ペースを上げた。それとともに心拍数も上がっていく。体に感じる風もよりはっきりとしたものになってくる。
しばし、先頭を引いた。「このペースだと、終盤脚が持たないかな・・・」強い負荷がかかって次第に重くなっていく脚に少し不安を感じ始めていた。
その時、リーダーが先頭を変わってくれた。その背後につかせてもらった。やはり先頭を引くのは負荷がかかるものである。
ヒルクライムと言っても、このコースの場合斜度が緩いのでスピードが出る。背後に付かせてもらうと空気抵抗が減って脚は少し楽になった。
「このペースなら、最後まで脚が持つ・・・でも、終盤でぐっとペースが上がるだろうな・・・」そんなことを思いながら走った。
トンネルは残り少なくなってきた。ペースはやはり上がった。ぴたりとくっついていたいところであったが、やがてその速くなったペースについていけなくなってきた。
バトルに参加していた6台のロードバイクはやがて分断されていった。私は最後まで脚を保てるギリギリのペースで上がっていった。
最期のトンネルである中山トンネルを抜けた。ここからが踏ん張りどころである。先頭集団3名は相当前にいる。
残り3名はゴールが近づくエリアで最後のバトルを繰り広げた。私も表情を歪めながらダンシングでゴールへ向かって走った。
ゴールに設定されている駐車場に着くと、惰性で空いている駐車場の中をゆっくりと周回するように走って、ほてった脚の筋肉をクールダウンさせた。
「おつかれさま・・・」と走り終えたメンバー間で挨拶をしあった。朝のうちは曇っていた天気も晴天に変わっていた。
全員が走り終えたところで、この駐車場からさらに少し上った先にある奥多摩湖に向かった。その湖畔にロードバイクを立て掛けて、しばしの休憩タイムを過ごした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/62/6c231de4948d4e749636b191891aa698.png)
天気予報通り暖かくなった。すっかりと顔を出した太陽は、冬としては多めの陽光を降り注いでいた。その光を受けて湖面はきらきらと小刻みに揺れていた。
しばし、先頭を引いた。「このペースだと、終盤脚が持たないかな・・・」強い負荷がかかって次第に重くなっていく脚に少し不安を感じ始めていた。
その時、リーダーが先頭を変わってくれた。その背後につかせてもらった。やはり先頭を引くのは負荷がかかるものである。
ヒルクライムと言っても、このコースの場合斜度が緩いのでスピードが出る。背後に付かせてもらうと空気抵抗が減って脚は少し楽になった。
「このペースなら、最後まで脚が持つ・・・でも、終盤でぐっとペースが上がるだろうな・・・」そんなことを思いながら走った。
トンネルは残り少なくなってきた。ペースはやはり上がった。ぴたりとくっついていたいところであったが、やがてその速くなったペースについていけなくなってきた。
バトルに参加していた6台のロードバイクはやがて分断されていった。私は最後まで脚を保てるギリギリのペースで上がっていった。
最期のトンネルである中山トンネルを抜けた。ここからが踏ん張りどころである。先頭集団3名は相当前にいる。
残り3名はゴールが近づくエリアで最後のバトルを繰り広げた。私も表情を歪めながらダンシングでゴールへ向かって走った。
ゴールに設定されている駐車場に着くと、惰性で空いている駐車場の中をゆっくりと周回するように走って、ほてった脚の筋肉をクールダウンさせた。
「おつかれさま・・・」と走り終えたメンバー間で挨拶をしあった。朝のうちは曇っていた天気も晴天に変わっていた。
全員が走り終えたところで、この駐車場からさらに少し上った先にある奥多摩湖に向かった。その湖畔にロードバイクを立て掛けて、しばしの休憩タイムを過ごした。
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天気予報通り暖かくなった。すっかりと顔を出した太陽は、冬としては多めの陽光を降り注いでいた。その光を受けて湖面はきらきらと小刻みに揺れていた。