AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

6056:EQE

2022年09月30日 | ノンジャンル

 メルセデス・ベンツ日本は2022年9月29日、電気自動車のEQシリーズで初となるミドルサイズセダン「EQE」を発表した。これにより、EQシリーズは、SUVタイプが3つ、そしてセダンタイプが2つの合計5タイプの展開となった。

 デザインは先行したセダンタイプのSUVである「EQS」を若干縮小コピーした感じで、「ワン・ボウ」と呼ばれる弓型ののシルエットが特徴的である。全体として滑っとした曲線構成のエクステリアデザインで、「これなら、絶対空気抵抗が低いであろう・・・」という印象を受ける。

 「スポーティーか・・・?」と問われると「?」が頭の中に浮かぶ。「モダンではあるけど、なんだかつかみどころがない・・・」というのが、個人的な感想である。

 インテリアは、「EQS」同様に、SF映画的である。一昔前ならこのインテリアはSF映画の中にしか見いだせなかったものである。「MBUXハイパースクリーン」と呼ばれる巨大なディスプレイが目を惹く。高精細パネル3枚とダッシュボード全体を1枚のガラスで覆うワイドスクリーンは、「ちょっとやり過ぎ感があるな・・・」と、ついつい思ってしまう。

 しかし、このインテリアに目が慣れてしまうと、従来のデザインが一気に古臭く感じられるようになるのかもしれない。「メルセデスは、一気に振り切ってきたな・・・」と思える造形である。

 気になるフル充電時の航続可能距離は、EQE 350で624kmで、EQE 53 4MATICでは526kmである。自宅ガレージに充電スタンドがあれば、日常的な使用において困ることはまずないであろうと思われる航続可能距離である。価格は、EQE 350が1,248万円、EQE 53 4MATICが1,922万円である。

 メルセデス・ベンツは、日本市場でも5種類のEVモデルを揃えた。ライバルであるBMWは4種類で、Audiは3種類である。BMWやAudiも順次ラインナップを増やしていくであろう。

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6055:素麺

2022年09月29日 | ノンジャンル

 都民の森の広い駐車場を後にして、長い下りを下り始めた。標高が1,000メートルあるので、下り始めは風を受けて少し肌寒かったが、標高が下がってくるに従って気温は上がっていき、寒さはなくなった。下りでは重力を味方につけてすいすいと走っていった。

 ところどころ昨日迄の雨の影響で路面が濡れているところがあったので、慎重に下った。路面が濡れていると、タイヤのグリップが失われがちになるので、気をつけないと落車の危険性があるのである。

 順調に下っていき、数馬を通過した。さらに上川乗の交差点をやり過ごした。道は時折短い上り返しが挟まる。そこでは下りの勢いを活かしてクランウの回転を上げて通過していく。21km程下り切り、橘橋の交差点を右折した。

 檜原街道を淡々と走っていった。太陽が顔を出してきたので、気温はぐっと上がってきた。真夏の暑さではないが、結構暑くなってきた。檜原街道はまだ日陰が多いのでいいが、武蔵五日市駅まで達して、睦橋通りに入ると、日差しを遮るものはが全くなくなるので、暑さがより強く感じられる。

 「思っていたよりも暑いな・・・一体何度あるんだ・・・?」とガーミンのサイコンで気温を表示させると「33.4℃」となっていた。「暑いはずだ・・・まあ、真夏の殺人的な暑さよりはましだけど・・・」と思いながら、睦橋通りを走った。

 その通りの名前となっている「睦橋」を渡った。橋を渡りきると、最後の休憩ポイントである拝島駅前のファミリーマートがすぐである。「もうすぐ休憩ポイントだ・・・」と思うと、少し元気が出た。そして拝島駅の白いフェンスにロードバイクを立てかけて、昼食休憩をすることになった。

 暑さに体が少し参っていたので、「冷たい麺類しか喉を通りそうにない・・・」と思いながら、ファミリーマートの店内に入った。麺類の置かれている棚に向かうと「冷やし中華」「冷やしたぬきうどん」「とろろ蕎麦」などが置いてあった。「どれにするかな・・・」と迷いながら手にしたのは「ぶっかけ素麺揖保乃糸」であった。

 のど越しが良く、疲れ切った体に優しいはずと思った素麺は、具材がいろいろと入っていて おいしかった。だしの効いたつゆもまずまずの出来である。その素麺を完食して、「ふ~」とため息をついた。一緒に購入したペットボトルの緑茶を飲み干して、昼食休憩を終えた。

