AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

473:スウィング改造

2007年06月30日 | ノンジャンル
 土曜日と日曜日は休みである。どちらか一方を自分の趣味のために使う場合には、もう一方は家族サービスに充てる。これは我が家でのルールというか、ノルマのようなものである。

 明日はOFF会とコンサートの予定が入っている。というわけで今日は家族サービスデイである。午前中は下の娘をスウィミングスクールに連れて行き、午後は吉祥寺でショッピングと食事につきあう。結構疲れた。

 夕食後は開放されたので、ゴルフの練習場ヘ車で向かった。課題のドライバーショットの練習に汗を流した。3コインで150球、約1時間ほどであったが、少し新しいことに取り組んでみた。

 大阪のT氏からメールをいただき、方向性を良くする一つのヒントとして、左脇に使っていないグローブかヘッドカバーを挿み、これが落ちないようにスウィングするという練習が有効であると教えていただいた。また、左足に重心を残したままのスウィングも有効性があるとの情報も得たので試してみたのである。

 左脇にグローブを挟んでの練習は、最初は窮屈な感じがするが、慣れてくると腕と体の一体感が得られやすく、とても有効である。しかし、しばらくすると、慣れていないせいか左の二の腕の筋肉が疲れてくる。普段左脇の締りがゆるいスウィングをしていたようである。

 脇の締りがあまい・・・なんだか自分のオーディオライフのようでもあるが、まあそれはおいておいて・・・この練習は腕と体がばらばらにならない効果があるようなので、これからも継続してみよう。

 そして、もう一つの新しい試み・・・左足に重心を残したままのスィング・・・これは最初はやはり違和感がある。一般的なゴルフのスィングのセオリーはトップでは右足に完全に重心を移し、ダウンスウィングで左足に重心を移すというものである。この体重移動がボールを遠くに飛ばすパワーとなるのである。

 そういったセオリーとは全く異なる「左足重心スウィング」は、最初リズムがとりにくいし、実際の飛距離も落ちる。しかし、慣れてくると方向性は安定してくるようだ。またスィングパワーは落ちるがミート率が上がるのか、飛距離の低下もそれほどでもなくなってくる。豪快なショットはでにくいが、シュアなショットが得られるといった印象である。

 ドライバーショットは飛距離が欲しいのは事実であるが、一番大切なのは方向性。中級者のレベルではドライバーの飛距離が10ヤード、20ヤード短くなっても、方向性の安定の方がスコアアップにつながる。これもしばらく取り組んでみよう。

 ゴルフのスウィングを変えるのは、オーデュオでいえばスピーカーのセッティングを大幅に変更したようなものである。最初は違和感があるかもしれないが、追い込んでいくと新たな可能性が見えてくるかもしれない。
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472:けれんみのない

2007年06月29日 | ノンジャンル
 今日は、サウンドデザインファンクラブ主催のレコードコンサートに行く予定であった。しかし、残念ながら仕事の予定が急に入ってしまい、参加することができなかった。T3の4号機が使用される予定とのことであったが、チューニングが3号機からまた若干変わっているとのこと。

 そのチューニングの変化が音にどのような影響を与えているのか興味深いところであったのであるが、次の機会を待つしかないようである。

 今週は水曜日からスピーカーをHRS-120からT3に入れ替えた。概ね1週間ごとにスピーカーを入れ替えて、それぞれセッティング等の試行錯誤をしているところである。

 T3をセッティングしたときは、駆動系はメインのシステムではなく、CDP-MS1とSD05という極めてシンプルな構成にしている。スピーカーのセッティングは内振り角度を付けない平行設置、駆動系はリスニングポイント手前にクワドラスパイアの2段ラックに納めている。もし、このシステムしかなければこのリスニングルームも相当広く感じられるであろうほどにシンプルでけれんみのない構成である。

 SD05はデジタルアンプ、消費電力や発熱は極めて少ない。電源ケーブルの影響は比較的少ない方だと思うが、やはり変化する。先日のSugar邸での実験でも使用するケーブによってそれぞれ変化があった。

