いよいよ2006年が終わる。今家族で見ている紅白歌合戦もあと2時間程度で終わる。そして華やかな舞台から、「ゆく年くる年」のオープニングにテレビの画面がスッと変わるのである。「ゆく年くる年」のオープニングは、多くの場合雪国の大晦日である。深々と雪が積もったなか、静かでどこか厳かな感じがする年越しの景色がながれるのである。
紅白歌合戦の華やかさと雪国の年越し風景の静けさが、好対照であり、毎年このギャップが、「今年も終わるんだな~。」としみじみした心情にしてくれる。そしてテレビから除夜の鐘が響くと同時に、我が家の近くにある円乗院からも除夜の鐘が響き始める。この家に住み始めて10年が経過したが、大晦日の過ごし方はほぼ同じである。
今年は私にとってオーディオ元年であった。それ以前からオーディオ装置は我が家にあった。しかし、従前はオーディオが「趣味」の対象になるという意味がよく分からなかった。ただデザインの良い機器を選んで応接室に他の家具との調和を崩さないよう設置し、たまにCDを聴く程度であった。オーディオは「音の出る家具」程度の存在でしかなかった。
「Sound&Life」という雑誌を以前本屋で見かけたが、そのなかに出てくる写真のようなお洒落空間の一要素としてしかオーディオ機器を捉えていなかったのである。それが、今年になってオーディオから音楽の感動を得られるような素晴らしい音を出せるのではないかという気持ちになり、オーディオにのめり込み始めた。
そして1年がたった。紆余曲折、支離滅裂、猪突猛進な1年であった。ベテランマニアの方からはおそらく「こいつ、オーディオのこと全く分かってないな・・・」と失笑をかいっぱなしであったと思われる。真実全く分かっていないのである。でもこの1年は相当濃い1年であった。そして多くのことを経験した。そういう意味ではとても意味深い1年であった。
そして私のリスニングルームのラックには、昨年の今頃には想定もしていなかったようなオーディオ機器がラックに整然と並んでいる。これらの機器と来年またいろんな体験をしてみたい。
紅白歌合戦の華やかさと雪国の年越し風景の静けさが、好対照であり、毎年このギャップが、「今年も終わるんだな~。」としみじみした心情にしてくれる。そしてテレビから除夜の鐘が響くと同時に、我が家の近くにある円乗院からも除夜の鐘が響き始める。この家に住み始めて10年が経過したが、大晦日の過ごし方はほぼ同じである。
今年は私にとってオーディオ元年であった。それ以前からオーディオ装置は我が家にあった。しかし、従前はオーディオが「趣味」の対象になるという意味がよく分からなかった。ただデザインの良い機器を選んで応接室に他の家具との調和を崩さないよう設置し、たまにCDを聴く程度であった。オーディオは「音の出る家具」程度の存在でしかなかった。
「Sound&Life」という雑誌を以前本屋で見かけたが、そのなかに出てくる写真のようなお洒落空間の一要素としてしかオーディオ機器を捉えていなかったのである。それが、今年になってオーディオから音楽の感動を得られるような素晴らしい音を出せるのではないかという気持ちになり、オーディオにのめり込み始めた。
そして1年がたった。紆余曲折、支離滅裂、猪突猛進な1年であった。ベテランマニアの方からはおそらく「こいつ、オーディオのこと全く分かってないな・・・」と失笑をかいっぱなしであったと思われる。真実全く分かっていないのである。でもこの1年は相当濃い1年であった。そして多くのことを経験した。そういう意味ではとても意味深い1年であった。
そして私のリスニングルームのラックには、昨年の今頃には想定もしていなかったようなオーディオ機器がラックに整然と並んでいる。これらの機器と来年またいろんな体験をしてみたい。