AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

1872:母の日

2011年04月30日 | ノンジャンル
 「ハートレー コンサートマスターⅥは、男性か女性か?」と問われたら、「女性・・・」と答えるであろう。

 そして、その答えに付け加えて「子供を産み育てた女性・・・子供に限りない愛情を注ぎ、育み、見守っている女性・・・」と表現するかもしれない。



 今日はGRFの部屋さんのお宅でハートレー コンサートマスターⅥを聴かせていただいた。お近くに住まわれているAさんとご一緒であった。

 送りだしはSONY HD-1。サウンドパーツのプリアンプとパワーアンプで駆動されている。コンサートマスターⅥは、60cmウーファーを要する4ウェイ構成の大型スピーカーである。その意匠及びプロポーションは、古き良き時代を感じさせる。

 一番最初にかけていただいたのは、白井光子のブラームス歌曲集・・・その音に対する印象は・・・「これは母親の愛情のような音だ・・・」というものである。

 威圧感がない、こちらに迫ってくるような感覚がない。優しく包まれる感じであろうか・・・そして全てを受け入れてくれるような懐の深さがある。辛らつさや批判的な目線が皆無なのである。

 高揚感や緊張感をもたらす要素よりも、心の底からの安堵感が醸し出されてくる音楽の流れである。心の中で「音楽の流れが自然だ・・・音楽がゆっくり聴こえる・・・」と独り言を言いながらその音に耳を傾けていた。

 ゆっくりと音楽が流れる・・・それゆえ、一つ一つのフレーズを丁寧に味わえる。音楽のほぐれが実に滑らかなので、身体への染み入り具合が抜群に良いようだ。

 母親は子供を受け入れる。もともと自分の体に宿した生命であるから当然なのかもしれない。その全てを受け入れ、尽きることのない泉のような愛情が自然と湧き出てくる。

 そんな母の愛を思わせる音楽の流れである。誇張や強制がなく、自然な湧き上がりで音楽がたゆたうものだから、こちらも羊水に浸りながら母親の心臓の鼓動を聞くかのように、音楽を耳にすることができるのであろう。

 「母の日」は5月の第二日曜日。もうすぐである。特に母親孝行をしている良き息子ではないが、コンサートマスターⅥの奏でる音楽を聴いていると、母の日には美味しいお蕎麦屋さんにでも一緒に行きたい気持ちになった。

 アナログや真空管アンプ聴き比べの様子は明日にでも・・・
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1871:まるい

2011年04月29日 | ノンジャンル


 「まるい」のうどんは、いわゆる「武蔵野うどん」とは異なる。コシはあるが、それほど強烈ではない。面は少々平らでそれほど太くはない。また色合いも白く美しい。喉越しもつるつる感があり、滑らかである。

 「武蔵野うどん」のように暖かい肉汁につけるよりも、冷たいたれにつけてずるずるっと食するほうが合っている。ここのたれは濃い目で甘みが強い。平らなうどんに良く絡む。

 「まるい」は所沢市に3店舗あるうどん屋さんである。そばも扱っているがメインはうどん。典型的な「武蔵野うどん」ではなく独自路線を貫いている。

 メニューもきわめて豊富。そして盛りが多い。普通盛りでも十二分のボリュームがあり、結構お腹にくる。

 今日の昼は家族で「まるい 狭山湖店」でうどんを食した。ここは3店舗中一番新しい店舗で、広い。

 テーブル席が満席であったので、お座敷に上がった。数多くのメニューのなかから一番の売れ筋である「天ざるうどん」を頼んだ。

 うどんはつやつやで弾力感があり、美味である。たれは甘口・・・繰り返し食べると飽きるかもしれないが、独特の旨みがある。それと天ぷらがまたでんと威勢が良く、ボリューム満点・・・少々食べ過ぎ感が、食後に襲ってくる。

 今日も晴天で気温は20度ほど・・・上着が要らないくらいの暖かさ。こういう季節になってくると、冷たいうどんを食したくなるものである。「まるい」のうどんは「武蔵野うどん」とも「讃岐うどん」とも違うが、その両方の要素を兼ね備えたような万能タイプのうどんである。

 明日はGRFの部屋さんお薦めの蕎麦とハートレー コンサートマスターを食してくる予定である。どのような味わいと喉越しなのか楽しみである。
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1870:晴天

2011年04月28日 | ノンジャンル


 天気予報は見事にはずれた。昨日の天気予想は「明日は雨・・・それもかなり強く降るでしょう・・・風も強い可能性が・・・」といった感じであった。

 ゴルフの予定が入っていたので、天気が気になっていた。その天気予報を聞いて少々がっかりした。しかし、朝になって窓のカーテンを開くと、拍子抜けするくらい澄んだ青空が目に飛び込んできた。

 飯能グリーンカントリークラブは、晴天のもと、緑に輝いていた。今シーズン2度目のゴルフである。前回の開幕戦は92のスコアであった。今シーズンの目標はアベレージでの90切り。まだ一度も達成したことがない。今後12月末までおそらく20回以上はラウンドする予定である。そのアベレージを算定して、どうにか90未満の数字を叩き出したいのである。

