AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

1539:天使の誘惑

2010年05月31日 | ノンジャンル
 今日で5月も終わる。3月決算法人の確定申告もどうにか無事完了し、夜はスタッフと一緒に打ち上げ会であった。

 私はもともとアルコールは強いほうではない。ビールであれば中ジョッキ2杯程度で十二分に酔えるのである。日本酒やワインなどの醸造酒には体質的に特に弱いようで、少しの量でも気分が悪くなったりする。

 なので普通はビールから入り焼酎を少し、あとはウーロン茶でお茶を濁すというパターンが多い。今日は、ビールをジョッキで2杯、焼酎のロックを2杯と私としては多めにアルコールを摂取した。

 その効果はてきめんで、飲み会の後半は頭がくらくらしてきた。タクシーで帰宅すると、お風呂にも入らずベッドへ急行した。

 焼酎のロックがきいたのであろうか、ベッドに入るなり熟睡したようである。「天使の誘惑」という名の焼酎であった。その魅惑的なネーミングが目に付いたので頼んだのであった。味も変な癖がなくとても飲みやすかった。

 真夜中に目が覚めて今これを書いているのであるが、どうにか二日酔いにはならなくて済みそうである。火曜日は私にとって大切な日である。体調管理に気をつけなければいけない。

 ゴルフスクールは夜の7時からなのでまずは大丈夫であろう。都合が悪かったり、体調が思わしくなかったりすると、8回のコースのうち2回までは振替がきく。

 しかしながら振替えて他の時間に参加しても、私にとっては全く意味がないのである。火曜日でなければいけない訳があるからである。

 朝になったらシャワーを浴びてすっきりしてから出かけよう。火曜の夜は、今晩飲んだ焼酎とは別の「天使の誘惑」が待っているからである。
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1538:44マグナム

2010年05月30日 | ノンジャンル


 昨年のサウンドデザインファンクラブの集いでは、NAGRAのコンパクトなオープンリールデッキに出会った。その音には鮮烈な印象を受けた。

 そのNAGRAを称して、PSDの大山さんは「飛び道具」と表現されていた。言い得て妙なる表現である。「こちらは槍や刀で勝負しようとしているのに、あんな飛び道具を持ってこられたひにゃあ、勝負にならん・・・」というのが正直な感想であった。

 そして今年の「集い」では、同じNAGRAでももっといかつくでかいNAGRAが登場した。「飛び道具」であることは同様であるが、昨年のコンパクトなNAGRAが「ワルサーP38」であるのであれば、今年のNAGRAは「44マグナム」といったところか・・・

 その見た目は威圧感に溢れている。見るからに「プロユースなので、素人お断り・・・」といった面構えである。

 そしてそこから放たれる音もその見た目同様豪快である。音全体がオーラのように抱えているエネルギー感が桁外れに高い。フルオーケストラの低域の下支えが実にがっしりしていて、腰の据わった安定感がある。

 ダーティー・ハリーの「44マグナム」の弾を食らった悪者は白目をむいて吹っ飛ぶ。この巨大なNAGRAの音を食らったオーディオ・マニアも白目をむいて吹っ飛ぶ。サウンド・デザインの試聴室の中にはその音を食らったためでなく、アルコールを飲みすぎて白目をむいている方もいらっしゃったが・・・



 試聴室に装備されているスピーカーはPSDのT3とT4・・・どちらも実に優れたスピーカーであるが、T4はシャープでスピーディー、T3が優雅でエネルギッシュである。

 どちらのスピーカも「44マグナム」の巨大なエネルギーをしっかりと受け止め狙いを正確に定めて放つ。その破壊力は「ホーム・オーディオ」の枠を超えているようである。
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1537:高原の風

2010年05月29日 | ノンジャンル


 阿佐ヶ谷駅でSHUKSさんとSEIBOさんをピックアップして、チューバホーンさんのお宅に車で向かった。今日はこの時期としては涼しい気候であった。

 空には灰色の空が垂れ込めていたが、天気予想では夕方までは雨は降らないであろうということであった。

 チューバホーンさんのお宅に着くとすでに家の前でこちらの到着を待ち構えていらした。これで私を含めて4名がそろった。土曜日の朝に中年男性が4名そろって車に乗車していると、普通はゴルフである。

 しかし、車のトランクには四つのゴルフバッグが収まっていたわけではない。実はこれから片道約2時間をかけて那須まで出かけるところなのである。サウンドデザインファンクラブ主催のパーティー兼オーディオ・イベントに参加するのである。

 那須に向かう高速道路は、車が連なっていたが渋滞するほどではなくスムースに流れていた。予定通り昼前に着いた。ちょうど石田さんがバーベキュー用の炭に火を入れているところであった。

 例年炭火でバーベキューをしながらオーディオマニアたちが旧交を暖める。そしてその合間にサウンドデザイン試聴室でオーディオを楽しむのである。



 炭火で焼かれた肉も野菜も美味であった。さらに海老やイカも加わりとても贅沢なバーベキューである。那須の別荘地はちょうど今新緑の季節。目にも美味しい風景が眼前に広がる。

 20名以上のオーディオマニアが一同に集まった。そこで交わされる会話は結構暑くディープである。職業も年齢も様々であるが、オーディオに対するあくなき熱意と探究心はみな一様にハイレベルであった。

