AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

4535:山伏峠

2018年08月13日 | ノンジャンル
 コンビニ休憩を終えて、リスタートした。リスタートした直後は、脚が少し重く感じられる。しばし脚を回し続けていくと血液の循環スピードが上がっていき、脚は軽くなり始める。

 山伏峠の上り口へは山王峠を越えるルートを選択した。「行きは山王で、帰りは小沢でいきますか・・・」とメンバー間で話した。

 山王峠を越えて、名栗川に沿って走る県道に出た。名栗川の川辺では夏休みを利用してバーベキューをしている家族連れが多くいた。

 この県道はほとんど信号がないのでノンストップで走っていける。緩やかな上り基調の道が続いているので、ペースによっては脚に疲労が蓄積されていく。

 ようやく山伏峠の上り口である「名郷」に到着した。ここはバス停があり、そのバス停の近くに公衆トイレも設置されている。

 ここでしばし脚を休ませた。今日のメインの峠は「山伏峠・正丸峠」である。山伏峠の上りは4kmほど、上りきると反対側へ少し下り、下りの途中で右折して正丸峠の上りへ入る。正丸峠の上りは1.5kmほど、下りも入れて約6km程のコースとなる。



 名郷から見える山伏峠の上り口は実に穏やかな景色である。道がゆったりと右に曲がりながら上っている。

 8名揃ってゆっくりとスタートした。序盤は会話しながらのんびりと走っていく。500メートルほどはなごやかな雰囲気で進み、長い期間擁壁工事をしていた区間を過ぎてから、サイコンのラップボタンを押して、ペースを上げていった。

 クランクに込めるパワーは230ワットほどで走っていった。心拍数も徐々に上がっていき、やがて170を超えてきた。

 今日は涼しいので、最後までペースが落ちることはなさそうであった。山伏峠の半分を過ぎたあたりで2名のメンバーがペースを上げて前に出ていった。私はペースを変えることなく、もう一人のメンバーと一緒に上り続けた。

 左に大きくカーブしながら斜度がぐんと厳しくなる難所もペースをそれほど落とすことなく越えることができた。後は斜度がそれほど厳しくない坂道が山伏峠の頂上まで続いている。

 一緒に走っていたメンバーが前を行き、その後ろにぴったりと付けさせてもらいながら山伏峠の終盤を走っていった。正丸峠の上りもあるので、山伏峠だけで脚を使い切らないように注意しながら走っていくと、山伏峠の頂上が近づいてきた。

 ここでダンシングに切り替えてペースを上げた。一緒に走っていたメンバーの前に出て、山伏峠の頂上をぐいぐいとクランクに体重をかけて走りながら越えた。

 そして反対側へ下っていった。下りに入ると前を行く2名のメンバーの背中が見えた。路面が濡れているところがあったので、下りではあまり無理をせずにその背中を視界に納めながら走った。
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