 残りの帰路を穏やかなペースでは走っていって、「百石橋」で「東大和組」の3名は本隊から分離して、北へ向かった。新青梅街道の手前で2人とも分かれて単独走となった。そして自宅に辿り着いた。サイコンに記録された走行距離は118km。どしっとした重い疲労感が体に刻まれた。

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6054:焼きそば

2022年09月28日 | ノンジャンル

 数馬で一息入れることなくそのまま都民の森を目指すことになった。数馬から先はしっかりとした坂が緩むことなく4kmほど続いている。数馬までは隊列をキープしてそれほど無理のないペースで走ってきたが、脚の余力は思っていたよりも少ない状況であった。

 数馬を通過してペースを徐々に上げた。やがてサイコンに表示される「10秒平均パワー」の数値は200ワットを超えた。220ワットを超えないようにコントロールしながら走っていったが、やがてコントローするまでもなく、その平均パワーの数値は控えめな数値に下がっていった。

 都民の森までの道は広く整備されているので、いわゆる「峠道」といった雰囲気はない。道幅が広いので斜度を体感しづらいが、7%ほどの斜度が続いているようであった。残り2kmほどのところからは、200ワットの出力維持も難しい状況となった。

 体も脚も踏ん張りがきかない。8台のロードバイクに乗ったチームメンバーは縦にばらばらになっていた。少し前を一人のチームメンバーが走っていた。その背中を視界に入れながら、どうにかこうにか現状のパワーを維持していた。

 残り1kmとなった。少しペースを上げて前を行くチームメンバーに追いついて前に出た。しかし、人間というものは追いつこうとしている時はパワーが出やすいが、追いついて前に出ると何故かしら急にパワーダウンしてしまう。

 サイコンの平均パワーはまた控えめな数値に戻った。ようやくゴール地点が視界に入ってきた。今日はチームメンバー以外にもローディーが多く走っていたが、ゴール手前では私と一人のチームメンバー、そしてもう一人たまたま居合わせたローディーの3名で競り合いながら、ヒルクライムの最終盤を迎えていた。

 そして、ゴール地点である都民の森の駐車場に到着した。とても疲れた。都民の森の石碑の前にロードバイクを持っていってスマホで記念撮影をした。空には雲が多く、陽光は降り注いでいなかったが、気温はそれほど低くなかった。

 都民の森の駐車場はほぼ満車状態であり、ローデーの数もとても多かった。三連休のうち唯一雨に降られなった日曜日に人出が集中したようであった。多くのローディーのなかには兄弟チームである「ミツイキサイクル」の姿もあり、一緒に写真も撮った。

 長いヒルクラムでカロリーを消費したので、「売店 とちの実」に向かった。いつものように炭火で焼かれた「みとう団子」を購入しようとしたのであるが、売れ行きが良すぎて焼き上がるまで時間がかかるようであった。

 そこで、急遽プランを変更して既にパックになっている「焼きそば」を購入した。それを手にして自転車に乗った「ゆりーと君」のモミュメントがある場所に移動して、しばしのまったりタイムを過ごした。

 まだほのかに暖かさが残っている焼きそばを完食した。そして下りの準備を始めた。「念のためにウィンドブレーカーを持って来たけど、この気温なら大丈夫かな・・・」と思い、サイクルウェアの背面ポケットに忍ばせていたウィンドブレーカーは着用しなかった。 

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6053:檜原村

2022年09月27日 | ノンジャンル

 やがて檜原街道は山間の中に入っていく。木々が道の周囲を覆うようになると、空気感は清々しいものになっていった。今日はこの檜原街道を走っているローディーの姿を多く見かけた。来週の日曜日に、奥多摩ヒルクライムHINOHARAステージが行われるので、その試走も兼ねて走っているローディーが結構いるようであった。

 奥多摩ヒルクライムHINOHARAステージは、距離21km、標高差750m、ゴール地点は都民の森である。400名の「坂バカ」が参加するとのことである。私は箱根ヒルクライムに参加しているので、奥多摩ヒルクライムHINOHARAステージには参加したことがない。

 隊列を組んで檜原街道を走っていると「来週レースに出るんだろう・・・」と話しかけてくるおじさんがいた。地元では大きなイベントとして認知されているようである。順調に檜原街道をこなしていき、次なる休憩ポイントである下元郷の公衆トイレに着いた。

 ここにはバス停や「山の店」という名前の特産物売店、そして広い駐車場がある。総ヒノキ造りという豪華な公衆トイレでトイレ休憩をした。その場所からはフェンス越しに南秋川を見下ろすことができるのであるが、昨日迄の台風の影響でいつもの清流とは違って水量が多く、水も濁っていた。

