが、そのペースで上がっている自分をイメージしながらペダルを漕いでみるか・・・結構タフだろうな・・・」
しばしの考慮の末、結局後者を選択した。3分半で1km、7分経ったら2km、そんな風にイメージしながら、ペースを極力変えないでクランクを回し続けた。
20分もするとぽたぽたと汗が滴り落ちてくる。35分で10km・・・「本当にこのペースで上れれば良いだろうな・・・」そんなことを思った。この辺りまではそれほどしんどくはない。
やはり想定走行距離が15~19kmあたりがしんどい。20kmを超えてくると残りが少なくなって終わりが見えてくるのか、少し元気が出てくる。
そして最後の1kmはラストスパートで締めくくり。想定走行距離24km・・・時間1時間24分・・・実際にはあり得ないタイムであるが、まあ、イメージトレーニングのようなものである。その辺はあまり深く考えないようにしよう。
このイメージトレーニング兼フィジカルトレーニングを本番まで繰り返せば、目標タイムの1時間30分も夢ではない・・・はず。
しかし、人間はできない言い訳を考え付くことに関しては天才的な才能も持っているものである。私も例外ではない。週に3回ローラー台でトレーニングするという決意も時折この天才的な思いつきによる見事な言い訳の前で切り崩されそうになる。どうにか踏み堪えなければ・・・
今日のチームでのロングライドは中止であった。昨晩確認した天気予報からすれば、予想の範囲内ではあるが、少々がっかりした。
そこで今日は日頃おろそかになっている家族サービスに精を出した。午前中は日帰り温泉に家族を連れていった。家から車で10分程度のところにある「テルメ小川」である。一応天然温泉で、お湯はやや茶色い色をしている。今日は真冬並みの寒さに戻ったので、温泉は結構込んでいた。じっくりと温泉につかり体の芯から暖まった。
帰り道、TSUTAYAによって「リング」を借りた。ハリウッド版のほうである。旧作であるのでレンタル料は100円。家で子供たちと一緒に観た。子供たちは観たことがないようであった。私は2回目である。妻はホラー系が大嫌いなので別の部屋に逃げていった。
ホラー好きの二人の娘には比較的好評であった。日本版の方が恐いかもしれないが、ハリウッド版は予算が桁違い。やはり造り込みがしっかりとしている。
夜には食事に連れて行って、とりあえずまずまずの父親を演じた。「夕食後はどうするか・・・ぐでっとするか・・・オーディオでクラシック音楽でも聴くか・・・」しばし考えた。
「あと2ケ月でMt.富士ヒルクライムの本番である。ロングライドに行けなかったのであれば、何らかのトレーニングをすべきであろう・・・」
「夜練か・・・実際にロードバイクに乗って、多摩湖堤防までの緩やかな坂を10往復なんてどうであろう・・・今は雨はほとんど止んでいるはず・・・」
「それとも、ローラー台で本番をイメージしながら汗を流すか・・・目標タイムは1時間30分、距離は24km。1km、3分半のぺースで上がれれば1時間24分でゴールである。もちろんそんな速いペースでは実際には上がれないが、そのペースで上がっている自分をイメージしながらペダルを漕いでみるか・・・結構タフだろうな・・・」
しばしの考慮の末、結局後者を選択した。3分半で1km、7分経ったら2km、そんな風にイメージしながら、ペースを極力変えないでクランクを回し続けた。
20分もするとぽたぽたと汗が滴り落ちてくる。35分で10km・・・「本当にこのペースで上れれば良いだろうな・・・」そんなことを思った。この辺りまではそれほどしんどくはない。
やはり想定走行距離が15~19kmあたりがしんどい。20kmを超えてくると残りが少なくなって終わりが見えてくるのか、少し元気が出てくる。
そして最後の1kmはラストスパートで締めくくり。想定走行距離24km・・・時間1時間24分・・・実際にはあり得ないタイムであるが、まあ、イメージトレーニングのようなものである。その辺はあまり深く考えないようにしよう。
このイメージトレーニング兼フィジカルトレーニングを本番まで繰り返せば、目標タイムの1時間30分も夢ではない・・・はず。
しかし、人間はできない言い訳を考え付くことに関しては天才的な才能も持っているものである。私も例外ではない。週に3回ローラー台でトレーニングするという決意も時折この天才的な思いつきによる見事な言い訳の前で切り崩されそうになる。どうにか踏み堪えなければ・・・