 その目標達成にとって、大きな戦力となる予定なのが、「FUBUKI」である。Diamanaで一躍有名なシャフトメーカーとなった三菱レイヨンの送り出すしっかり感のあるシャフトである。

 「FUBUKI」の名前からかその色合いはホワイト。そして、タイミングよくスウィングできれば吹雪のようなボールが緩やかな弧を描きながらすっ飛んでいく。なかなか強力な破壊力を有した新兵器である。

 その新兵器を擁した第2ラウンドであった。INスターとであったので10番からスタート。出だしは幸先良くパー。その後もボギーとパーが交互に来る展開。結局5つのパーと4つのボギーという整った構成で、スコアは40。私としては稀に見る好スコアであった。

 そして昼食休憩後の後半はOUTの1番から出た。1番から3番まではボギー。我慢のゴルフである。こういうときは次にパーがくるかダブルボギーがくるかで、その後の展開が決まる。どうにかパーを先行させたい。

 そして、4番ホール。右ドックレッグの難しいホールである。ここでティーショットを痛恨のOB。このホールをトリプルボギーとしてしまった。

 後半のOUTは、この4番のOBが響いて結局46。トータルで86。前半の貯金が功を奏して、どうにか90切りは果たせた。

 前回の92と今回の86、足して2で割れば89。まだまだ序盤ながら、とりあえずアベレージで90切り状態が形成された。

 FUBUKIにとっては、まずまずのデビュー戦であった。今後もこの調子でステディなゴルフを継続するためには、この新兵器は役立ち続けてくれそうな予感がする。
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1869:FUBUKI

2011年04月27日 | ノンジャンル
 ものすごい風であった。ロードバイクのコントロールを失うのではという危険性を感じるほどの突風が吹き荒れていたのである。

 今晩の夜間走行時におけるコンディションは、あまり良いものではなかった。気温は暖かく、路面も乾いていて、タイヤはしっかりとグリップを保っていた。

 唯一風だけが、困難な状況を作り出していた。「春の嵐」は昼間から猛威をふるっていた。瑞穂町の顧問先に車で向かっていたとき、砂煙により茶色に変色した風が右に左に定まることなく吹き荒れていたのである。

 車であったからよかったが、道行く人々は一様に目をしばたきながら、足早に駆け去ろうとしていた。

 数日前に洗車したばかりのE350は見る影もなく薄汚れてしまった。明日は雨が降るとの予報である。雨が止んだら、早速また洗車しなければ・・・

 昼間から猛威を振るった風により、木の枝や葉っぱが多摩湖周遊ロードには散乱していた。夜なので路面の状況は把握できない。時折タイヤに踏まれて木の枝が「バキ・・・ギャキ~ン・・・グリグリ・・・」と悲鳴をあげる。その悲鳴を聞いて初めてそれと分かるのである。一瞬びっくりするが、悲鳴をあげた枝はすぐさま後方へ飛散してしまう。

 さすがにこの風の元、ロードバイクの夜間走行をしている物好きはいなかった。唯一ジョギングしている男性を一人追い抜いたのみであった。

 今晩の突風は「FUBUKI」を連想させる。ついつい、最近我が家に導入された新兵器のことを思い浮かべてしまう。本来は明日、その真価が問われるべき一日となる予定であったが、明日の天気予報からすると、そのデビューはもう少し先になるかもしれない。この「FUBUKI」には期待している。今晩の風のように猛威をふるいまくって欲しいものである。
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1868:C4

2011年04月26日 | ノンジャンル


 CITROEN NEW C4が発表された。CITROENの新しいデザインの流れに沿った形での造形が随所に見受けられる。

 そのフロントライトはややきつめの表情となり、少々目つきは悪いが、きりりとした緊張感をかもし出している。ダブルシェブロンがそのままグリルの一部になったようなデザインも斬新である。

 この表情をしげしげと見ていて「どこかで見たような・・・」という気になるのに、それほどの時間は要さなかった。



 新しいAUDI A6のフロントのイメージとどうしてもダブルのである。「バッド ばつ丸」を思わせる、にらみつけるような目付きの造形など、同じデザイナーが描いたように感じられるラインである。

 AUDIはシングルフレームグリルがでんと顔の真ん中に存在しているので、印象は異なるが、ぱっと見には、似ていると感じさせる共通要素がある。

 CITROENがドイツ化したのか、AUDIがフランス化したのか、それとも双方どりらもが歩み寄ったのかは不明である。

 CITOROENは従来よりわが道を行くメーカーである。エクステリアもインテリアもちょっと首を傾げたくなるようなぶっ飛んだ感じのデザインが散見された。その思い切りの良さが一つの魅力でもあった。

 しかし、最近は良い意味でも悪い意味でも、少々普通化路線を目指しているのかもしれない。ドイツ車のなかでは人一倍アグレッシブ路線に舵をふっているAUDIとちょうど領有エリアが重なったのであろう。
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