 トイレ休憩を終えて、さらに先へ進んだ。少し走ると檜原村役場が道の右側に見えてくる。その村役場を通過するとすぐ先が「橘橋」のT字路交差点である。その交差点を左折して都民の森へ向かった。この交差点から都民の森の駐車場までは約21kmの距離がある。

 前半は上り基調のアップダウンが何度か繰り返される。上りでは少し頑張り、下りでは脚を休ませる。「上川乗」のY字路交差点まではそのアップダウンは緩やかである。ほぼ平坦な区間もある。来週行われるヒルクライムレースでは参加者は相当なハイペースで走るのであろう。

 「上川乗」のY字路交差点を通過した。ここから先は厳しめの上りも入ってくる。この辺りから脚の余力が減ってくる。還暦が目の前に迫ってくる年齢になると、体力、脚力ともにやはり落ちてくるものである。それは自然なことであり受け入れないといけないことではあるが、心の中では「随分と落ちてきたな・・・」と感じる。

 チームで走る場合はゴール前4kmほど手前の数馬で一旦一息入れることが多いが、今日はそのままゴール地点である都民の森まで走ることとなった。数馬から先はしっかりとした上りが延々と続く。それぞれの脚力に応じたペースでこの先は走っていく。

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6052:E-Bike

2022年09月26日 | ノンジャンル

 三連休の金曜日と土曜日は台風の影響により雨が降ったり止んだりの天気であった。しかし、三連休の最終日である日曜日の天気予報では、雨の心配はないようであった。来週の日曜日は箱根ヒルクライムに参加する予定である。1週間後のためにも、しっかりと走り込んでおきたかった。

 朝の6時に起きだして、そそくさと準備を整えた。準備を終えて、6時半からは朝食を摂りながら、フジテレビで放映されている「はやく起きた朝は・・・」を観た。いつもは3人であるが、磯野貴理子がコロナウィルスに感染したために今日は2人であった。

 3人が座ってバランスがとれる構図に2人であったので、最初は少し違和感があったが、そこはプロフェッショナル・・・しっかりと番組をこなしていた。この番組はとても長く続いている。その長い年月の間に3人の人生とも寄り添うことになる。

 最後のコーナーである「美・アンジェリーナのはや起き3人占い」を観終わって、テレビの電源をOFFにした。そして、LOOK 786 HUEZ RSに跨って自宅を後にした。集合場所であるバイクルプラザに向かった。

 朝の走り出しの気温は涼しく、ロードバイクで走るのにちょうどいいくらいであった。しかし最高気温は30度まで上がるとの予報であったので、昼には結構暑くなるようであった。バイクルプラザに着くと、皆順番に最近バイクルプラザに入荷されたE-Bikeを試乗していた。メーカはGIANTで製品名はESCAPE。私も試乗させてもらった。ゆっくりと漕いでもすいすいと進む。モーターのサポートには不自然な感じはなく、かなり高度なレベルであった。

 今日のロングライドの参加者は8名であった。そのロードバイクの内訳はORBEAが3台、COLNAGOが2台、TIME、LOOK、KUOTAがそれぞれ1台づつであった。今日の目的地は定番コースである「都民の森」に決まった。

 8台のロードバイクは隊列を形成して走り始めた。小平市内の市街地を抜けていった。天気は曇っていた。そのおかげで気温は20度ほどと快適なものであった。やがて玉川上水に沿って続く道に入り、その道を西へ向かった。

 爽やかな空気の中を順調に走っていって、最初の休憩ポイントである拝島駅前のファミリマートに到着した。ここでコンビニ休憩をした。ロードバイクを拝島駅の白いフェンスに立てかけて、店内に入った。補給食にはおにぎりの定番である「ツナマヨ」と「もうちょとカロリーが要るかな・・・」と思い、「草餅」も手にした。

 選択した補給食が「和」であったので、飲み物は緑茶を選んだ。カロリーを補給してからリスタートした。国道16号を少し走ってから、睦橋通りに入った。睦橋通りは片側2車線の広い道路である。信号が多く、時々赤信号で止められる。

 幾つかのアップダウンはあるが、ほぼフラットな睦橋橋通りを武蔵五日市駅の手前まで走っていって、左折した。ここから先は檜原街道になる。上り基調の道を走り市街地を抜けていった。五日市警察署の手前を通過すると徐々に風景は変わっていった。

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