 そこで今日はSD05及びCDP-MS1の電源ケーブルで少しばかり試行錯誤をしてみた。結果としてはSD05にはSTEALTH Cloude99、CDP-MS1にはSTEALTH M-21 Specialの組み合わせが良い結果を得られた。

 手元にある電源ケーブルは4,5本しかないので、限られた中での組み合わせでしかないが、STEALTHのペアがいい結果を得られた。得にSD05にCloude99を使うと音の色彩感が豊になり、音楽の陰影感が深くなるように感じられる。やはり良いケーブルである。

 RCAタイプのデジタルケーブルは現在1本しかない。サウンドデザインファンクラブ特製のもので価格は数千円。デジタルケーブルでも相当な変化があるので、いろいろ試したいところである。もっとも試してみたいのはヨルマデザインである。

 自宅試聴を申し込もうかと思案中であるが、聴いてしまうと欲しくなりそうである。価格が10万円と見た目からすると法外である。その外観は細く、真っ黒で、素っ気無い。とても10万円には見えない。しかし、先日ちらっと聴いた感じでは相当な実力を持っていると感じられた。

 デジタルアンプは正確な音である。セッティングを煮詰めるとピタッと決まった感じのする音を引き出すことができる。しかし、ややもすると血の通った感じの暖かさが出にくい面もある。そこを補足するようなケーブルを選択してあげると、より音楽的な雰囲気が出るような気がする。
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471:ウィンブルドン

2007年06月28日 | ノンジャンル
 1回戦では非常に綺麗であったウィンブルドンの芝も、2回戦になるとベースライン付近は芝がはげて茶色がところどころ目に付くようになってきた。

 これが決勝戦になると、その茶色はより広がり、芝も荒れてくる。荒れた芝のためにボールが微妙に変化し勝敗の行方を左右したりもする。そういった点ではハードコートに比べて不確定な要素が入り込んでくる。

 メジャー大会で芝のコートを使っているのはウィンブルドンだけ。イギリスという国が伝統といったものをとても重んじていることが伺える。

 ゴルフでも全英の中継を見ていると、「これが本当にゴルフ場であろうか?」と思ってしまうような時がある。あまり自然に手を加えすぎずに、かなりそのまま的なところがあるのである。もちろん手を入れるべきところはしっかり手を入れているのであるが、それをこれ見よがしには決してしない。

 むしろ、「手は入れていませんよ。ほとんど自然のままですよ。」といった風情を重視する傾向があるようだ。

 芝のテニスコートも試合が進むと荒れてきて、ボールがイレギュラーしたり、選手が足を取られたりといったことがあるが、そういった時間の経過をそのまま表すことをよしとする。効率や正確性のみをただひたすら追求するのではない、イギリス気質のようなものが感じられる光景である。

 オーディオにもそういったイギリス気質的なものを取り入れたいといった気持ちになるときがある。オーディオ的な諸要素のクオリティアップをひたすら追求するだけでなく、ゆとりというか「柳に風」的なひょうとひょうとした風情がその音から感じられた方が気持ちが落ち着く。

 先日、Sugar邸で聴かせて頂いた、ケンブリッジオーディオのデジタルケーブルからは、ハードコートでのテニスではなく、多少芝が傷んで土が露出している芝のコートでのテニスを思わせる風情があった。高音は決して抜け切ってはいない。やや、ナローレンジにも感じられた。しかし、味わい深さがあったような気がする。
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470:導通チェック

2007年06月27日 | ノンジャンル

 
 今日は、帰宅途中にホームセンターに寄って、テスターを買ってきた。価格は2,000円。見た目もスマートでカッコいい。

 目的は昨日怪しいとにらんだフォノケーブルの導通チェックのためである。昨日アナログのみ右チャンネルから音が出なくなった。フォノイコライザーに接続しているフォノケーブルを左右逆に接続すると、左チャンネルから音が出なかったので、フォノケーブの右チャンネル側が何らかの理由で断線している可能性が高いと思ったのである。

 DIN側は5つの穴が空いている。おそらく真ん中がアースと思われる。赤いテストリードを真ん中の穴に触れ、黒いテストリードをアース線に触れると「ピッー」と音がする。一番右の穴に触れてRCAプラグのright側を触れるとうんともすんとも言わない。右から2番目も同様。

