AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

4537:過酷

2018年08月15日 | ノンジャンル
 「過酷」という言葉の意味を十分に押し広げ、1%も値引きしなければ、今日経験した「超々ロングライド」を形容する言葉として、最もふさわしいものであろう。

 普段の日曜日の「ロングライド」は100km程の距離を走る。第3日曜日は、普段よりも長めの距離を走る。だいたい130~150Km程の走行距離である。

 そして年に1回ほど、200kmを超える距離を走る「超々ロングライド」を決行する。その「超々ロングライド」の決行日が今日であった。目的地は「富士山スカイライン」である。予定されている走行距離は270km程であった。

 富士山の五合目まで行く自動車道は三つある。もっともポピュラーなのは「富士スバルライン」である。「Mt.富士ヒルクライム」が行われ、試走・本番を含めて何度も走っている。

 「ふじあざみライン」は、厳しい斜度で有名。一度やはり「超々ロングライド」で走ったことがあるが、「足を着くのでは・・・」との恐怖心を抱きながら蛇行してどうにかこうにか走り終えた。

 今回の目的地である「富士山スカイライン」は、上る距離が長い。しかも斜度が7%程度と、スバルラインよりも厳しい。

 往復で270kmもの距離を走り、なおかつ斜度も距離もある「富士山スカイライン」のヒルクライムが加わる。さらに「富士山スカイライン」の上り口に達するまでには、上り基調の「道志道」を延々と走り、さらに「山伏峠」「籠坂峠」も越えないといけない。

 「気温が低い時間帯になるべく市街地を抜けましょう・・・」ということで、集合時間は4時半で集合場所は東京競馬場前ということになった。

 日の出前の暗い時間帯に待ち合わせ、隊列を形成して走り始めた。数日前に東京オリンピックのロードレースのコースが発表された。

 今回走るコースとそのコースは、結構かぶっている。折角なので、可能な範囲でオリンピックコースを通ってみましょうということになった。

 そのため、多摩ニュータウンの中を少し複雑に曲がりながら走っていった。このエリアの土地勘はまったくないので、実際にどこを走っているのかはちんぷんかんぷんであった。

 そして道は「道志道」へ入っていった。往路は上り基調である。まだ脚があるので、そこそこ元気に走っていくが、距離を稼ぐうちに脚の疲労度は高まってくる。

 「道志道って、こんなにきつかったかな・・・」と思いながら、走り続けた。3日前の日曜日は100km程のロングライドをこなし、一昨日と昨日はジムでのトレーニングをしていた。体は重かった。

 日が出て、時間が経過してくるとやはり暑かった。途中の「久保の吊り橋」で一休みした。その吊り橋からの眺めは気持ちの良いものであった。しかし吊り橋がゆらゆら揺れるので早々に退散した。


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