いよいよ「Mt.富士ヒルクライム」が近づいてきた。本番は6月12日(日)に行われる。受付は前日の6月11日(土)である。昨年同様受付を済ませた後に5合目まで持っていってもらう防寒着などが入ったリュックも預ける。
一昨年はそのリュックを自分で背負って走らなければならなかった。防寒着や補給食などが入ったリュックはその重さが2kgほどになり、体にも心にも大きな「重荷」となった。
コロナ禍前は、前日受付の際にはチームメンバーで纏まって現地に向かった。数台の車に分乗し現地に向かい、ロードバイクにまたがって足慣しをしてから受付を済ませ、決まった宿に泊まった。
今年もメンバー揃っての宿泊はない。受付後は自宅に戻って、当日朝早く車で現地に向かうメンバーと、受付後は近くのホテルに宿を取って、当日の朝はゆっくりとするメンバーとに分かれる。
私は朝ゆっくりとしたいので、近くのインターの傍にあるビジネスホテルで宿泊する予定である。宿泊費は7,000円ほど。ビジネスホテルであるので必要最小限の広さの部屋であるが、まあのんびりと過ごすのに過不足はない。
今年は駐車場の受付方法が変更されていた。従来はエントリー時に駐車場も申し込んで、その後事務局の方で各駐車場に割り振った。今回はタイムズの駐車場予約システムを使って、駐車場を各自で予約することになっていた。その駐車場予約に関するメールが来た。
そのメールによると予約受け付けは5月30日の正午からとのことであった。「早めに申し込んだ方が良いかな・・・」とはそのメールと読み終えて思っていたが、月末であった今日は、3月決算法人の申告業務と事業復活支援金の申請代行業務に忙殺されて、駐車場予約の件はすっかりと記憶エリアから漏れてしまっていた。
仕事が一段落した夜になってから、ふとそのことを思い出し、「そうか・・・正午から受付開始だった・・・まずい・・・予約しなければ・・・」と、指定された手順にそって作業を開始した。まずはタイムズのメンバー登録が必要であった。
メンバー登録を済ませて、駐車場予約画面に入った。チーム内では「富士山パーキング」を選択しましょうという事前連絡があったので、「富士山パーキング」の予約画面に進んだが、残念ながら既に予約で埋まってしまっていた。
「しまった・・・遅かったか・・・」その後、会場に近い駐車場から順に当たってみたが、どれも「空車」はなかった。ようやく「富士ふれあいセンター駐車場」の予約画面で「空き」があった。「まあ、しょうがない・・・ここを予約しよう・・・」と予約作業を終えた。
エントリー自体は多少遅れても大丈夫な状態であるが、駐車場予約に関しては、早めに申し込まないと会場から近い駐車場は確保できないようである。「まあ、いいか・・・リュックも預かってもらえるし、駐車場もどうにか確保できた・・・」と思いながら、「富士山ふれあいセンターってどんな施設だったかな・・・」とパソコンで検索してみた。
ホームページによると障害者・障害児向けの福祉センターであった。河口湖インターのすぐそばにあり。場所も分かりやすそうであった。「これで準備は整った・・・」と、一安心しながらパソコンの電源を切った。