AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

4066:自転車ナビマーク

2017年04月30日 | ノンジャンル
 朝の7時にKuota Khanに跨って自宅を出た時の気温は12度であった。少し肌寒い。ウィンドブレーカーを着用してちょうど良いぐらいである。天気予報では最高気温は25度ぐらいまで上がり夏日になる可能性があるとのことであった。

 新緑の季節、木々の葉の色合いは淡い緑色である。その色合いは日々の経過とともに徐々にしっかりとしたものに変わっていく。

 多摩湖サイクリングロードの周囲には木々が並んでいる。その葉の色合いは先週よりも一段としっかりとしたものに変わっていた。

 集合場所であるバイクルプラザには9名のメンバーが集まった。目的地は定番コースの一つである「正丸峠」に決まった。

 ORBEAが4台、Ridoleyが2台、BH、LOOK、Kuotaが1台づつで構成された9両編成のトレインは、走り慣れた道を走り始めた。



 多摩湖サイクリングロードでは、木々により太陽光が遮られ、マスクメロンの網目模様を思わせるような影がアスファルトに描かれていた。

 多摩湖サイクリングロードを抜けると道は旧青梅街道に繋がる。旧青梅街道には、最近所々で見かける「自転車ナビマーク」が等間隔でアスファルトに塗装されていた。

 「自転車ナビマーク」は、自転車が通行すべき部分及び進行すべき方向を明示するもので、これがあると逆行してくる自転車が減るであろうし、自転車で車道を走る正当性を保証してくれているような気がする。



 東大和市、武蔵村山市、瑞穂町を貫くように走ってから岩蔵街道に向かって右折した。真っ直ぐに続く岩蔵街道を走った。

 岩蔵温泉郷を抜けて裏道を通ると、いつも休憩するファミリマート飯能上畑店が見えてくる。ここに立ち寄ってコンビニ休憩をした。

 空は澄んで青かった。この季節らしい陽気と相まってスポーツをするには絶好の気候である。補給食として選択した石窯バゲットサンド(スモークチキン)をパクつきながら、店の前のベンチでしばしまったりとした。
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4065:M Sports

2017年04月29日 | ノンジャンル
 「試乗車の用意ができました・・・」その営業マンの言葉に促されて、建物の外に出た。駐車場にはBMW 523dが停まっていた。

 展示車と同じ523dであったが、試乗車は「Luxury」ではなく「M Sports」であった。ガソリンエンジンである523iは発売時期が少し遅れるようであった。



 M Sportsはフロントバンパーの形状がかなりスポーティーであるので、目力が強くなったフロントフェイスの押し出しがさらに強い。タイヤのサイズも一回り大きくなるのか、その受ける印象は「Luxury」とはかなり違う。
 
 乗り込んでみてまず驚いたのが太いステアリング。握ってみるとかなりマッチョである。M Sportsは、スポーティーな演出がいろんなところに垣間見れる。

 523dのエンジンは2Lのディーゼルエンジン。私はMercedes-Benzの3Lディーゼルエンジンを6年間使っていた。

 ディーゼルエンジンは、太いトルクや素晴らしい燃費と経済性の高さなど利点が多い。しかし、音と振動に関してはマイナス面があるのも事実であった。

 「最新のディーゼルエンジンはどうであろうか・・・?」フットブレーキを右足で踏んでエンジンスタートボタンを押した。

 「ブルル・・・」とやや派手めな音と振動を予想したが、やや拍子抜けするくらいに軽い音であった。「新型になって、ディーゼルエンジンの音は本当に気にならなくなりました・・・」営業マンはそう言った。

 ゆっくりとスタートして新青梅街道に出た。M Sportsの足回りはかなり引き締められている。それはスタートして少し走っただけで感じられた。

 私が乗っている旧型のLuxury仕様と比べると細かい凹凸をしっかりと拾う。不快な突き上げ感はないが、Luxury仕様の足に慣れた体にはちょっと荷が重めに感じる。

 あと走り始めて感じたのがステアリングの軽さ。パワーステアリングのサポート量が増えたのであろう、軽い操舵感はまるでAudiのようである。個人的には少し軽すぎると感じた。

