AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

624:PSD T3.5

2007年11月30日 | ノンジャンル


 PSD T3が帰ってきた。しかし、以前のT3ではない。T3.5と呼びたい気分である。まずそのスピーカーベースであるが、とても気合が入っている。厚みがすごい。重さもすごい。しかもT3がすぽっとおさまるようにT3の形なりの窪みがつけてある。

 さらにスパイクが装着されていて、前後のスパイクの長さの違いによって仰角がつけてある。ほんの少しスラントしていて、見た目的な洗練度合いもアップ。このスピーカーベースを装着するとツィーターの位置がちょうど耳の高さと一致する。この効果は相当なものである。

 私のT3は最初期のもので、その後ネットワークに変更がくわえられた。戻ってきたT3は最新式のネットワークに変更されている。この新たなネットワークも音に相当な影響度合いがあった模様である。



 新たなT3は1階のリスニングルームではなく2階の主寝室にセッティングされた。この部屋は当然普通の部屋である。広さは12畳。ベッドが二つと大きな箪笥が二つ置いてあり。部屋の中央部にアンティークのデンマーク製ソファがあり、その前にちょうどオーディオがセッティングできるスペースがあるのである。

 セッティングしてみると実にしっくりくる。佇まいが落ち着いている。駆動系は新たな意匠をまとって復活したフィンランドバーチ合板のボードにのせられ、床に置かれている。至極シンプルな構成である。無駄が全くない・・・

 そしてその音であるが、何曲が聴きながら・・・「大人の音である・・・」「オーディオ機器の介在をほとんど感じることなく音楽にすっとはいっていける。」「以前のT3は優等生的で多少それを鼻にかけているようなところがあったが、人格がワンランク上がったようだ・・・」心の中でぶつぶつとつぶやく。

 となりに座っているPSDの大山さんに感想を率直に述べると、大山さんもまったく同感といった感じで、「ひとつ突き抜けた感じがするでしょう・・・」「自然なホール感が出ますね・・」と述べられた。

 これはT3ではなくT3.5である。このスピーカーベースはオプションになるとのことであるが、はっきり言って「必需品」である。これなくしてはT3の真の実力は語れない。そういった印象を持ったのである。
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623:広い部屋

2007年11月29日 | ノンジャンル
 PSDのSWING CAPTUREの梱包を今終えたところである。思ったよりも簡単にできた。プラスドライバーのみで組み立ても、分解も短時間でできる。非常によく考えられた設計である。組み上がれば比較的コンパクトで場所はそれほどとらない。

 正面と背後から自分のスィングの映像が確認でき、プロの見本スィングと比較対照ができる優れものである。自分では自分のスィングはなかなかチェックできないもの。これはアマチュアの自宅練習に強い味方ができた喜んだのであるが、ひとつだけ欠点があった。

 機器やシステムの欠点ではない。機器はコンパクトで使いやすい。機器そのものの占有面積は小さい。しかし、スィングする人間が安全にスィングするために必要な空間がそれなりに必要なのである。

 普通の部屋ではドライバーは振れない。ロングアイアンでも無理である。ミドルアイアンでも天井が傷つく恐れがある。ウェッジを短めに持ってようやくスィングできる。我が家の場合、普通の部屋は天井高は標準の2m40cm。この高さではウェッジでもヒヤヒヤでフルスィングできない。

 我が家のリスニングルームは2m70cmと標準よりも30cm高い。なので使用できるのはこの部屋のみ。鍵がかけられるので子供が不意に入ってくることを防ぐこともできる。しかし、それほど広い部屋ではないので、SWIG CAPTUTREを使用するときはリスニングルームに置いてあるアームチェアは廊下に出す必要がある。そしてオーディオを聴くときはSWING CAPTUREを部屋の外に出し、アームチェアを元の位置に戻す。

 最初のうちは物珍しさもあり、SWIG CAPTUREを「よっこらしょ・・・」といった感じで部屋の外に出したり、中に入れたりしていたのであるが、ものぐさな私はだんだんその忙しない移動が面倒になってきたのである。

 専用に活用できる広い空間を有した部屋があればいいのであるが、我が家の現状では物理的に難しそうである。ということで残念ながらSWING CAPTUREの導入は見送ることとなった。地道に素振り専用練習器をもくもくと振るしかないようである。

 この素振り練習器、先端と中ほどにマグネット式の二つに割れるボールがついていて、良いスィング軌道で振れたときにはそのマグネットが二つとも離れて「カチ!カチ!」と音がする。その音がするか否かを確認しながら練習するものであるが、継続するにはそれなりの精神力が必要。その点、画面で確認できるSWING CAPTUREは楽しみながら継続できるという利点がある。広い部屋が欲しい・・・
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622:4ドアハードトップ

2007年11月28日 | ノンジャンル
 20年ほど前日本車の世界では、背の低い一見クーペかと見えるような流麗なスタイルのセダンが流行ったことがある。代表選手は、トヨタ カリーナEDである。クーペ並みの流線型のボディは見た目的にはカッコよく、若年層を中心によく売れたのである。

 カリーナEDが大成功したので当然他のメーカーも追随した。日産 プレセア、三菱 エメロード、マツダ ペリソナなどがこれに該当する。しかし、バブルがはじけた90年代に入ると、後席の居住性に難のあるこの手のタイプのセダンは売れ行きが激減し、やがて製造中止となってしまった。

 居住性を犠牲にしたスタイリング優先の姿勢が、実質的な価値を重視する時代の流れに完全に取り残されてしまった結果の自然な形での淘汰であった。

 電気系統のトラブルのため、愛車を修理に出すことになった。顧問先の自動車関連の会社に修理を依頼したのであるが、その会社の用意してくれた代車が、トヨタ スプリンターマリノであった。