 逆に一番左側の穴に触れて、RCAプラグのleft側に触れると「ピッー」と音がし、その隣左側から2番目は全く音がしない。

 本来であれば一番右側のDINの穴とRCAプラグのright側では音がしなければならないはずであるが、やはり断線している模様である。何が原因かは全く判明しないが、もともと製造過程で何らかの瑕疵があり、それがたまたまはっきりとした断線というかたちになって表れたのであろう。

 とりあえず、右チャンネルから音が出ない原因はにらんだとおりであった。このフォノケーブルを販売店に送って対処してもらうしかないようである。

 最近はフォノケーブルも色んなケーブルメーカーから出ている。DIN-RCAタイプも結構ある。しかし、このROKSANのケーブルはアース線の構造が特殊である。一般的なものはRCA端子側しかアース線が出ていないが、ROKSANのものはDIN端子側にも出ている。

 このDIN端子側のアース線はXERXES 20本体に接続するようになっている。このため、他メーカーのフォノケーブルは使えそうにない。少し残念な気がするが、使えないなら逆にあれこれ悩む必要もないという意味では助かるのかもしれない。なにせそういった他のケーブルメーカーのフォノケーブルはほとんどか相当高価なものばかりであるからである。

 このテスターでのチェック・・・小学生でもできる程度のことであるが、なんとなく面白い。ついつい用もないのに色んなものをチェックしたくなる。その昔、学研の「科学と学習」という定期購読専用の小学生向け雑誌があった。その付録が毎回楽しみであった。今日は、その付録を手にしたときのようなワクワクした気分を少しばかり味わった。
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469:寝耳に水

2007年06月26日 | ノンジャンル
 「寝耳に水」・・・思ってもみなかったことが起こったときに使う言い回しである。寝ているところに耳に水が注がれた、のかと思っていたら、そうではなく「水」は洪水の音のことで、「耳」は耳にするの意味。つまり、寝ている時に洪水の音を耳にした、という意味のようである。

 確かにそれはそれで驚くであろうが、寝ている時に耳に水を入れられたら、「そりゃたまらん!」といった感じが、強烈にするので、誤った受け取り方の方が「おい、何するんだ!」といった不条理感が強く感じられる。

 さらにその不条理感を高めるためためには「み」を一字加えると、ぐっと「そりゃたまらん」度がアップする。「寝耳にミミズ」である。これは誰しも嫌であろう。寝ていない時でも、これは勘弁願いたい。

 オーディオを趣味としていると、「寝耳に水」的体験は結構する。いい意味での「寝耳に水」もあるが、悪い意味での「寝耳に水」もある。まあ、「寝耳に水」は一般的には悪い意味で使われることが多いのであるが・・・

 今日の「寝耳に水」は、アナログであった。CDで数曲聴いてから、アナログを聴こうとして、いつもどおりレコードに針を落とした。しかし、様子がおかしい。右スピーカーから音が出ていないのである。CDの時はなんともなかったのでアンプやスピーカーの故障ではないはず。

 「あれ?昨日までなんともなかったのに・・・」いろいろやってみるが、どうしても右スピーカーから音が出ない。「フォノイコライザーかな?」と思って、フォノケ-ブルを左右逆にフォノイコライザーに接続・・・すると、今度は左スピーカーから音が出ない。

 ということは、フォノイコライザーではない。このフォノケーブルが怪しい。カートリッジとは考えづらい。やはり、フォノケーブルが怪しい。

 ということでフォノケーブルをターンテーブル本体からはずしてみた。しかし、はずしてみたところでテスターがあるわけでなく、チェックできない。近いうちにこのフォノケーブルだけもってオーディオショップに行ってチェックしてもらおう。

 フォノケーブルの不具合だけなら、これをハイファイルネッサンスヘ送って新しいものに変えてもらえば一件落着のはず。そうでないなら、さらなる原因追求が必要になる。フォノケーブルの不具合の場合の無料交換は、保障期間中であるので、おそらく大丈夫のはずである。が、半年前に送ったはずの保証書登録のはがきに対して保証書はまだ届いていない。大丈夫であろうか・・・

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