 車体の剛性感は高い。特に車体の下半分のしっかり感が強く感じられた。一方車体の上半分は軽い感じを受けた。実に軽快である。

 車両重量は旧型に比べ80kgも軽量化されている。その恩恵が車体の上半分に集中しているのかどうかは不明であるが、「下がっしり、上爽快・・・」そんな印象である。

 ディーゼルエンジンは、一般道を50km/h程度の速度で走っている分にはガソリンエンジンとの区別がつかないほどである。

 前が空いてアクセルを少し踏みますと、やや野太いエンジン音がディーゼルエンジンであることを気付かせてくれるが、それ以外は躾が実に良いエンジンである。

 「これはもしかしたら523dが一番の売れ筋になるかもしれない・・・」そう思った。試乗したのは30分程度。もちろん一般道だけである。短い間であるが、色んなことを感じた。

 M Sportsの足回りが実にがっちりとしていること・・・最新のディーゼルエンジンの躾の良さはかなり高レベルであること・・・BMWのステアリングがAudi並に軽くなってしまったこと・・・旧型の末期モデルと新型の差は思っていたよりも小さかったこと・・・などである。

 走行距離が10万キロを超えるまでは新しい車に買い換える予定はないが、その折にはこの新型5シリーズは候補の筆頭になるような気がした。もちろん今回試乗したセダンではなく、ワゴンモデルではあるが・・・
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4064:523d

2017年04月28日 | ノンジャンル
 ディーラーに到着して、駐車場に車をバックで停めていると、建物の中から女性スタッフが駆けつけてくれて、車の後ろに回って誘導してくれた。

 そして、車を停め終わると、ドアを開けてくれる。こちらの要件を告げて、ディーラーの建物の中へ入った。

 席に案内されると、すぐにサービス担当のスタッフが来て、話を済ませた。今回はエンジンオイルの交換が主で、後はウィンドウォッシャー液などの補充をしておきますとのことであった。

 作業時間は45分とのことであったので、出されたアイスコーヒを半分ほど飲み終えてから、展示車を見て回った。



 当然お目当ては新型5シリーズである。展示されていたのは「523d Luxury」。色はブラックである。くるっとその周囲を回りながらしげしげと眺めた。

 「写真で見るよりも実車の方がかっこがいいかな・・・」

 そんな印象を持った。大きくなり存在感を増したギドニーグリル。それとつながったヘッドライト。写真で見る限りにおいては「どうなんだろう・・・?」と疑問符が付いた造形も、実物を見ると「これはこれでありかな・・・」という気になってくる。

 個人的には大推薦というデザインではないが、新しさは感じられた。サイドやリアの造形は旧型のイメージをしっかりと踏襲していて安心感のあるデザインである。



 インテリアも大まかなデザインは旧型のイメージのままである。細部にわたってリファインがなされていて、質感はしっかりと向上している。

 液晶によるディスプレイも外枠のリングが取り付けられていて視認性が普通の液晶表示よりも良い。全面液晶表示であると奥行き感がなくのっぺりとした感じにどうしてもなってしまうが、その弊害を防いでいるあたりにBMWの良識を感じた。

 やはり5シリーズは凛とした雰囲気を有した良い車である。紺やグレーのスーツを上品に着こなして、乗り込みたくなる車である。

 決して金のネックレスやブレスレッドをした脂ぎったオジサンには乗っていて欲しくない車である。

 新型5シリーズに乗り込んで、そのステアリングの握り具合などを確かめていると、担当の営業マンがやってきた。

 「どうですか・・・新型・・・かなり良くなっていますよ・・・試乗車ありますから乗ってみます・・・?」と訊いてきた。

 「お願いします・・・当分買い換える予定はないけど・・・」と私は笑顔で答えた。平日であったので、それほど客の姿もなかった。
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4063:点検

2017年04月27日 | ノンジャンル
 BMW523iは納車されてから6ケ月が経過した。走行距離は11,000kmを超えた。しばらく前からディーラーでの点検を受けるよう促すメッセージが車のオンボードコンピューターに表示されていた。

 「ディーラーに連絡して、点検を受けなければ・・・」と思っていたが、なかなか時間がとれなかった。

 今日は、午後に少し時間がとれそうであったので、担当の営業マンに連絡を取った。「少し前から点検を受けるようにメッセージが標示されています・・・今日の午後大丈夫ですか・・・?」と伝えると、「大丈夫です・・・」との返答があった。

 BMW523iは購入時にBMWメンテナンス・パッケージである「5年間サポートプラン」に加入しているので、5年間は点検費用とエンジンオイルやワイパーゴムなどの定期的に交換が必要な消耗品は無償である。