 この車はカリーナEDに代表される4ドアハードトップのブームに乗って販売された車で15年ほど前の車である。乗り込んで気付くのは、天井の低さである。常に頭が天井につくかのようである。乗降性も当然悪い。そして後席の居住性もすこぶる悪い。

 離れてそのフォルムを見つめると、これはこれでスタイリッシュかつスポーティーで悪くはないのであるが、RV系の背の高い車が主流となってしまった現在の日本車に目が慣れてしまった現在では、かなり違和感がある。

 もう日本車ではこの手の車は出ないだろうなと思っていたが、ドイツ車で最近この手の車が出た。日本でも結構売れているようなのである。それはMercedes BenzのCLSである。確かに4ドアハードトップブーム時代の一連の日本車を思わせるフォルムである。グラスエリアが狭く屋根は流麗な曲線を優雅に描く。

 きっと居住性は良くないはず。サイズはそれなりにあるが、デザイン優先の当然の帰結として切り捨てられた実用性のため、後席に座った人は「広い!」という実感を持つことはけっしてないであろう。

 しかしこのCLS、売れ行きは好調なようで他のドイツメーカも追随する姿勢を見せている。もしかすると日本のメーカーも「夢をもう一度・・・」という感じで再度この手の車を出してくる可能性もあるのかもしれない。

 久し振りにバブルの香りのする昔なつかしい車に接して、「あ~こんな時代もあったな~」と、駆け出しのサラリーマンとしてすごしたその時代をなつかしく思い出した。
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621:ゴルフコンペ

2007年11月27日 | ノンジャンル
 明日はゴルフコンペに参加する。比較的大きなクライアントが主宰するコンペなので義理を欠くわけにはいかず、出席で返答したが、この時期は、仕事をこなしたいのが本音である。これも仕事といえば仕事なのでしょうがない。

 明日ラウンドとなれば、今晩は練習場で打ち込みをしたいところであるが、残念ながら事務所で仕事・・・結構遅くなりそうである。気休めにブログを更新しているところである。

 ここ数ヶ月左足体重スウィングに取り組んでいるところである。前回は後半のハーフが39と結構良いスコアが出て気をよくしたが、明日はどうであろうか?左足体重スウィングは、私のような技術的に未熟なものでも比較的再現可能性が高いという特徴がある。

 体重移動がないので頭がずれない。頭がずれないのでボールのミート率が上がる。ミート率が上がるからミスショットが減る。こう書くと良いことずくめのようである。確かにアイアンではほぼそのメリットを享受できるのであるが、ウッド系特にもっとも長いドライバーになるとどうしてもスウィング軌道がうまく一定しない。

 盛大に左に引っかけたりするのである。距離のないホールではティーショットでフェアウェイウッドを活用する必要がありそうである。

 ここ1週間ほど全く練習場に行っていない。しばらくボールを打っていないとやはり不安になるものである。明日はどうなることやら・・・・良い報告がブログでできるといいのであるが、明日の記事の話題がゴルフでなければ、その結果の程は察しがついてしまう。

 残念ながら、今年は2回連続で90切りというのは一回もないのである。今日はこれから遅くまで仕事の予定・・・体も疲れる・・・明日の好スコアは期待しないことにしよう。

 更新をはじめてから15分が経過したので今日はこのへんで・・・と思ったがもう一つだけ・・・今日はうれしい連絡が入った。PSDの大山さんから連絡があり、T3の修理・T3のベース作製及びフィンランドバーチ合板のボード加工が完了したので今週末にでもお持ちしますとのことであった。

 この知らせはうれしい。これらがどのような変化をもたらしてくれるのか今から検証が待ち遠しいところである。 
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620:月末

2007年11月26日 | ノンジャンル
 月末は多少気が重い。期日に追われることが多いためである。人間の心理というのは不思議なもので、概ね自分にとって都合のいい未来を想定する傾向があるような気がする。つまり、「まだ大丈夫・・・きっとどうにかなる・・・はず」とついつい思ってしまのである。

 しかし結局期日近くなってお尻に火がつきあわててしまう。税務上の期日というのは月末である。20日締めや25日締めということはなく、やはり月末締めであるので、月末には都合のいい心理状況からついつい甘やかしてしまった「つけ」をはらうこととなるのである。

 毎回のことであるのが、月末には日頃から粛々と仕事をこなすことの重要性を改めて思い知るのであるが、「喉もと過ぎれば・・・」でまた次の月の月末になってあわてるといたことをしまいがちである。

 私の場合多少そういったシチュエーションを楽しむという心理的傾向も散見される。つまり、わざと自分を多少追い込み、あせって動きまわりアドレナリンが出る状況をつくり、どうにかこうにかその状況を潜り抜けると、そのことに快感を感じるようなところもあるのである。

 あせるとへその下あたりが落ち付かないというか、すっと寒気のようなものを感じることがある。小学生の頃からたとえばテストでどうしても解けない問題を目の前にしたときなどそういった感覚に襲われるのであるが、仕事がたまり期日が迫ってきた時なども、すっと寒気をへその下辺りに感じるのである。

 オーディオの調整が上手くいかない時などもそういった感覚に襲われる時がある。たとえば明日は我が家でOFF会といったときで、よせばいいのについつい気になっていじってしまって、「どつぼ」にはまってしまった時など、「おいおい、明日なのに・・・しまった・・・」といった感じであせりまくるような時は、そういう冷や汗感覚の代表例かもしれない。気になるといじる・・・そしてあせる・・・このパターンから早く抜け出たいものである。
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