 野鳥のさえずりが美しく響く那須の静かな別荘地の一角に、今日一日のみであるが奇妙な空間が出現した。ウッドデッキのあちらこちらではオーディオ談義の花が咲いている。心配された雨も降らず、例年よりも涼しげな気候であったが、皆さんの熱気のせいかあまり肌寒さを感じなかった。

 パーティーの合間に行われたオーディオ・イベントについては明日にでも・・・
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1536:ポジショニングランプ

2010年05月28日 | ノンジャンル


 奇数は2では割り切れない。偶数は2で割り切れる。そのせいか否かは判然としないが、偶数の方が奇数よりもものが分かった雰囲気がある。

 強引な自己主張が控えめに感じられるのである。逆に奇数は多少つっぱった感じがする。素数はそのほとんどが当然奇数である。協調性がいまひとつないというか、マイペースな印象を受ける。

 BMWの主要なラインナップは「3・5・7」と奇数をそのモデル名に使っている。一方AUDIは「4・6・8」と偶数を主要なラインナップのモデル名として使用している。

 その使っている数字のみを見ると、BMWはシャープで自己主張が強く、AUDIはやや控えめなアピールにあえて抑えている、といったイメージを受ける。

 両社ともラインナップを急速に増やした結果、奇数のみ、あるいは偶数のみといったモデル名での商品構成はできなくなっているが、両社の目指している方向性の違いが奇数・偶数のモデル名の違いとなっているような気がしていた。

 ここ最近急速に変わったのはAUDIであろう。従来の自己主張を控えめにしたスムースなバランス感覚のデザインから、明確な個性を前面に打ち出したデザインへと大きく方向転換を遂げた。

 その牽引役的な役割を果たしたのが、特徴的な「シングルフレームグリル」である。最初は、その大胆な造形には目がなじまなかった。しかし、そのデザインにより遠目にもAUDIであることが分かる強い個性を手に入れた。そのおかげか日本でのシェアも徐々に伸ばしてきている。

 そして最近では「シングルフレームグリル」とともにAUDIを象徴するのが、そのヘッドライトにおけるポジショニングランプの独得の形状である。LEDライトを多数並べてカモメの翼を思わせるような独得のラインを描いている。

 つい最近本国で発売となったNEW A8もかなり凝ったヘッドライトを持つ。特に全てをLEDで構成したヘッドライトにすると、従来のヘッドライトとはずいぶん雰囲気の違うフロントとなる。恐らくこのフルLEDライトはオプション扱いとなるはずである。

 NEW A8の特徴的なフロントデザインには好き嫌いがはっきり分かれそうである。私はまだ目に馴染まない感じがする。落ち着き感がなさ過ぎるような気がしてしまうのである。A4のヘッドライトに近いノーマルのヘッドライトの方が落ち着き感があって好感が持てる。しかし、最近勢いに乗って突き進んでいるAUDIのこと、このオプションでのフルLEDライトを前面に打ち出してくる戦略なのかもしれない。
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1535:対策本

2010年05月27日 | ノンジャンル
 「漢字脳」が衰えている。これは結構前から感じていた。手で漢字を書くことは、仕事でもプライベートでもほとんどなくなった。パソコンのキーを叩くだけなので、漢字を記憶していた脳の機能は急速に衰えていったようである。

 そういった状況に危機感を抱いて、「漢検を受けよう・・・」と思い立ったのは、妻と一緒にとあるテレビを観ていたときであった。

 その番組の中では、数名の芸能人が漢検にチャレンジしていた。「1級」や「準1級」にチャレンジしていたのであるが、そのレベルは恐ろしく高い。

 日常生活ではほとんどお目にかかることがないような難解な漢字が登場するのである。「1級」や「準1級」のレベルは必要ないが、「2級」レベルであれば日常的に目にするものが多く含まれている。

 それでいて、衰えた漢字脳ではすぐさま思い出せないような漢字が多いのである。「漢検2級を受けない・・・」と妻に持ちかけたところ、妻も乗り気であった。

 そこで本屋で漢検2級対策の本をそれぞれ1冊づつ購入した。それが3ケ月ほど前であったろうか・・・時間の合間にちらちら見ていたのであるが、仕事の忙しさにかまけてあまり進んでいない。

 試験日は6月20日である。もう1ケ月もない。このままでは、合格は難しい・・・そろそろしっかりと取り組まなければ。

 今日は顧問先への訪問を車でなく電車に切り替えた。電車であれば移動時間中は本が読めるからである。その時間を利用して漢検2級の対策本をチェックした。結構手ごわい。練習問題をしてみても、うっすらと漢字のイメージが浮かぶのであるが、しっかりと像を結ぶことはない。

 80%以上正解しないと合格しない。対策本の練習問題を解いてみてもなかなか80%を超えない。「いかん・・・このままでは不合格になる可能性が高い・・・」というのが正直な感想である。妻のほうは順調に進んでいるのであろうか・・・

 妻は合格し、私は不合格であると、少しばかり立場がない。「お父さん、落ちたのよ・・・」と子供達にも告げ口されそうである。ここは一踏ん張りしなければ・・・そうは思ったのであるが、事務所への帰りの電車では、疲れからかぐっすりと熟睡してしまった。

 「気炎ばんじょう」・・・何かをやり遂げようとする心が強いこと。練習問題の一部である。ひらがな部分を漢字に直すのであるが、正解にはいたらなかった・・・
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