Coreさんは、プログレッシブロックをよく聴かれている。おそらくクラシックはほとんど聴かれないはず・・・しかも、アナログのみでCDは聴かれない。
となると当然、お通しするのは、1階のリスニングルームである。ついこの間、この部屋では、印象的な出来事があったばかりである。そのへんの複雑な事情を時系列的に説明するのはとても困難である。そして、その困難さと同様に、私の心情も説明困難な程に複雑なものがあった。
そして、そういった複雑な心境とは別の次元で、もう一つ複雑な心情が持ち上がった。どの次元かと言うと、それほど高い次元ではない・・・しかし、男女の愛憎の絡み合う次元よりはほんの少し高い次元かもしれない。いや・・・対して変わらない次元か・・・
それは今回のOFF会の選曲である。我が家のシステムはクラシック向きに調整してある。プログレッシブロックが上手く鳴るとは思えない。しかし、普段私がよく聴いているクラシックをかけてもCoreさんは相当退屈される可能性がある。ここは、上手く鳴る鳴らないに関係なく、プログレッシブロック系のレコードをかけるしかないであろう。
そこでまず取り出したのが、La Dusseldorfの「VIVA」。そのなかから「CHA CHA 2000」をかけた。冒頭のピアノの澄んだ響きが心地良い。後半へ行くにしたがってDusseldorf節ともいえる疾走感が全開となる。実にすかっと気持ちの良い曲である。同じアルバムから「GELD」もかけた。
次に取り出したのがCluster and Eno。青空に向かってマイクが一本立ててある印象的なジャケットである。このジャケットの写真を見ているだけで、その音が連想される。
このアルバムから「Fur Luise」と「Selange」をかけた。どちらの曲も有機的な化学反応を思わせるような粘りのある独特の世界観が提示される。一種瞑想的でもある。そして、どことなく東洋的である。
さらにPeter Gabrielのファーストソロアルバムから「Modern Love」と「Slowburn」、David Bowieの「Low」から「Speed of Life」と「Breaking Glass」など、比較的メジャーなアーティストのレコードもかけた。
そしてとりをつとめたのはCANである。名作の誉れ高い「Ege Bamyasi」から「Sing swan song」と「One more night」をかけたのである。このレコードのジャケットはポップアートを意識した優れたデザインである。
実に濃い感じの構成であった。これらの曲を聴き入りながら、中学生の頃が懐かしく思い出された。阪急京都線に乗って、河原町まで行き、わずかばかりのお小遣いを握り締めて、十字屋の輸入盤コーナーを漁っていたあの頃のことが・・・
となると当然、お通しするのは、1階のリスニングルームである。ついこの間、この部屋では、印象的な出来事があったばかりである。そのへんの複雑な事情を時系列的に説明するのはとても困難である。そして、その困難さと同様に、私の心情も説明困難な程に複雑なものがあった。
そして、そういった複雑な心境とは別の次元で、もう一つ複雑な心情が持ち上がった。どの次元かと言うと、それほど高い次元ではない・・・しかし、男女の愛憎の絡み合う次元よりはほんの少し高い次元かもしれない。いや・・・対して変わらない次元か・・・
それは今回のOFF会の選曲である。我が家のシステムはクラシック向きに調整してある。プログレッシブロックが上手く鳴るとは思えない。しかし、普段私がよく聴いているクラシックをかけてもCoreさんは相当退屈される可能性がある。ここは、上手く鳴る鳴らないに関係なく、プログレッシブロック系のレコードをかけるしかないであろう。
そこでまず取り出したのが、La Dusseldorfの「VIVA」。そのなかから「CHA CHA 2000」をかけた。冒頭のピアノの澄んだ響きが心地良い。後半へ行くにしたがってDusseldorf節ともいえる疾走感が全開となる。実にすかっと気持ちの良い曲である。同じアルバムから「GELD」もかけた。
次に取り出したのがCluster and Eno。青空に向かってマイクが一本立ててある印象的なジャケットである。このジャケットの写真を見ているだけで、その音が連想される。
このアルバムから「Fur Luise」と「Selange」をかけた。どちらの曲も有機的な化学反応を思わせるような粘りのある独特の世界観が提示される。一種瞑想的でもある。そして、どことなく東洋的である。
さらにPeter Gabrielのファーストソロアルバムから「Modern Love」と「Slowburn」、David Bowieの「Low」から「Speed of Life」と「Breaking Glass」など、比較的メジャーなアーティストのレコードもかけた。
そしてとりをつとめたのはCANである。名作の誉れ高い「Ege Bamyasi」から「Sing swan song」と「One more night」をかけたのである。このレコードのジャケットはポップアートを意識した優れたデザインである。
実に濃い感じの構成であった。これらの曲を聴き入りながら、中学生の頃が懐かしく思い出された。阪急京都線に乗って、河原町まで行き、わずかばかりのお小遣いを握り締めて、十字屋の輸入盤コーナーを漁っていたあの頃のことが・・・