今日は久々の午前様となってしまった。日付が変わらないうちに帰ろうと思っていたのであるが、ついつい長居してしまった。今日は夕方からSTUDIO K'Sで行われた「音楽喫茶」に行ってきたのである。
月に1回ほど行われる「音楽喫茶」、今日は日頃お世話になっている安西さんが選曲及び構成を担当されるというということで初めて参加してみた。今日のテーマは「麻薬的な音楽」。「音楽喫茶」は7時で終了。その後ビールと食事を交えての懇親会があったので、そちらにも参加。
安西さんはじめ、ishiiさんやMさん、そしてJeyさんやNaruさんもお見えになっていらしゃって、いろんなお話をお伺いできた。さらにShuksさんも懇親会から参加され一段と賑やかに。初めてお会いした方ともオーディオという共通の趣味があるので、いろんな情報をいただけた。アルコールがはいったせいもあるが、いつのまにか時計は11時近くになっていた。場所が御茶ノ水であったので、家に着いたのは日付が変わってから30分ほどたっていた。この「音楽喫茶」の様子などは明日にでもご報告します。
今日はこの「音楽喫茶」に参加する前に実は埼玉県のとある市にいたのである。午前中にpontaさんのお宅にお邪魔したためである。我が家からは車で1時間半。天候が悪かったせいか道は比較的空いていた。
pontaさんのお宅に前回お邪魔したのはどれくらい前であったであろうか、半年ぐらい前だったような気がするが・・・そのときと比べてCDトランスポートがかわり、スピーカーケーブルやラインケーブルがかわりと、システム構成が変わっていたのであるが、一番変わったと感じたのは、そのセッティングである。
随分とすっきり見通しの良いセッティングに変わった。従前はパワーアンプがリスニングポイントに対して背面を見せていたりと、視覚的にちぐはぐな印象を受けたのであるが、今日はラックに収まった機器は全てこちらを向いており、色合いもブラックで統一されていることもあり、リスニングポイントからの眺めは数段向上した。
そして聴かせていただいた音も見た目どおり、見通しの良い音場表現が素晴らしい。最初にバーバラ・ボニーを聴かせていただいたのであるが、ピアノの位置と歌い手の位置がきっちり定位していて落ち着き感がある。
また諏訪内晶子のバイオリンも、艶やかな鮮明さをたたえた美音である。その音を聴きながら、スピーカー背後にある窓のカーテンに目が止まった。「もしカーテンを開けたらガラスで音が反射するはず、どれほどの影響があるのだろう?」と内心思った私は、聴かせていただいた「モスクワの思い出」が終わったところで、カーテンを50CMほど開けさせていただき、同じ曲を聴いた。
響きが豊かになるせいか、ホールで聴いている音の質感に近くなった。私的にはこちらの方が自然で落ち着く感があるが、演奏者の立ち位置まで見えるような奥行き感のある空間表現は少しばかり後退する。一長一短というところか・・・
このカーテンの開け閉めの具合で音色や音場にかなりな影響があることが分かり、音を調整する一つの要素であると感じた。
続いて私が持参したいくつかのケーブルを使って聴き比べを行ったが、一番印象的であったのがNBS BLACK LAVEL 2であった。最近流行りの「品格」という言葉を使いたくなるような印象を受ける音に変わる。腰が据わっている感じを受ける。
pontaさんは「考える人」である。非常に感度の高い耳をお持ちのようで、微細な変化にすぐさま反応する。反応するので、考える。そして考えた末いろんな手段を講じる。そうして自分の目指す音に向かって着実にステップアップされているようである。
月に1回ほど行われる「音楽喫茶」、今日は日頃お世話になっている安西さんが選曲及び構成を担当されるというということで初めて参加してみた。今日のテーマは「麻薬的な音楽」。「音楽喫茶」は7時で終了。その後ビールと食事を交えての懇親会があったので、そちらにも参加。
安西さんはじめ、ishiiさんやMさん、そしてJeyさんやNaruさんもお見えになっていらしゃって、いろんなお話をお伺いできた。さらにShuksさんも懇親会から参加され一段と賑やかに。初めてお会いした方ともオーディオという共通の趣味があるので、いろんな情報をいただけた。アルコールがはいったせいもあるが、いつのまにか時計は11時近くになっていた。場所が御茶ノ水であったので、家に着いたのは日付が変わってから30分ほどたっていた。この「音楽喫茶」の様子などは明日にでもご報告します。
今日はこの「音楽喫茶」に参加する前に実は埼玉県のとある市にいたのである。午前中にpontaさんのお宅にお邪魔したためである。我が家からは車で1時間半。天候が悪かったせいか道は比較的空いていた。
pontaさんのお宅に前回お邪魔したのはどれくらい前であったであろうか、半年ぐらい前だったような気がするが・・・そのときと比べてCDトランスポートがかわり、スピーカーケーブルやラインケーブルがかわりと、システム構成が変わっていたのであるが、一番変わったと感じたのは、そのセッティングである。
随分とすっきり見通しの良いセッティングに変わった。従前はパワーアンプがリスニングポイントに対して背面を見せていたりと、視覚的にちぐはぐな印象を受けたのであるが、今日はラックに収まった機器は全てこちらを向いており、色合いもブラックで統一されていることもあり、リスニングポイントからの眺めは数段向上した。
そして聴かせていただいた音も見た目どおり、見通しの良い音場表現が素晴らしい。最初にバーバラ・ボニーを聴かせていただいたのであるが、ピアノの位置と歌い手の位置がきっちり定位していて落ち着き感がある。
また諏訪内晶子のバイオリンも、艶やかな鮮明さをたたえた美音である。その音を聴きながら、スピーカー背後にある窓のカーテンに目が止まった。「もしカーテンを開けたらガラスで音が反射するはず、どれほどの影響があるのだろう?」と内心思った私は、聴かせていただいた「モスクワの思い出」が終わったところで、カーテンを50CMほど開けさせていただき、同じ曲を聴いた。
響きが豊かになるせいか、ホールで聴いている音の質感に近くなった。私的にはこちらの方が自然で落ち着く感があるが、演奏者の立ち位置まで見えるような奥行き感のある空間表現は少しばかり後退する。一長一短というところか・・・
このカーテンの開け閉めの具合で音色や音場にかなりな影響があることが分かり、音を調整する一つの要素であると感じた。
続いて私が持参したいくつかのケーブルを使って聴き比べを行ったが、一番印象的であったのがNBS BLACK LAVEL 2であった。最近流行りの「品格」という言葉を使いたくなるような印象を受ける音に変わる。腰が据わっている感じを受ける。
pontaさんは「考える人」である。非常に感度の高い耳をお持ちのようで、微細な変化にすぐさま反応する。反応するので、考える。そして考えた末いろんな手段を講じる。そうして自分の目指す音に向かって着実にステップアップされているようである。