 午後3時になって事務所を出た。近くの駐車場に停めてあるBMW523iに乗り込んだ。フットブレーキを右足で踏んで、エンジンスタートボタンを押した。

 2.OLの直4エンジンは静かに目覚める。走行距離は10,000kmを超えたので、慣らし運転の域は既に越えている。その挙動はすっかりと落ち着いた質感になった。

 今のところマイナートラブルは発生していない。モデル末期であったので、メカ的にも熟成していたのであろう。

 新型5シリーズは今年の2月にセダンが日本でも販売が開始された。ワゴンモデルである「ツーリング」は、セダンから半年ほど遅れて今年の夏頃から販売されるようである。

 その新型5シリーズは、エクステリアもインテリアも旧型を正常進化させた感があり、大きくその印象を変えてくるようなことはなく、スマートにまとまっている。

 新型のエクステリアは、全体のシルエットがBMWらしいスポーティーな造形でまとめられている。

 唯一気になるのはフロントフェイスである。最近のBMWデザインはヘッドライトとキドニーグリルを繋げるのが流儀となっている。



 5シリーズも7シリーズと同様にその流儀に倣っている。これは好みの問題であるので、人によって評価は分かれるところ・・・

 私の個人的な好みからすると、「出来れば繋げないでほしい・・・」と思ってしまう。しかし、この流れはある一定の期間が経過しないと元には戻らないはず。

 「写真で見る限りフロントフェイス以外は素晴らしい・・・」と思っていた。ディーラーには当然一番目立つ場所に新型5シリーズは展示してあるはず。

 今日は点検が終わるのを待つ間、新型5シリーズの実物をじっくりと見物できるはず。平日であるので試乗車も空いているかもしれない。「新型5シリーズはイケてるのか・・・?」ということを検証する絶好の機会となるであろう。
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4062:レストラン

2017年04月26日 | ノンジャンル
 都民の森の駐車場でメンバーが上り終えるのをしばしの間待っていた。用意されているサイクルラックはロードバイクで埋め尽くされている。

 ロードバイクのイベントがあるのかと勘違いするほどの数のローディーが集まって休憩していた。

 いつもであれば、ここの売店「とちの実」で焼きだんごかカレーパンを食する。しかし、今日は帰りに「数馬の湯」の中にあるレストラン「とちの実」に立ち寄ってその豊富なメニューの中から何かしらを選択して食べる予定であるので、ここでは我慢した。

 メンバー全員が上り終えて恒例の記念撮影を済ませた。下りでは冷たい空気が体に勢いよく当たるのでウィンドブレーカーを着用した。

 ウィンドブレーカーが風に当たってバタバタと音をさせた。下りながら何度もカーブを曲がった。すれ違いで上ってくるローディーは皆苦しそうな表情をしていた。
 
 しばし風を切って下っていくと「数馬の湯」に到着した。ここは日帰り温泉施設であるが、今日はもちろん温泉には入らない。食事のみである。

 サイクルシューズを脱いで鍵付きの靴箱に入れた。レストラン「とちの実」は食券をまず購入する。メニューは豊富である。目移りしてなかなか決まらない。

 迷った末「和風スパゲティー」を選んだ。食券を渡してテーブルに着いた。レストラン内は落ち着いた風情。のんびりとした空気が心地よい。

 順次頼んだものがテーブルに運ばれてきた。豊富なメニューを反映してメンバーが選んだものも様々である。

 その中でも一番インパクトがあったのがリーダーが頼んだ「天丼」であった。海老の大ぶりな天ぷらが三つ、さらに舞茸の天ぷらもその存在感を強烈に主張していた。

 「相当な高カロリーであろうが、次来た時は天丼を頼もう・・・」と心に誓いながら、和風スパゲティーを食した。舞茸がたくさん入っていて、まったり気分をさらに助長してくれる味わいであった。

 「こんど家族を連れて来ようかな・・・のんびりと温泉に浸かって、ここで天丼を食べる・・・」GWは近い。ここならのんびりとした休日を過ごせそうである。

 「まつじー」さんに挨拶をして「数馬の湯」を後にした。数馬の湯から都民の森へ続く上り道を眺めた。この道を上り始めたのはほんの1時間半ほど前のことであるが、随分と前のことのように感じられた。



 道は下りがまだしばらく続く。下り続けて、橘橋の交差点を右折した。檜原街道、睦橋通りと爽やかな空気に後押しされて快速で進んだ。

 新緑の季節は実に爽やかである。「1年中こんな気候であれば良いのであるが・・・」と思わず心の中で思った。しかし、もしもその願いがかなうと、この季節のありがたみはすっかりと薄れてしまうのかもしれない。
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